歯茎が下がって歯が見えるようになってきた…どうすべき?

歯のトラブルは虫歯だけとは限りません。今回は歯茎に悩む20代の男性からの相談です。歯茎が下がり、歯が見えるようになってきたという相談者に、専門家からはどのような回答が寄せられたでしょうか。 ■20代男性からの相談:「歯茎が下がり、歯が見えるようになった」 『虫歯になったことはほとんどないのですが、歯茎が薄くなっていると感じています。歯の面積が増え、下の歯の歯茎は下に下がり、上の歯の歯茎は上に上がってきています。歯磨きは朝だけで、タバコは1日10本ほど吸います。食生活は、野菜はほとんど食べずコンビニ弁当と外食がほとんどで、だいぶん偏っていると思います。歯磨きは歯茎を意識して優しく磨くようにしていますが、改善する方法はあるでしょうか。(20代・男性)』口腔内カメラ ■歯周病の可能性あり。早めに歯科を受診して検査と治療を 歯茎に腫れなどの症状があれば、歯周病の可能性があるようです。できるだけ早めに歯科を受診して検査と治療をするのがよいとの意見が寄せられました。 『歯ぐきが下がり、歯が長く見えるということですね。歯ぐきの腫れや赤み、歯みがき時の出血、口臭など、歯周病の症状はありませんか。歯周病に罹患している可能性が高いと思われます。一番よいのは、歯科医院を受診して、検査と治療、そして歯磨きや生活の指導を受けることです。(歯科衛生士)』 『歯ぐきが下がっているということは、歯を支える歯槽骨が溶けて失われているためです。最後には虫歯でもないきれいな歯がぐらぐらして抜け落ちてしまいます。食い止めるのは早ければ早いほどよいです。まだ20代で若いので治療の効果も出やすいでしょう。(歯科衛生士)』 ■禁煙し、丁寧な歯磨きを心がけて。食生活の見直しも タバコは歯周病を悪化させる原因となります。本数を減らすか、できれば禁煙するようにしましょう。偏った食生活を見直すことも効果があります。 『歯磨きは朝だけということですが、丁寧にできていますか。1日1回でもかまいませんが、徹底的に磨けていることが条件です。(歯科衛生士) 『タバコや栄養の偏りは、歯周病を悪化させる大きな要因の一つです。減煙・禁煙、そしてタンパク質やビタミンB、C、Dの摂取に心がけてください。(歯科衛生士)』 歯茎が下がり、腫れているようであれば、歯周病の可能性があります。放っておくと健康な歯まで抜け落ちてしまう可能性もありますから、できるだけ早めに歯科で検査をし、治療を始めましょう。タバコや偏った食事は歯周病を悪化させます。禁煙を心がけ、食生活を見直しましょう。
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美容家が教える「40過ぎても歯並びを直すべき」理由3つ

顔のシミやくすみ、ボディの乾燥など、エイジング世代の美容に関する悩みはつきませんよね。中でも意外と見過ごしがちなのが、歯のケア。美しい笑顔の印象は、白くて健康な歯が決め手です。口元の印象を左右する以外にも、美容健康に影響があることをご存知ですか? 今回は「歯の健康」に気を配るべき理由を3つ挙げてみましょう。 ■「噛み合わせ」で顔の形は変わる 歯の噛み合わせが悪いと、顎に無理がかかったり、片側だけで物を噛まざるを得ない状況になります。すると、顔の筋肉バランスが崩れて、見た目に大きな歪みが出てしまうのです。これは女性にとって大きなマイナスポイント! 歯医者さんでしっかり噛み合わせをチェックしてもらいましょう。 ■美しい人は「クリーニング」に通っている 歯石や固まった食べカスは、プロのクリーニングでしか落とせません。放っておくと、歯茎から出血したり、冷たいものがしみたり、痛みが出たり、ひどくなると歯が抜け落ちてしまうことも。3ヶ月に一度はしっかりクリーニングしてもらい、自分の歯をできるだけ長く残して、若々しい印象を保てるといいですよね。生体情報モニタ ■歯の健康は「健康寿命」を左右する 定期的に歯医者に通っている人は長寿である、という説があります。しかも介護などが必要ない「健康寿命」が延びるとも考えられています。そう思うと、歯のケアはいくつから始めても遅すぎることはありませんよね。見た目の美しさが、その人の健康度と比例する好例と言えます。かかりつけの歯医者さんを見つけておくのもいいかもしれません。 40歳で歯並びを治すのは遅い、歯医者に通うのは年老いた証拠、そんな風に思っていたらそれは大きな間違い。歯の健康はその人の美しさと比例するといっても過言ではありません。まだの方はすぐにケアを始めてみて!
