口臭予防

歯石が口臭発生の原因

歯石があると歯垢が付きやすい 口内で歯石が蓄積することは、口臭を招いてしまうきっかけを生むことになります。その理由は、歯石が石のように固くザラザラとした表面をしているため、細菌の固まりである歯垢の“足場”となってしまい、歯垢が付着しやすくなってしまうのです。 歯垢がお口の中で溜まり続けると、発酵して、口臭の原因となるガスを発生させてしまいます。歯石自体は害のあるものではないのですが、歯石を放置しておくと、口内環境の悪化につながってしまうのです。(超音波スケーラー)   歯石が溜まると歯周病を発症する 歯石が溜まり続けると歯周病を発症し、歯茎の腫れや出血を引き起こします。歯茎が出血を起こすと、その血の生臭さがそのまま口臭として発せられます。歯茎の出血は歯磨きを行っているときや、デンタルフロスの使用後に、フロスに血が付いた際に気づくことがあります。 歯槽膿漏になると膿が排出される 歯石が原因で歯垢が溜まり続け、歯周病がどんどん悪化すると、最終的には「歯槽膿漏」を発症してしまいます。すると、歯茎から膿が出るようになり、この膿が臭いの元となって口臭を発生させます。膿は「白血球」や「細菌の死骸」であるので、歯槽膿漏になると強烈な口臭を生んでしまうのです。歯槽膿漏になってしまう前に早めの対策が必要なのです。
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歯科健康

自宅でできるメンテナンス

  優しく磨くことが大切 決してゴシゴシと力を入れて磨く必要はなく、優しく丁寧に磨いていくことが大切です。ゴシゴシと磨くと、毛先が広がり、磨き残しをつくってしまいます。そして、力任せな磨き方は、歯茎の腫れを引き起こすことがあります。力の加減ができるように、歯ブラシは親指・人差し指・中指の3本で、鉛筆を握る要領で持ちます。力が入りすぎず、細かいところまで磨くことができます。 歯垢を掻きだすように磨くのがポイント 歯茎から歯に向かって、歯垢をかきだすように磨いていきます。毛先を使って、細かく振動させながら磨くことがポイントです。上の歯は下へかきだすように、下の歯は上にかきだすように磨きます。毎日磨く順番を固定することで、磨き残しをなくすことができます。口の中を一周するように、順番に磨いていきましょう。 歯間ブラシやフロスを使用する 丁寧に磨いても、歯ブラシだけでは完全にプラークを除去することはできません。歯ブラシと歯間ブラシ、フロスを組み合わせて使うことで、ほとんどの汚れを落とすことができます。歯間ブラシはインプラント用の柔らかい歯間ブラシを使用すると良いです。ワイヤーにコーティング加工されていると傷つけずに汚れを落とすことができます。フロスはまずはワックスでコーティングされているものを使用するのがオススメ。(口腔内カメラ 最安値)  
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歯科健康

歯を黄色くする逆効果な磨き方

磨き過ぎは歯のエナメル質を薄くする! 歯を白くしたいあまりに力を入れて磨いていませんか?それは逆効果です。力を入れて磨けば磨くほど歯の表面のエナメル質が削られ薄くなり、歯は余計に黄色く見えてきてしまいます。一生懸命に歯を磨いていたのに、なんとそれが歯を黄色く見せていた原因だったなんて、とてもショックですよね! 黄ばんで見えていたのは象牙質 そもそもエナメル質が薄くなると、なぜ歯は黄色く見えるのでしょうか?歯は内側から大きく分けて神経の部分(歯髄)、象牙質、エナメル質と、三層構造でできています。象牙質は黄色みがかった色をしていますが、エナメル質は白くて透明感のある色です。歯の磨き過ぎでエナメル質が薄くなると、必然的に象牙質が際立つことになり、歯が黄ばんで見えてしまうのです。(ホワイトニング機械)
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虫歯予防

