マツコが受けた歯茎の移植手術 そのやり方と費用とは?

加齢とともに筋肉が衰えていくように、歯茎の歯肉量も徐々に減っていく。会話時、人の視線は自然と口元にいくものだけに、“歯茎問題”は放っておけず、アラフォー世代以上の女性にとって大きな悩みとなっている。 そんななか、昨年末、『5時に夢中!』(TOKYO MX)での、マツコ・デラックス(43才)の発言がおおいに話題になっている。マツコは年末年始、歯茎の移植手術を受けたのだという。芸能関係者が語る。 「もともとマツコさんは歯並びを気にして歯医者さんに通っていたんですが、歯茎の減少を指摘されたそうです。実は、奥の歯茎はすでに移植手術を経験済み。それで奥がきれいになったら、前のほうも気になってきた。でも、前の歯茎の手術ってなるとやっぱり目立つから、年末年始の休みに、となったそうです」スリーウェイシリンジ 歯茎移植…なんだか、おどろおどろしい言葉だけど、それってどういう手術なの? マツコが言う「歯茎の移植」は、「遊離歯肉移植術」のこと。手術は1回約2時間。局部麻酔をした後、上あごの歯肉を採取して歯茎が減少している部位に移植する。移植後1週間ほど状態を見て、抜糸をして完成。移植した歯肉は数か月後にはしっかりとした歯茎として定着し、歯磨きも難なく行えるようになるという。 東京医科歯科大学非常勤講師で医療ジャーナリストの宇山恵子さんが説明する。 「以前から行われている再生医療のひとつで、安全性も確保されています。もともとはインプラント治療の際、土台になる歯茎の歯肉が足りない時に歯茎の移植がされてきました。保険適用されている治療法なので、費用の相場は5万~10万円程度です」
Continue Reading

歯ブラシの細菌の数は便器の80倍以上?

貴方の歯ブラシは大丈夫ですか? 毎日の歯磨きに使っている歯ブラシ。皆さんは歯ブラシの細菌数の多さを知っていますか? 一度使うだけで細菌の数は『便器と同じくらいの最近の数』と言われています。台湾の某大学の調べによると3週間ほど使用した歯ブラシは、100万以上生息していたというのです。 ちなみに100万以上というのは、便器の中にある水の約80倍ほどの数だそうです。 この中にも大量の細菌が?? こんな歯ブラシが細菌の温床になってしまわないように注意すべきことがあります。 1、歯磨きが終わったら、濡れたままにしておかない 口腔内にあった細菌がくっついてしまった歯ブラシを濡れたままにしておくと、細菌が繁殖しやくすなってしまいます。使い終わったら乾燥させておくと良いでしょうdentalzz 2、歯ブラシを置いておく場所は綺麗に コップや歯ブラシホルダーなどの歯ブラシを立てておく場所も清潔にしておかないと、そこから歯ブラシにくっついて繁殖していく可能性があるようです。ここは意外と盲点だったかもしれませんね。 3、お風呂やトイレなどに置きっぱなしにしない 前述にあったように、濡らしたままでも保管場所が汚くてもいけません。トイレには空気中に細菌が飛び散っていたりしており、そこから付着して繁殖してしまう可能性があります。 これらを守っても、完璧には防ぐ事は出来ません。最低でも3ヶ月に1回は歯ブラシを交換することをおすすめします。
Continue Reading

40歳で自分の歯を1本も失っていない人の割合【歯科情報】

40代が分かれ道? 厚生労働省は、歯や口の中の健康状態について10年後の平成34年度の目標を現在よりも大幅に引き上げることにしている。歯科診療ユニット 80歳で自分の歯を20本以上残す「8020」の目標については達成者の割合を現在の「25%」から2倍の「50%」とする。 また、40歳で自分の歯を1本も失っていない人の割合を現在の「54%」から「75%」まで引き上げる方針。 また、子どもの虫歯については、「12歳での虫歯の数が平均1本未満」という目標を達成する都道府県単位の自治体の数を現在の「7」から10年後には「31」に増やし、地域格差をできるだけなくしたいとしている。
Continue Reading