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歯みがき代わりになる? 「マウスウォッシュ」の効果と選び方

【女性からのご相談】 最近何となく口臭が気になっています。マウスウォッシュを使ってみようと思っているんですが、どのくらい効果があるものなんでしょうか。 ●A. あくまで補助的な使用を! 正しいマウスウォッシュの使い方をご紹介します。 こんにちは、ご相談ありがとうございます! 歯科衛生士の鈴木ハナコです。 口臭予防にマウスウォッシュ(洗口剤)を利用している方は実に多いと思います。 しかし、口臭にはさまざまな原因があるのでその根源をたたかないことには改善が期待できません。 特にプラーク(歯垢)を除去できていない場合はいくらマウスウォッシュ(洗口剤)を使っても効果が半減してしまいます。 今回はマウスウォッシュ(洗口剤)に焦点を絞ってその働きや選び方をご説明します。 ●要注意! マウスウォッシュ(洗口剤)は歯磨きの代わりになりません! 患者さんに接するときにとても良く聞くのが”歯磨きのかわりにマウスウォッシュを使っています”というお話。 「朝歯を磨く時間がなくて、マウスウォッシュで済ませてきました」 「夜歯を磨くのが面倒なときは代わりにマウスウォッシュを使っています」 など、今までいろいろな方から聞きましたが、実はマウスウォッシュだけでは歯磨きの代わりにはならない んです。 やはり歯ブラシを使ってしっかりと歯磨きをしないとプラーク(歯垢)は除去できません。 また、歯磨きでプラークを除去していない状態でマウスウォッシュを使用しても、汚れの上をなでているような状態になってしまい、マウスウォッシュ本来の力が発揮できません。 ぜひ、歯磨き+マウスウォッシュ をセットとして考えて使ってくださいね。 ●いっぱいあるけど何が違うの? マウスウォッシュの種類 マウスウォッシュは水歯磨きとも呼ばれ、種類や効能も多種多様です。 しかし、どの商品も含まれる成分は似たようなものでアルコールを主体としてハッカ油や香料、色素、グリセリンの他、抗菌効果のある薬品が中心となっています。 グルコン酸クロルヘキシジン やポピドンヨード などを使用しているものは、歯周病菌の殺菌効果が期待でき、歯科医院で使用されている洗口剤にもこれらの成分が含まれています。 買う前にこれらの成分が含まれているかをチェックしてみるのもおすすめです。 ●痛い・辛い、にご注意を。マウスウォッシュの選び方…
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いくらケアしても消えない口臭。匂いでわかるその原因とは?

朝の通勤電車や何気ない会話の際、自分や他人の口臭が気になったことはありませんか。最近はみんな、口臭予防のためにオーラルケアはしているはずなのに‥‥、これはなぜなのでしょうか。医療ライターは次のように語ります。 「口臭は、約9割が口腔内、つまり口の中トラブルです。でも先日、ある内科医に取材をした時に残り1割の原因のひとつに、慢性胃炎があると言っていました」 口臭を発生させるのは、ほとんどが虫歯や歯肉炎、みがき残しの食べかすだそうです。でも胃炎が原因だなんて、あまり聞いたことがありませんよね。超音波クリーナー 「慢性胃炎になると胃の機能が低下して食物が消化されにくくなり、停滞したまま発酵することがあるそうです。その時に発生した臭いが肺に入って息と一緒に吐き出され、口臭となるそうです。また、胃酸過多になっても、それが食道方向に逆流して、臭いの原因になることもあるそうです」(前出・医療ライター) 慢性胃炎が原因の口臭は硫黄に似た卵が腐ったような臭い、胃酸の逆流の場合は、腐敗臭の中に少し酸っぱい臭いが混ざっているそうです。また、お酒をたくさん飲んだあくる日の朝も胃が弱って、アルコール臭と一緒に口臭も発生することがあるそうです。 もし、歯磨きや口内洗浄剤などでしっかりケアしているのに口臭が気になる人は、自分とまわりにいる人たちのためにも、一度、医師の診察を受けてみるといいかもしれませんね。
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子供が虫歯予防に必要不可欠!子供の「歯の教育」って?

