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「白い歯」施術トラブル相次ぐ理由

歯の「ホワイトニング」をめぐり、「白くならなかった」「元の色に戻った」「歯や歯茎がしみた」といったトラブルが相次ぎ、東京都消費生活総合センターが注意喚起を行っている。

 
これらのトラブルは、なぜ起きてしまうのか。審美歯科の施術を行うデンタルクリニック「ホワイトホワイト」の石井さとこ院長に話を聞いた。
 
「歯のホワイトニングとは、専用の薬液を歯に塗布して、表面の着色有機物を分解するもの。それによって、歯の明度(白さ)を高くしていく方法です。使われる薬液は100種類以上あり、どれを使うかで効果や金額に大きな差が出てきます」(石井先生)
 
ホワイトニングの料金を調べると、1回3000円ほどから1万円以上まで幅広い。しかし、料金が安い場合は効果が低い薬液を使われている可能性があり、「白くならない」などのトラブルにつながることもあるそう。さらにこんなケースもあるという。
 
「ホワイトニング前に歯のクリーニングをきちんとしないと、いい薬液を使っても効果がありません。表面に汚れが付着したままだと薬液が浸透しないからです。施術前に入念にクリーニングをしてくれるか、そのための機材や設備が整っているか、という点がクリニックの信頼性を見極める1つのポイントです」歯科 根管治療
 
料金が安く、施術時間が短いクリニックは、クリーニングが不十分なケースもあるという。ただし、きちんとした施術を一度受けたからといって、その白さをずっと保てると思うのは、そもそも誤解があるようだ。それこそが、「色が元に戻った」というトラブルに通じていると石井先生はいう。
 
「人間の体は、変化があると元に戻ろうとします。ホワイトニングも、施術した後しばらく経つと、元に戻るのが一般的なんです。本来ホワイトニングは、定期的に繰り返すことで白さが維持されるもの。それを理解していただくことが大切ですし、その説明を事前にきちんとするクリニックは信頼できるといえるでしょう」
 
では、「歯や歯茎がしみる」というトラブルについては、どんな原因があるのだろうか。
 
「ホワイトニングの薬液を塗る前に、歯茎に保護剤を塗るのですが、しみる場合はこれがきちんと塗られていない可能性があります。ただ、保護剤がきちんと塗られていたとしても、ホワイトニングの施術をすると、歯の水分が取られてしまうので、どうしても術後1日ほどは敏感な状態になってしまいます。もともと知覚過敏や歯周病だったり、唾液が少なかったりする人は、さらに長期間しみるケースも考えられます」
 
これも、事前に説明されるかどうかが、信頼できるクリニックを見極めるポイントといえそうだ。
 
話をまとめると、あまりに低料金かつ短時間で仕上げることを謳ったクリニックには、やや慎重になったほうがよさそう。また、施術を受ける側も「ずっと白い歯でいたければ定期的に施術を受ける必要がある」「術後1日ほどは少ししみる」という認識を持っておくことが大切なようだ。

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