歯の再石灰化について【歯の知識】

歯(表面)の成分、特徴 歯の表面(歯冠)はエナメル質に覆われています。このエナメル質は化学的にも非常に安定している物質であり、人の体の中で最高の強度を誇っています。 その成分の97%はハイドロキシ アパタイト(水酸化リン灰石)と呼ばれるもので、化学式ではCa10(PO4)6(OH)2と表されます。 再石灰化とは 口腔内にいる細菌は、歯についた食物の残り(歯垢)などを摂取して分解して酸を排出します。その酸が歯を脱灰させてしまうのですが、唾液は歯垢内のpHを上昇させて中性に保ち、ミネラル(Ca2とHPO42-)の溶出を抑えることにより脱灰の反応を抑えます。唾液由来のミネラルと溶出したミネラルの濃度が高まると修復する反応が逆に進むのですが、この反応が再石灰化と呼ばれるものです。 ちなみにこの石灰化は外部からのカルシウムではなく、唾液に含まれる『カルシウムやミネラル』で起こります。 脱灰反応で失われたミネラルが修復されれば何の問題もないのです。 どうしたら虫歯になるのか 細菌の酸の排出によりpHが低下(酸性になる)するとエナメル質からカルシウムとリン酸が失われてしまい、そのような状態になるとエナメル質は脱灰してしまいます。 そうならないように口腔内では上記にあるように『再石灰化』して歯を守っています。このバランスが保たれていれば良いのですが、脱灰と再石灰化のバランスが崩れ、再石灰化が追いつかなくなると脱灰が進んでしまい虫歯になってしまうのです。 ですから虫歯にならないよう健康保持をするためには再石灰化反応を促進すればよいわけです。つまり「水素イオン濃度を下げること」が重要と考えられるわけです。そのためには、菌類による水素イオンの生成を抑える、唾液などを供給して水素イオン濃度を下げることが必要であるということです。 虫歯が再石灰化で治るのか? 虫歯になったとしても『初期の虫歯』であったら、むやみに削らずにフッ素やリカルデント、やキシリトールを使用したり、唾液の分泌をよくするなどして再石灰化を促す努力をすれば、虫歯の進行を止め元の状態に回復させることができます。 再石灰化の素晴らしい点は溶かされた歯の表面のエナメル質を、ただ元に戻すのではなく、結晶構造を変化させて、溶ける前の歯よりも硬くて虫歯に強いエナメル質に変化させるということです。 再石灰化により、ドンドン強い歯が作られていきます。ホントに人の歯というのは凄いですね。だからといって、自然に治る虫歯は初期の場合です。虫歯になったら歯医者さんに必ず行って下さい。口腔洗浄器 何故就寝時に虫歯になりやすいか 上記にあったように再石灰化は唾液によって促進されます。というより唾液が主役です。その唾液は就寝時には分泌される量が減ってしまいます。ですから再石灰化がされにくくなり、脱灰と再石灰化のバランスが崩れてしまい、虫歯になってしまうというわけです。 ですから就寝前の歯磨きを入念にして、脱灰しないような口腔内の環境を作ることが重要なのです。
Continue Reading