子供の時の教育が歯の一生を左右する 虫歯や歯周病がない健康な口は、誰もが望むことですが、実際には大人になっても虫歯が1本もない人もいれば、たくさん虫歯を作ってしまい、口の中が詰め物だらけという人もいます。その人が虫歯になりやすいかどうかには、さまざまな要因がありますが、子供だった頃に親から受けた歯に対する考え方や、子供への歯の教育の仕方の違いも大きな要因です。 事実、子供の時に親から受けた歯に対する教育方針の違いは、その人の歯の一生を左右すると言っても過言ではないほどの影響があります。 歯は一生の宝物 子供が虫歯にならないためにするべき子育てで、基本となるのは、歯は一生使う大切な宝物という考えを子供へ伝えることです。虫歯になったら歯科医院で治せばいいと思っている人も多いのですが、歯は一度虫歯になると、自然に治ることはありません。また、いくら虫歯を削って詰め物をしても、歯が元の状態に戻ったわけではなく、詰め物の隙間から虫歯が再発して、さらに詰め物が大きくなってしまうことも多く、最終的には歯の寿命を短くしてしまいます。 ですので、子供に伝える一番大切なことは、歯は一度虫歯にしてしまうと、決して元には戻らないので、「一生使う宝物として大切にする」必要があるということです。 乳歯が虫歯になると大人の歯も虫歯のリスクが高くなる? 乳歯は抜けてしまうので、虫歯にしても大丈夫と思っている親御さんも多いのですが、乳歯を虫歯にしてしまうと、その後に生えてくる大人の永久歯も虫歯になる確率が高くなるといわれています。ですので、乳歯の時から虫歯を作らないように、毎日の歯磨きなど、親がしっかりとしたデンタルケアを子供のために行うことがとても大切です。 具体的には、歯磨きが自分ではできない乳幼児の時には、親が歯磨きやデンタルフロスをしてあげるのはもちろんですが、幼稚園児や小学生になって、自分で歯磨きができる年齢になっても、必ず仕上げ磨きやデンタルフロスをしてあげることがとても大事なポイントです。 「なにか食べたら歯磨きをする」習慣付けを 朝晩の歯磨きはもちろんですが、子供には、とにかくなにか食べたら歯磨きをする習慣を付けましょう。そのためには、親も子供と一緒に歯磨きをすることが重要です。子供は親の鏡といわれるように、子供は親の行動をよく見ていて、真似をするものです。子供には歯磨きをするように言っているのに、自分が実践しないのでは、子供の歯磨きの習慣付けをすることはできません。 おやつの時間と内容にも気をつける 毎日のおやつは必ず決まった時間に与えましょう。大人にも多いのですが、お菓子などを食べながら他のことをするダラダラ食べをすると、食べ物で口の中が長時間酸性の状態になってしまうため、虫歯になるリスクが高くなってしまいます。ですから、おやつは1日の中で決まった時間に短時間で食べられる物を与え、おやつを食べた後には、歯磨きをする習慣を付けましょう。また、おやつは甘い物と決まっているわけではありません。 歯や口の中に長時間残るような、クッキー、ケーキ、キャラメル、ヌガーなどの甘いお菓子は、やはり口の中を長い時間酸性にしてしまいますので、なるべく果物や煎餅などの口の中に残らない、糖分が少ないおやつを与えるようにしましょう。 定期的に歯科医院へ行く習慣を付ける 多くの人が、歯科医院は歯が痛くなった時に、治療をするために行く場所と思っているかもしれません。でも、歯科医院は、虫歯にしないために検診や予防のために行く場所でもあります。子供の時に虫歯の治療で歯科医院へ行って、怖かったり痛かったりしたことで、歯科医院はできるだけ行きたくない場所と思ってしまっている人も多いと思います。歯科機器通販 しかし、子供の時から歯の検診や虫歯の予防で定期的に歯科医院へ受診していると、歯のクリーニングや歯磨き指導などは、むしろ気持ちよいこと、楽しいことと感じるため、大人になっても歯科医院へ行くことに抵抗がなくなります。また、子供の時から歯科医院へ定期的に行っていれば、歯並びや噛み合わせなど、将来虫歯や歯周病になるリスクをこと前に指摘して
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グラグラになった乳歯の抜き方

