虫歯の黒ずみに関すること
虫歯はミュータンス菌と呼ばれる砂糖などの糖類を好む細菌によって作られます。
ミュータンス菌が歯についた糖を糧にへばりつき、酸を排出します。この酸により歯のカルシウムイオンやリンなどのミネラルが奪われます。
脱灰と言われ、歯がザラザラになったり、歯の表面に白濁が生じます。
初期虫歯
虫歯は脱灰のステージを超えると歯の内部へ浸食します。白濁したものが次第に茶色くなり、黒い点として見られます。
奥歯の溝の部分に黒い線や点としてよく見かけます。
この段階は虫歯のレベルでいうと初期虫歯C1と言われ、特に大きく削るような治療はしません。
レントゲン照射器を撮り中まで進行していなかったらフッ素やMIペーストを塗るなどの予防歯科ケアに重きを置きます。
黒くなった虫歯や進行した虫歯
虫歯はミネラルを奪うとそれに代わって歯の成分が腐ったり、外からの色素がついたり、虫歯の酸によって酸化して黒い色に変わっていきます。
この黒ずみは歯の表層にあるエナメル質を通り越し中層の象牙質に達した時点で大きく拡大していきます。
象牙質の成分の30%はコラーゲン、つまり水分を含んでいるため酸は多く溶かしていきます。
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