歯が生えてなくても?赤ちゃん・幼児の歯ぎしりのメカニズム

小さな赤ちゃんが、歯ぎしりをするのはどうしてなのでしょうか?今回は、その理由とメカニズムをお話していきます。 赤ちゃんでも歯ぎしりするの? 赤ちゃんが歯ぎしりをしているのを見ると、親御さんとしては、「放っておいても大丈夫だろうか」と、心配になってしまうかもしれません。でも、歯が生え始めた赤ちゃんの歯ぎしりは、生理現象なので、心配する必要はありません。もちろん、まったく歯ぎしりをしない子もいますが、10人のうち1〜2人は、歯ぎしりをするといわれています。マイクロモーター 赤ちゃんの歯ぎしりは、乳歯が生え始める生後6か月頃から始まりますが、乳歯が生えそろう頃になれば、自然に治まるとされています。 赤ちゃんの歯ぎしりで乳歯は大丈夫? 歯というのは、ただ生えてくるだけでは機能せず、上下の歯が噛み合うことで、食べ物を噛み切ったり、噛み砕いたり、すり潰したりすることによって機能します。しかし、歯が生え始めたばかりの赤ちゃんには、どうやって歯を使えばいいのかがわかりません。そこで赤ちゃんは、歯ぎしりをすることで、歯の使い方を練習しているという説があります。 また、赤ちゃんは歯ぎしりをすることで、もっとも心地よい噛み合わせの場所を探しながら、あごの位置を調節したり、これから生えてくる歯の位置を決めたりもしています。 大人の歯ぎしりには、ストレスが関係していると考えられていますが、赤ちゃんの場合は、そういった心の問題とも関係がないといえるでしょう。 赤ちゃんの歯ぎしりの対処法 このように、赤ちゃんの歯ぎしりは、成長過程に必要なものなので、基本的には心配しなくても大丈夫です。しかし、乳歯が生えそろった後にも歯ぎしりが続くようなら、歯科医に相談しましょう。 中には、歯がすり減ったり、歯やあごの関節に痛みが出たりする子もおり、そういった場合は、治療が行われます。また、まれにではありますが、歯ぎしりの原因が、胃液が胃から逆流する「胃食道逆流症」というケースもあるので注意しましょう。
Continue Reading

歯磨きと舌磨きでインフル予防 効果的な方法とは

この冬もインフルエンザが大流行。患者数は、2月中旬時点で約205万人。過去10年で2番目の多さにまでふくれ上がっている。 うがい・手洗いを徹底し、外出のときにはマスクをつけて…。こういった予防ももちろん重要だが、あまり知られていないわりに、かなり有効な方法がある。それは、歯磨きや舌磨きだ。 正しく実践すれば、インフルエンザになる確率がなんと10分の1にまで減るというデータもある。20~30分おきにしないとウイルスの侵入は防げない、といわれるうがいに比べ、殺菌効果は高い。 なぜ、歯や舌を磨くことが、予防につながるのか。横浜市・とつかグリーン歯科医院院長の渡辺秀司さんが言う。 「インフルエンザは口から感染するので、口の中の菌をきちんと取り除くことが必要なんです。さらに、口の中のケアをすると免疫力が上がるので、感染しにくくなります」 歯だけでなく舌も磨くのは、そこに菌がくっつきやすいからだ。 「舌には味を感じる味蕾という部分があります。でこぼこしていて、ここに菌がつくと、ゆすいだり薬を使ったりしただけでは取れにくい。だからブラッシングが必要なのです。食べ物のカスから発生するプロテアーゼという酵素が口の中に多くあると、ウイルスは増殖しやすい。歯模型ですから、舌も磨いて、できるだけ取った方がいいんです」(渡辺さん・以下「」内全て同) では、どうやったら菌や菌の温床を効果的に取り除けるのか。 歯磨きの場合は、“ふつう”タイプでは硬すぎるので、柔らかめの歯ブラシを使うとよい。毛先を使って縦に数回、掻き出す感じで磨くのがポイントだ。また舌磨きはこうだ。 「舌磨き専用のブラシか、“ウルトラソフト”と呼ばれるような、とても柔らかいタイプの歯ブラシで舌をまんべんなく、消しゴムでこする感じで2、3回往復すればいいでしょう。力を入れすぎて傷つけないようにしてください。刺激の強い歯磨き粉などは味蕾を傷つけるので、使わない方がいいでしょう」 さらに渡辺さんは、歯茎のマッサージもすすめる。 「こちらも消しゴムでこするような感覚で、頬と歯茎の境のV字型になっているところを軽くマッサージします。こうすることで菌を取り除けるし、血流がよくなって口の中が強くなります」 磨くタイミングはまず、帰宅後。 「この場合は、舌や歯を磨く前に、必ず手を洗ってから。そうしないと、手についていたウイルスが口に入ってしまいます」 そして大事なのは、就寝前のケア。口の中の菌は、寝ている間に繁殖するからだ。 「また昼間の唾液は、夜の唾液の影響を受けます。夜の唾液の質がいいと、昼の唾液の質もよくなるのです。ですから、寝る前には抗菌性のある歯磨き粉を使って歯を磨いて、それから、舌磨きをしてください」 いつもの習慣にプラスアルファで、インフルエンザを遠ざけよう。
Continue Reading

