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歯磨きで出血は危険信号!?女性の3人に1人は「よく血が出る」と回答

誰もが毎日欠かさないであろう歯磨き。その歯磨きの際、出血をした経験がある人は少なくないだろう。真っ白な歯磨き粉がピンク色に染まった光景。

 
一般的には、そういった出血を伴う場合は「歯周病」を疑ったほうがよいとされている。歯周病と言えば、ミドル世代以降の病気のイメージだが、実際のところはどうなのだろう?
 
 
◼︎全体では3人に1人が日頃から出血あり!
 
アンケートサイト「マインドソナー」を使って10〜50代の男女369人に聞いてみると、全体で32.2%の人が「歯を磨いたときに歯茎からよく血が出ることがある」と回答。
 
男女別では、男性30%に対して女性36%と、女性が男性より6ポイント多い結果になった。
 
 
◼︎歯周病を放置で総入れ歯!?
歯周病は中高年になるほど増えると言われ、40代以上の歯が抜ける原因の大多数が歯周病だという。
 
しかし近年、30代以下の若年層にも静かに歯周病が蔓延しつつあるらしいのだ。たしかに、アンケートをみると30代で「よく血が出る」と答えたのは37%にものぼっている。
 
ここで、歯科医師に話を聞いてみた。
 
「15年程前から若年性歯周炎や早期発症型歯周炎という、30歳以下の若年層に発症する歯周病が目立ってきています。これらは、進行スピードが早いのが特徴。そのため、早期の検診と治療が大切です。早い方では10代でも発症しますよ」(都内40代歯科医師)
 
 
まさか、10代で発症するケースもあるとは…。「歯周病=中高年の病気」のイメージを改める必要がありそうだ。もう少し医師に聞いてみると、
 
「当院では、以前に20代女性が初診で来られた際、かなり歯周炎が進行しており総入れ歯しか選択肢が無かったケースもあります。3ヶ月から半年に一回は、定期健診を受けてほしいと思いますね」(都内40代歯科医師)
 
 
20代で総入れ歯…これは驚愕だ。
 
 
◼︎女性はもっと歯に危機意識をもつべき?
 
©iStock.com/diego_cervo
 
以前しらべぇ編集部でも「親知らずを放置する女性は半数近く!身体にあらわれる危険な異変とは…」でお伝えしたが、女性の方が歯医者を嫌がる傾向があり、親知らずも放置しがちだとのデータがとれている。
 
女性の方が歯磨きの際に出血する割合が高かったのも、女性の歯への意識が低いことが関係しているのかもしれない。 気になっている女性は、思い切って歯医者に相談してみてはいかがだろうか。

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