歯磨きだけじゃ虫歯一直線!歯科衛生士が愛用「デンタルフロス」3選
虫歯や歯周病予防だけでなく、口臭対策のエチケットとして“デンタルフロス”を使う人が増えています。しかし、ドラッグストアで陳列されているたくさんの商品を見て、「どれを選んだらよいのかわからない」と言う方もいるはず。
そこで今回は歯科衛生士の筆者が愛用する、初心者にも扱いやすいデンタルフロスを3つご紹介します。
(写真右から)『リーチ デンタルフロス ワックス』、『オーラルケア フロアフロス』、『リーチ デントテープ ワックス』
■1:『リーチ デンタルフロス ワックス』
「デンタルフロスといえばこれ」というほど、ドラッグストアなどで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。こちらのフロスはワックス付きなので歯間に挿入しやすく、なおかつ頑丈で切れにくいのもポイント。デンタルフロスを初めて使うという方にもおすすめの商品です。
「でもデンタルフロスって苦手……」という方は、「歯科衛生士は見た!デンタルフロス苦手女子がやりがちなNG行為3つ」を参考にしてみてください。
■2:『オーラルケア フロアフロス』
歯と歯の接する部分は歯ブラシでは絶対に磨ききれないため、デンタルフロスを使用しないと虫歯になるリスクが高まります。また、以前治療した歯と歯の間も一生安全というわけではありません。やはり清掃が行き届いていないと、再度虫歯になる可能性があります。歯科 口腔内カメラ
こちらの『フロアフロス』はワックスだけでなく、虫歯予防に効果的な“フッ素”がデンタルフロスにコーティングされているというもの。ですので、歯と歯の間の虫歯予防に効果的です。
また、水分を含むと膨らむ性質をもっているので、歯周ポケットの中に挿入する際も痛みを感じることがなく、快適に使うことができます。
■3:『リーチ デントテープ ワックス』
商品名が表す通り、“テープ”のように幅広であることが特徴。ワックスコーティングされているので、歯間にもスルスルと挿入させることが可能です。幅が広いぶん、広範囲を一気に清掃することができます。
幅広といっても歯間の広い“すきっ歯”専用の太いデンタルフロスというわけではなく、歯と歯肉の境目や、被せ物の接点なども効率よく清掃できます。もちろん歯の隙間が空いている方にもおすすめです。
以上、初心者にも使いやすい、歯科衛生士が愛用するデンタルフロスを3つ紹介しました。使い心地や操作性には個人差があります。かかりつけの歯科医院で、今の自分の口の中に合ったデンタルフロスや使い方について、アドバイスを受けてみることもおすすめですよ。