虫歯の進行度

C1 エナメル質齲蝕 歯の表面―エナメル質にわずかに虫歯ができた状態で、痛みはまったくありません。 C2 象牙質齲蝕 虫歯が象牙質に及んだ状態で、冷たいもの・甘いものがしみることがあります。何もしていないときには、痛みません。つまり、虫歯が原因で冷たいものがしみる場合、この段階である確率が高いです。(虫歯診断装置)   C3 歯髄の仮性露出 とうとう象牙質を突破され、歯髄(神経)が虫歯菌に感染した状態です。歯髄炎という炎症を起こしているため、何もなくてもズキズキと痛みます。このように、外部からの刺激がなくても痛むことを「自発痛」と呼びます。この段階になると「抜髄」といって神経を抜く処置が必要になることが多いです。抜髄した歯は10年ほど寿命が縮むと言われているので、なるべくなら、この段階に至る前に治療をおこなうべきです。 C4 残根 歯髄炎の果てに歯髄が死んでしまい、すでに痛みを感じることもなくなった状態です。歯を救うことは難しく、多くは抜歯になります。
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歯科健康

根管治療の流れ

歯の神経を抜く 歯の神経を取り、歯の根管を消毒します。歯の根は複雑な形をしていますので、歯髄の取り残しがないように丁寧に器具で除去します。 根管を洗浄する 根管に洗浄するための薬剤を入れて蓋をし、数日そのままの状態で置きます。洗浄が丁寧にできていないと根尖病巣を治療することができませんので、洗浄が完璧に出来るまで、「薬剤を入れる」→「蓋をする」→「数日間放置する」の過程を繰り返します。(歯科 根管長測定器)   根管の洗浄が1度で終わるなら、根幹治療は2回で完了します。病巣が深く、洗浄がなかなか進まないときは3~4回通うことになり、根治するまでに1ヶ月ほどかかることもあるでしょう。 根管を埋める 根管が完全に洗浄できたら、再び細菌等が入り込まないように特殊なゴムで根管部を埋めます。治療をした歯全体をセラミックや銀などで覆い、治療を完了します。  
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審美歯科

食べ物が原因の黄ばみは?

長い年月を重ねて色素が付着 歯が黄ばんで見えるのは、食べ物も関係しているという話を聞いたことはありませんか?着色の多い食べ物には、たしかに歯を黄色くしてしまう作用があるようです。コーヒーや紅茶、醤油やソースなどの調味料がそうです。(ホワイトニング 照射器)   また、赤ワインなどを好む女性も多いと思いますが、それも歯を黄色くしてしまう食べ物の一つです。ただ、一回の食事だけで歯がすぐに黄色くなるわけではありません。長い年月を重ねて色素が付着することで、歯を黄色く見せてしまうのです。 急に生活スタイルを変えない しかし、着色の多い食べ物に気をつけようと思っても、私たちが普段から摂取しているものばかりなので、それを急にやめることは難しいのではないでしょうか。摂りすぎはもちろんよくありませんが、急に生活スタイルを変えると、かえってストレスになりかねません。
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歯科健康

歯肉炎と口臭の関係

  歯肉炎は、食べカスなどの汚れに大量の菌が繁殖して、歯茎に炎症をおこす病気です。この菌が大量に発生している食べカスの汚れは、プラークと呼びます。このプラークは、歯肉炎の原因であり、口臭の原因です。 歯肉炎の原因であるプラークの中には、たくさんの菌が存在します。プラーク1グラム中には、なんと、1000億もの菌が生息しています。これは、便1グラム中の500億の倍の数です。これが歯や歯茎にべっとりと付着しているのですから、息が臭っても仕方ありません。(コントラアングル) さらに、歯肉炎になると、歯茎から血がでます。血自体も、鉄分を多く含むため、非常に臭います。よく、口臭は生臭い臭いと表現されますが、この生臭い臭いの原因は血です。 口臭はさらに、細菌の発生する、硫化水素などの有毒ガスが含むため、人は不快に感じます。ちなみに、火山が爆発したときに、大量の硫化水素が発生し、それによって、人がたくさん亡くなります。硫化水素が有毒ガスだからです。 この有害ガスと、血の臭いがまじるため、口臭は独特な臭いがします。微量ではありますが、口臭は人にとって有害であるため、嫌悪感につながります。 歯肉炎になると、口の中には、たくさんの有害なガスを発生する菌が繁殖し、さらに、歯茎に炎症をおこして、出血させて、血なまぐさい臭いをだします。   口臭が気になる方は、まずはお口の中をチェックしてみましょう。「歯茎が腫れていないか」「歯茎が赤っぽく充血していないか」「歯茎から血がでていないか」が、チェックポイントです。 歯肉炎を疑う症状が一つでもあれば、歯肉炎の可能性が非常に高いです。歯肉炎を放置すれば、歯茎に痛みが出ることもあります。今、歯肉炎の症状が一つでもある人は、残念ながら、歯磨きの方法が間違っている可能性があります。日頃の歯磨きを見直しましょう。 歯肉炎には、歯肉炎に適した歯磨きの方法があるので、歯肉炎という病気に対する歯の磨き方をもう一度見直しましょう。 また、一度歯医者さんに行って、歯茎のチェックをしてもらうことも大切です。歯茎の状態から、どこの部分が磨けていないのか、また、歯磨きの方法が正しいのかをチェックしてもらえます。また、専門の器具で普段はなかなか磨くのが難しい、奥歯の裏側まで磨いてもらえます。 歯ブラシだけでは、歯や歯茎の隙間全てを磨くことはできません。デンタルフロスなどを一緒に使うことで、すみずみまで汚れをきれいにすることができます。 歯肉炎になると、口臭がします。口臭は、会話というコミュニケーションにとって、障害になります。口臭予防のためにも、歯肉炎になっていないかどうかをチェックしてくださいね。
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歯科健康