はじめに お子さんの乳歯がグラグラで痛くて食事ができないときに、どうしたら良いかというご相談をよくいただきます。歯科医院に来ていただくのが一番良いのですが、乳歯は20本ありますからあまり何度もご来院いただくのも大変です。そこで今回は乳歯を抜いてもいいかどうかの判断基準と抜き方をご説明します。 この乳歯は抜いてもいい? ー 表:乳歯から永久歯への生え替わりの時期 (photo by 著者)ー ・まずは上の表をご覧ください。歯の生え替わりの時期の一覧表です。お子さんの年齢がグラグラした歯の生え替わり時期に達していることが第一条件です。もしも11〜12歳で生え替わる歯が7歳や8歳で抜けそうな場合は歯周病その他の病気の可能性がありますので、歯科を受診してください。 ・第二の条件は乳歯が軽く引っ張っただけで抜けそうであることです。強く引かないと抜けないような歯はまだ生え替わりの準備ができていないのかもしれません。乳歯が揺れて痛むが抜けそうにない場合も、無理に抜かずに歯科を受診してください。 グラグラになった乳歯の抜き方 ①ガーゼで乳歯を包む ②乳歯をつまんで真上(真下)に引く ③出血が止まるまでガーゼで圧迫する 抜いた後に乳歯の根の欠片が残った、抜いても腫れや痛みが続くような場合は歯科を受診してください。歯科 口腔内カメラ まとめ 乳歯を抜いた後、生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすいので、お子さんを定期的にお近くの歯科医院に連れて行き、健診と歯みがき指導・フッ素塗布などの予防処置を受けさせてあげてくださいね。
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肥満や肩こりの原因にも!? 「悪い歯並び」が健康に影響すると判明

自分の顔を鏡で見る時、歯をじっくり見ることはありますか? “歯並び”はきれいですか? 特に噛むことや話すことに支障がないから、少しくらい歯並びが悪くても気にしない人もいます。 しかし、歯並びが悪いまま放置していると美容にも健康にも悪影響を及ぼします。そこで今回は、管理栄養士で美容カウンセラーの筆者が、歯並びと健康・美容についてご紹介します。 ■歯並びが悪いのは遺伝だけではない? 歯並びが悪いのは“遺伝”のせい、仕方ないと思っていませんか? 原因の1つに遺伝もありますが、実はその他にも理由はあります。 それは、“食生活”。歯の土台となる歯茎は、顎がしっかり発達しないと、歯茎の面積も小さくなってきます。そのことによって、歯が歯茎に収まらず、歯並びが悪くなる結果に。 赤ちゃんのころに指をしゃぶる癖が長かった人や、おしゃぶりが手放せなかった人は上顎前突症、いわゆる出っ歯になります。成長してから歯ぎしりする癖があると、それも歯並びを悪くする原因になります。 ■子どもが大好きなメニューが歯並びを悪くする 柔らかいものばかりを食べていると、顎の発達が悪くなり、歯茎、そして歯並びに影響を及ぼします。多くの子どもが好きなメニューのハンバーグやオムライス、カレーなどは、あまり噛まずに食べられるもの。 刻んだ人参やごぼう、きゅうりやピーマンなどを混ぜ込んだり、付け合せにするのも顎を使う機会を増やします。主食を白米ではなく玄米にするだけでも、固いものも食べる習慣になります。 ■悪い歯並びが及ぼす影響とは? ではなぜ、歯並びが悪いといけないのでしょうか。これは見た目だけでなく、特に顎や消化器官に影響を及ぼします。 歯並びが悪いとよく噛むことが難しくなり、食べものをよく噛まずに飲み込むので、消化不良や肥満になる傾向があります。肥満から糖尿病や高血圧などの病気に進行することさえあります。 また、歯並びが影響して顎から首へと歪みが広がり、最終的には身体全体を歪ませてしまい、頭痛や肩こり、首や腰の痛み、視力低下や耳鳴りなど、日常生活に支障をきたしやすくなります。 以上、歯並びと健康・美容についてご紹介しましたが、いかがでしたか? 赤ちゃんのころから注意したい歯並び。しかし、どうしても歯並びが悪くなってしまった人は、高額ではありますが歯列矯正という方法もあります。歯科矯正器具将来、膨大な医療費になるリスクを避け、今のうちに、歯医者さんで相談してみるといいですね。
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歯をキレイに保つたった3つの習慣

髪型や服装など、人の印象を決める要因には様々なものがありますが、大きな位置を占めているのが「歯」です。芸能人の方を例にとるとわかりやすいのですが、歯列矯正や歯のホワイトニングで、ワンランクアップした美しさを感じることができます。逆に、歯のお手入れが行き届いておらず、黄ばんだりくすんだりしていることで、老けた印象が助長されることがあります。 人と話したり、笑ったりするときによく見えてしまう歯。歯が健康で美しいことは、人に与える印象への影響がとても大きいのです。今回は、普段の歯磨き習慣にプラスして行ってほしい、3つのことをご紹介します。 1.朝起きたらまず口をすすぐ 寝る前に歯磨きをしているし、朝ご飯は食べる前なら、朝一番は最も歯がきれいなはず…。そんな印象を持っている人がいるようですが、実は、睡眠中は、口内の菌の繁殖が最も活発になるのです。