正しい歯磨きの仕方

歯周病予防の基本は『正しい歯磨き(ブラッシング)』です。歯磨きによってプラークコントロールがある程度可能となりますので、1にも2にも正しい歯磨きが何よりも大切なのです! 歯磨きの最も大きな目的は、歯周病の原因である歯や歯の周りに付着した細菌、歯垢(プラーク)を取り除く事です。歯垢(プラーク)が歯、歯の周りに付着する事は仕方ない事なのですが、正しい歯磨きで歯垢(プラーク)を取り除く事は可能なので、歯周病を予防するためにも正しい歯磨きの仕方をマスターしましょう!  正しい歯磨きの仕方(方法) 歯周病の根本的な原因は歯垢(プラーク)ですので、歯磨きで歯垢(プラーク)を除去すれば歯周病を予防する事が出来るのですが、単に強く磨いたり、長く磨いただけでは歯や歯の周りに強力に付着した歯垢(プラーク)を完全に除去する事はできず、歯垢(プラーク)を除去しようと強く磨いた結果、逆に歯や歯肉(歯茎)を傷つけてしまうこともありますので注意が必要です。歯科ホワイトニング機器 ではどのような歯磨き(ブラッシング)をすれば歯垢(プラーク)を確実に除去し、歯周病を予防できるのでしょうか? これは歯医者さんに直接、指導してもらう事が1番です。 口の中、歯並びは1人1人違いますので、その人に適した歯磨きの仕方も1人1人異なるからです。 特に毎日、または毎食後に歯磨きをしているにもかかわらず虫歯になりやすかったり、歯周病になってしまった方は歯磨きの仕方に問題がある可能性が高いので、1度、歯医者で正しい歯磨きの仕方を指導してもらい、実践するようにしましょう! 〜一般的に言われている正しい歯磨きの仕方〜 ◎全体的に何となく磨くのではなく、1本1本、確実に磨いていく。 ◎歯ブラシの毛先部分を歯、または歯と歯肉の境目に直角(90度)に軽くあてて、力を入れすぎず、大きく動かすのではなく小刻みに、軽く振動させるように磨く(力を入れて磨くと歯ブラシの先が開いてしまい逆にきちんと磨けません)。 ◎横だけでなく上下にも歯ブラシを動かし、歯ブラシも横向きだけでなく、マイクを持つように縦に持って磨く(常に一定方向に磨くと確実に磨けていない部分ができますので、上下左右、またグルグル回すように磨く)。 ◎毛先が開いた歯ブラシでは歯磨きの効果が激減するので早めに交換する。 以上が一般的に言われている正しい歯磨きの仕方で、何となく磨いていては歯垢(プラーク)を除去する事が出来ませんので自分の磨き方を見直し、当然、歯医者で自分に合った歯磨きの仕方を指導してもらう事も必要だと思いますよ。 ※いくら自分では完璧な歯磨きが出来ていると思っても実際に歯垢(プラーク)を完全に除去できていない場合のほうが圧倒的に多いので、客観的に歯垢(プラーク)を除去できているのか?を確認するためにも『プラーク染色剤(歯垢染色液)』などを使う事も必要かもしれません。  電動歯ブラシについて 普通の歯ブラシで歯を磨くだけでも十分、歯垢(プラーク)を除去する事は出来るのですが、どうしても手で磨くと磨き残しが多くなる場合がありますので、そのような場合は『電動歯ブラシ』を利用するのも1つの手です。 最近の電動歯ブラシの性能は素晴らしく、多くの場合、手で磨くよりも歯垢(プラーク)を除去できる確率が高いので、積極的に電動歯ブラシを使用してみることも良いかもしれません。 特に最近人気があるのが、歯垢(プラーク)除去性能が高いといわれている『音波電動(振動)歯ブラシ』です。手では不可能なほどの高速振動で、手の歯磨きでは届かないような歯と歯の間の歯垢(プラーク)までも高速振動で除去できるといわれていますので、虫歯になりやすい人、歯周病になってしまった人は試してみてはいかがですか?  歯磨き粉について 正しい歯磨きの仕方をすれば十分、歯垢(プラーク)を除去する事が出来るので特に磨き粉は必要ありませんが、やはり歯磨き粉を使用すればスッキリすると思いますし、最近では歯周病菌の殺菌作用があるような?成分を配合した歯磨き粉も販売されていますので、自分好みの歯磨き粉、または歯医者さんにすすめられた歯磨き粉を使用するのも良いでしょう。  歯間ブラシ・デンタルフロス 歯磨きだけで歯垢(プラーク)を完全に除去する事は実は結構大変で、どうしても歯磨きだけでは歯と歯の間などに付着した歯垢(プラーク)を完全に除去できていない場合が多いので、『歯間ブラシ・デンタルフロス』などの補助用具を使用することも必要かもしれません。 ただ歯間ブラシ、デンタルフロスを間違った方法で使用すると歯、歯肉(歯茎)を傷つけてしまうこともありますので、歯医者さんに適切な使用法を指導してもらいましょう!  歯磨きはいつ行う? 可能であれば毎食後に歯磨きをする事が理想ですが、実際問題それは難しいと思いますので、最低でも朝食後と夜寝る前の2回は時間をかけて歯磨きをしたいものです。 また食後は唾液が多く分泌され、唾液が多く分泌されているときは細菌を洗い流してくれますので、食後すぐに歯磨きを行うのではなく、できれば食後1時間ほど経過してから歯磨きを行うのが理想かもしれません。 以上のように正しい歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスを使用すれば歯垢(プラーク)を除去することは十分可能なのですが、それでも実際には歯、歯の周りに付着した歯垢(プラーク)を完全に除去できていない場合が多く、歯垢(プラーク)を除去できず時間が経過するといずれ歯磨きでは除去できない歯石となり、歯石は細菌の格好の棲家になってしまいますので、できれば2,3ヶ月に1回、最低でも半年に1度は歯医者で定期健診を受けて正しい歯磨きが出来ているか?歯石は付着していないか?をチェックしてもらう事が非常に大切なのです。
Continue Reading

