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糖尿病、心筋梗塞、早産…。歯周病が引き起こす意外な病気

悪化すれば最後は歯が抜けてしまう歯周病は、それだけでも十分恐ろしい病気ですが、ほかの全身疾患にも密接な関係があると言われています。また、歯周病になりやすい年代も存在するようです。そうした歯周病の実態について、詳しく見ていきましょう。
 
◆歯周病は40代から急激に増加する!
歯周病は、特に40歳から増加の一途をたどります。厚生労働省が実施した平成23年の歯科疾患実態調査によると、進行した歯周炎を有する人の割合は35~44歳で22.7%、45~54歳では45.2%、55~64歳では53.4%でした。40代以上の2人に1人は歯周病ということになります。20代、30代でも歯周病になる可能性はありますが、若い年代の場合は歯周病原菌の毒素に弱い遺伝的体質によるものが多いそうです。親が入れ歯を使用している人は、普段から口内を入念にケアしたほうがいいでしょう。
 
◆歯周病菌が全身に運ばれ病気が引き起こされる
歯周病の害は全身にもさまざまな悪影響を及ぼすことがわかってきました。歯周病の原因である歯周病菌やその毒素が歯肉を通じた血流に乗り全身へ運ばれたり、気管から肺へ入ってしまったりすることで別の病気を引き起こす例が報告されています。具体的な病名としては、「糖尿病」「脳卒中」「狭心症・心筋梗塞」「早産による低体重児」「誤嚥性肺炎」「骨粗鬆症」「関節炎・腎炎」…などが挙げられます。
 
これらは一見、歯周病とは関係ないように思えます。しかし動脈硬化の原因である血管壁のコブ(プラーク)、心内膜炎、肺炎の原因菌などから歯周病菌が見つかったという報告があるのです。また、糖尿病は歯周病との関係が深いと言われており、歯周病を治療することで、糖尿病に改善が見られたという報告もあるそうです。(根管治療機器)
 
【コラム】歯周病に効く食べ物がある?
歯周病によいと言われている食べ物も存在します。先日、歯周病学専門誌「Journal of Periodontology」に、「コーヒーを飲むと歯周病の予防になる可能性がある」というボストン大学の研究結果が掲載されました。1968~1998年にかけて平均年齢48歳の元軍人1152人の歯科検診データを分析したところ、コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べ歯槽骨の損失が少なかったのだそうです。コーヒーに含まれる「ポリフェノール」の抗酸化・抗炎症作用がかかわっていのではないかと言われています。(電気的根管長測定器)
 
また、広島大学大学院医歯薬学総合研究科、二川浩樹教授らのグループは、虫歯菌と歯周病菌を同時に抑制する乳酸菌「ラクトバチルス・ラムノーザスK03株」で作ったヨーグルト「8020ヨーグルト」を四国乳業と共同開発し、発売しています。同じヨーグルトでも、東京医科歯科大学の和泉雄一教授は「歯磨きの仕上げにヨーグルトで磨くことが、歯周病の予防に役立つ」としています。乳酸菌が悪玉菌の繁殖を抑制する、という考え方です。これらの食品によって歯周病を完全に防げるわけではありませんが、将来的には歯周病を予防する食品が登場するかもしれませんね。

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