そのため、雑菌などで一番歯が「汚い」状態なのは朝なのです。忙しいからといって歯磨きをさぼったり、時には朝ご飯も食べずそのままの状態で家を出たりしていませんか? こうした習慣は、歯を痛ませるだけでなく口臭の原因にもなります。朝起きたら、まず口をすすぐことだけは忘れず行うようにしましょう。 2.ながら歯磨きをやめよう 時間がもったいないからといって、テレビを見たりお風呂に入ったりしながらだらだらと歯を磨いていませんか? そんな習慣がついている人は要注意です。人は同時に2つ以上の動作をしようとすると、無意識のうちに両方が乱雑になってしまいます。歯は、強く磨くとエナメル質が削れてしまい、悪い状態になってしまう可能性があります。そのため、歯を磨くときは優しく軽く、1本ずつ丁寧に磨くのがいいのですが、「ながら歯磨き」をすると、微妙な手加減ができず、ついゴシゴシ強く磨きがちになってしまいます。歯を磨くときは「集中して丁寧に」を心がけましょう。 3.噛む習慣を大切にする 歯を健康に保つのに重要なのは、歯磨きの習慣だけではありません。実は唾液の分泌も重要な要素の一つなのです。唾液は、口内を浄化したり抗菌したりする作用があるうえに、虫歯菌が生んだ酸を中和する作用や、歯のエナメル質を修復する作用があります。更には、免疫力を高めたり活性酸素を消したりして、老化を防止してくれる作用があるともいわれています。この唾液の分泌量は、加齢とともに減ってしまいます。高圧蒸気滅菌器 そこでおすすめしたいのが、ガムを噛むこと。キシリトール入りなど、口内に酸を作りにくいタイプのガムを選び、20回程度を目安に、左右交互に同じ回数ずつ噛みましょう。5~10分行うと唾液の分泌が活発になります。食事前にこれを行うことで、満腹感を得やすくなりダイエットにもなります。 キレイな歯を保つことは重要なことです。そして、その方法は決して難しいものではありません。毎日の生活の中に無理なく「歯を大切にする習慣」を取り入れて、歯からアンチエイジングしていきましょう!
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気になる口臭…定期的に歯医者に通ったほうがよい?

年齢を重ねるにつれ気になってくる口臭ですが、喫煙者の場合はなおさら感じるかもしれません。治療がなくても歯医者へは定期的に通ったほうがよいのか 、歯の汚れを削られてしまうのではないか ?という相談ですが、実際はどのようにクリーニングを行うのでしょうか。 40代男性からの相談 :「歯をクリーニングする頻度が知りたい」 口臭と歯の黄ばみが気になる喫煙者です。歯間の汚れか舌の汚れなのか、自分でもわかる程口が臭うときがあります。普段、歯医者には行かないのですが、定期的にクリーニングに通った方がよいのでしょうか?その場合、毎月1回程度で大丈夫ですか?歯を削るのであまりクリーニングはしないほうがよいと聞いたことがあるのですが、実際のところはどういう器具でどのような方法なのか知りたいです。(40代・男性) 歯のクリーニング方法 クリーニングは歯を削っているのではなく、歯石をはがしているとのこと。健康的な歯を保ち、口臭を軽減させるためにも定期的な歯医者通いは必要です。 定期的にクリーニングに通うというのは非常によい方法です。クリーニングで歯が削られることはありません。歯石を取る際には超音波と水を使ってはがし取るため、音こそ大きいですが、歯を削っているわけではありません。(歯科衛生士) PMTCといって、回転する小さなブラシや、やわらかいゴムのカップやチップに研磨剤入りのペーストをつけ、歯の表面をツルツルに磨きます。同時にセルフケアの仕方を指導してもらえるため、普段からの口臭軽減につながります。(歯科衛生士) 月1回でもよいと思いますが、汚れのつき方は個人差があるため、担当の歯科医師や歯科衛生士に尋ねるのがよいでしょう。(歯科衛生士) 歯の汚れだけでなく歯周病や唾液不足も口臭の原因 口臭の原因となる歯周病や唾液不足の起こりやすい喫煙は、臭いの強くなる傾向があります。ホワイトニング機器 口臭の原因としては、歯や舌の汚れに加え、歯周病や虫歯、唾液の不足などが挙げられます。喫煙はいわゆる「タバコくささ」だけでなく、歯周病が進行しやすくい上に唾液も減少するため、独特の強烈な口臭を引き起こしがちです。(歯科衛生士) 歯のクリーニングは汚れをはがして表面を磨くもので、歯を削っているわけではありません。口臭予防のためにも、定期的にクリーニングをしてもらうことをおすすめします。
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歯磨きしても口が臭い…喫煙と口臭は関係あるのか?