歯肉炎の治療(ブラッシング)

歯肉炎はブラッシングで治します 歯肉炎の原因は細菌なので、細菌を取り除くこと(プラークコントロールといいます)が治療の主体になります. 細菌が除去できれば、歯肉の炎症は改善され、ばほ健全な歯周組織の回復が望めます. プラークを除去するのに一番効果的なのはブラッシング(歯みがき)です. 歯周病治療のブラッシング・片山式ブラッシング法 私たちが行っている歯周病治療のためのブラッシング方法は片山式ブラッシング法です.歯科用高圧蒸気滅菌器 片山式ブラッシングは、通常行われているバス法、チャーターズ法などとはかなり異なったブラッシング方法です. 一番大きな違いは、その人の歯肉の炎症の程度や歯並びによって磨き方を変えていくということです. 同じ人でも、歯肉の炎症状態が改善していけば、その状態に合わせて歯ブラシとブラッシング方法を変えていきます. 片山式ブラッシングは細菌のコントロールを目的とした“突っ込み振るわせ磨き”と歯肉の賦活を目的とする“フォーンズ法”の2つの方法が基本形になります. また、歯周組織の病態や部位、またその治療目的によって、歯ブラシの種類や方法を変えていきます. 突っ込み振るわせ磨き                            フォーンズ法        …
Continue Reading