虫歯を放置したら?

まず、おさらいになりますが、虫歯を放置すると膿が出てきます。しかし、直接歯から膿が出てくるわけではありません。だいたい、歯の根元にあたる部分の歯茎から白っぽくどろっとした膿が出て来るのです。虫歯を放置したことで膿が出てきているということは、虫歯が歯の神経まで達してしまっているので、痛みが治まっていても必ず歯医者さんに行きましょう。 歯は表面は固くしっかりしているように見えますが、歯の内側には血管や神経がたくさん通っています。虫歯を放っておくということは、歯の神経に虫歯菌が侵入するのを許すということです。病院で「あなたの体の神経にまで菌が侵入しました」と言われたら、大パニックですよね。でも、それが歯になると、「じゃあ神経抜けばいいや〜」と軽い気持ちで済ましてしまう方は多いかもしれません。しかし実際には菌が神経に侵入して、さらに顎の骨や全身に影響があるということは覚えておきたいです。(dentalzz)
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歯科健康

歯並びが悪くしている

親知らずが歯並びに影響を与えない それは、そもそも歯の萌出力に歯を移動させるまでの力が無いと考えているからです。普通は人間の歯は歯根が完成すると萌出力はなくなります。しかし親知らずの歯根が完成した後でも歯並びが悪くなることがあります。その為親知らずが歯並びを悪くしている訳では無く、歯周病や歯ぎしり、癖などが原因で歯並びが悪くなっているのではないかと考えています。 抜歯のリスクが大き過ぎる さらに親知らずを抜歯する危険性から考えて歯並びに影響はないと説明する歯科医師もいます。横向きに埋伏している親知らずを抜歯するには、歯茎の切開を行い親知らず周囲の骨を削る必要があります。そして歯冠部分を切断し、歯根を取り出します。この処置は患者さんの負担が大きく、術後の腫れや痛みも伴います。さらに親知らずの位置によっては下歯槽神経と呼ばれる、唇の感覚をつかさどっている神経に麻痺が残る場合があります。これらのリスクを考えると親知らずを安易に抜歯することはできないためです。(超音波スケーラー)
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なぜ歯並びが悪くなるの?

歯並びが悪いと気になりますよね。歯並びが悪くなる原因は、大きく分けて3つあります。(歯科機器) 遺伝によるもの 唇のできも親や祖父母などから受け継いだDNAの中に、顎の骨の大きさや形、歯の形態などが含まれているため、歯並びに影響することがあります。 特に、「受け口」と呼ばれる歯並びは遺伝の影響が大きいといわれています。 先天的な原因によるもの 妊娠中のお母さんの栄養摂取状態や薬の服用などによって、歯の形成に影響を与えることがあります 後天的な原因によるもの 生後、成長する過程での食生活、癖、口呼吸、姿勢、虫歯などが歯並びに影響します。実は、歯並びが悪くなる原因のほとんどが、この後天的な原因によるものだといわれています。
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