毎食後きちんと歯を磨いていても、なぜか消えない口臭。このような悩みを持つ人は、もしかするとタバコと関係があるかもしれません。喫煙の習慣は口臭に影響があるのか、あるとすれば、どのような理由で口臭が発生するのでしょうか。 ■30代男性からの相談:「妻から口が臭いと指摘されたが、タバコが原因か?」 『最近、妻に口臭についてよく指摘され、自分ではあまりわかりませんが、指摘されるということは結構ひどいのではないかと思っています。私はタバコを吸い始めて約7年ですが、タバコと口臭は関係あるのでしょうか。歯磨きは毎食後欠かさずしていますが、歯茎の色が変色しているため、それが原因ではないかと思っています。タバコが原因での口臭であれば、タバコを控えるか禁煙しようと考えていますが、どうでしょうか。 (30代・男性)』 ■タバコと口臭は大いに関係あり タバコと口臭の関係性は深く、口がヤニ臭くなるだけではないようです。唾液の減少や胃腸機能の低下、歯周病や歯槽膿漏になりやすいなど様々な影響を及ぼし、これらが口臭の原因となるようです。歯科用高圧蒸気滅菌器 『唾液は天然の抗菌洗浄液の役割を果たし、悪臭を出す口腔内細菌の繁殖を抑える働きがありますが、喫煙により唾液が減ると細菌が増え口臭がきつくなります。また喫煙は歯周病を悪化させます。免疫力が低下して歯周病菌との戦いに勝てず、歯周組織に炎症が起こって浸出液や血や膿が出ます。このため歯周病には独特の口臭があり、悪化すればするほど口臭もきつくなります。(歯科衛生士)』 『タバコと口臭との関係はあります。喫煙していると歯槽膿漏になりやすく、それが原因で口臭が出てしまうことがあるからです。今ある情報だけで、喫煙が口臭の原因だと確定することは難しいですが、喫煙も口臭の原因の一つであることは間違いありません。(看護師)』 『喫煙は、胃腸を始め肝臓や腎臓の健康を損なうことがあり、そうすると口臭の原因になり得ます。喫煙者自身は嗅覚が麻痺してわからないようですが、私の場合、エレベーターで一緒になるだけで「この人はヘビースモーカーで歯周病」とわかることもあります。禁煙と同時に、歯科での歯周病治療を検討してください。(歯科衛生士)』 『口臭の原因は歯垢の磨き残し、頻回の歯磨き、舌苔、胃腸障害、肝機能障害などが挙げられ、色々な可能性があるため禁煙だけでは改善しないケースもあります。該当することがあれば、その原因を少しずつでも除去していきましょう。(看護師)』 ■歯茎の血行不良が起こり、発色が悪くなることも 喫煙により歯茎の血流が不足し、それが原因で歯茎の色が悪くなっている可能性もあると、看護師さんは説明しています。 『歯茎の色の変色についてですが、恐らくはピンク色ではない、ちょっと黒ずんだような感じの変化でしょうか。喫煙により歯茎の血管が狭くなり、血流が悪くなっていることが考えられます。しかし、もちろん歯茎の変色は喫煙以外に原因がある場合もあります。(看護師)』 現在の口臭の原因がタバコであると断定はできませんが、一般的にタバコと口臭は大きく関係するようです。できれば本数を減らすなどして様子を見て、それでも変化がなければ一度、歯科を受診して歯周病検査などをされてはいかがでしょうか。
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