朝食抜きもNG!万年「口臭キツ子」が知らずにやってる悪習慣5つ

慢性的な口臭は、歯周病や胃腸の問題など、生理的な理由から起こることもありますが、それ以外のちょっとした習慣でも発生するんです。 そこで今回は、美容ライターである筆者が、私たちが知らずにやっている口臭の元になる習慣を、5つご紹介します。   ■1:コーヒーやお茶ばかり飲んでいる 口臭は誰にでもあるものですが、抗菌作用のある唾液が細菌の増殖を抑え口臭を防いでいます。ところが口が渇きすぎると細菌が増え、口が臭くなってしまいます。 カフェインの取りすぎは、ドライマウスを引き起こします。水の代わりにお茶やコーヒーを頻繁に飲んでいる方は、水にスイッチしてみて下さい。口臭がかなり改善されるはず。歯科用エアーコンプレッサー ■2:甘い物の食べすぎ ケーキやアイスクリームを食べると口のなかがパサつきませんか? 口のなかがお菓子のカスだらけになっていると、それらがガスを発生し酸化して口臭の原因に。また、口が渇いていると細菌が繁殖して虫歯や歯周病が進み、口臭を引き起こす場合も。 甘い物を食べた後は必ず歯を磨くか、水でうがいをしましょう。 ■3:エアコンが強い部屋にずっといる 冬は暖房、夏は冷房と、エアコンは私たちの生活と切っても切れない存在。ところが空調が効いた部屋にいつもいると、自律神経が上手く働かなくなり、唾液の分泌が低下することも。 お昼休みなどはできるだけ外へ出て歩くなど、自律神経の機能を調整しましょう。 ■4:いつも口を開けている 知らず知らずのうちに口を開けっ放しにしているときがありますよね? 口呼吸を常にしていると口が開いて渇いてしまいます。意識して口を閉じ、鼻で呼吸するよう心がけましょう。 ■5:朝食を抜く 睡眠中は唾液があまり分泌されず細菌が増殖し、朝起きたときに口臭が強くなっています。唾液は食事によって多く分泌されるので、朝食を抜いてしまうとますます細菌が増え、口の臭いがキツくなる悪循環となってしまいます。 朝は食欲がなくてもフルーツをよく噛んで食べるなど、唾液が出るように気をつけましょう。 常日頃から虫歯や歯周病にかからないようにデンタルクリーニングや、胃腸を痛めないための食習慣に心がけるのも大切ですが、口が渇かないよう水分をこまめに摂ったり甘い物を控えたりなどの注意も口臭予防に必要です。ぜひ参考にしてみて下さいね。
Continue Reading

出っ歯かそうでないかは、上の歯と下の歯のズレが4ミリかどうか

21日に放送された「この差って何ですか?」(TBS系)では、色々な差について徹底的に追求。世の中の人が、知りたい違いについてスッキリと解明してくれている。 整った歯並びは誰でも憧れているもの。しかし、出っ歯に悩んでいる人は多いとのこと。出っ歯とそうでない人の境界線はいったいどこなのだろうか。 東京歯科大学病院教授・茂木悦子医師によると、上の歯と下の歯の差が「およそ4ミリ」とのこと。 通常、上の前歯は2~3ミリは出ているものだが、それ以上になると出っ歯の傾向があると診断される。 日本学校医師会では、7~8ミリ以上のズレがある場合は、治療対象の基準値としているそうだ。歯模型 出っ歯には4つのパターンがあり、 1 上あごが出ている場合 2 上の前歯が傾いている場合 3 下あごが引っ込んでいる場合 4 下の前歯が内側に倒れこんでいる場合 原因は、遺伝の他に、子どものときに指しゃぶりをしたり、舌で前歯を押したりすると出っ歯になりやすく、それは永久歯になってからも影響を及ぼす。 出っ歯かどうかは自分でも簡単に確認できる。 割り箸を用意して、鼻の先と顎にあてる。 そのときに、鼻先、上唇、下唇、顎が一直線で結べたら理想的な口元。 もし、一直線で結べない場合は、出っ歯の傾向があるそうだ。
Continue Reading