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まれに死に至ることも!虫歯の放置がとても危険な理由とは?

まるで大げさなことを言っているように感じられるかもしれませんが、虫歯が原因で死に至るケースがあるのは事実なのです。なんと近年では過去3年間で58例という報告がありました。
 
たかが虫歯、されど虫歯。ここでしっかり虫歯の危険性を学んで、歯の健康がいかに体にとって大事なのかを再確認しましょう。
 
虫歯はこんなに怖い!
 
虫歯で口が開かなくなってしまうことも
 
虫歯は口腔内の細菌が歯を溶かすことから始まります。その際、死んだ細菌や細菌の産生した毒素により膿ができます。その膿が歯の中でとどまっている間が、いわゆる虫歯と呼ばれるものです。
 
患部が小さい場合には削って埋める治療をしますが、膿が歯の根元から顎の骨まで進んでしまうと、虫歯が原因で顔が腫れたり膿の味がし始めます。軽度であれば根の治療を行い、時間はかかりますが近くの歯医者さんで治療できる段階です。治療で膿が取りきれない場合には、歯を抜くこともあります。(歯科用ダイヤモンドバー)
 
また顔が腫れたり口が開かないほど重症な場合には、切って膿を出します。この時点でかなり進行していることになるので、口腔外科での治療となる場合も多く、点滴や入院が必要になることもあります。ぜひこの前段階に治療を終わらせておきたいところです。
 
虫歯がさらに悪化するとどうなるの?
 
このように顎の骨の中で膿が拡がりはじめると、顎骨の中を通る血管に膿が入ってしまうことがあります。血管は体中につながっているため、虫歯の菌が原因で全身に症状が出て発熱などがみられるようになります。この段階になると顎だけでなく全身状態の経過を注意深く見る必要があり、CTやレントゲンなどが必要になることもあります。
 
そしてこの炎症が心臓や肺に影響を与え、死に至る場合があるのです。多くの人はこの前段階で治療を受けているため虫歯が死因となることは極めてまれです。しかしつい放置してしまうと、このような悲惨な結果を生むこともあるのです。(矯正歯科用具)
 
おわりに
 
ただの虫歯だと甘く見ないで、小さな虫歯のうちに治療を受けることが大切です。早めの治療が、命を救うことにもつながるのですから。

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