白い歯で美人度アップ! 歯科衛生士に聞く歯のお手入れとは?
いくつになってもキレイでいたいのは、女性なら当たり前の事。パッチリお目めや上手なメイク、きれいな髪も大切ですが、実はとっても美しさを左右するのが、歯です。
にっこり笑った時に見える白い歯は、笑顔を何倍も可愛く見せますよ!
かといって、インプラントなどの義歯はまだまだ先の話。毎日できるケア方法を、歯科衛生士に聞きました。
基本アイテムはデンタルフロスと
タンクリーナー
「毎日の歯磨きは勿論ですが、必ず取り入れたいのがデンタルフロスや歯間ブラシ。歯ブラシだけでは落とせない歯の隙間の汚れを落とせます。歯の隙間にたまった汚れは虫歯の元。このケアは虫歯だけではなく、歯周病の予防にもなるんです」
ちょっと面倒でも取り入れたい手軽なアイテムですね。
「また、口臭予防としては、タンクリーナーや舌ブラシ。舌の汚れをとるものです。舌の汚れを取るだけで、口臭の元になる雑菌が落とせるので、ぜひ取り入れてくださいね」
タンクリーナーはアーユルヴェーダではもっとも基本的なケア。舌にたまった食べ残しは、蓄積すると毒素となって、身体に悪影響を与えます。インドでは当たり前のデトックス方法として知られています。
磨き残しを防ぐ歯磨きの仕方
「まず、最近よく『歯ブラシは濡らさない方がよく落ちる』と言われていますが、これは摩擦が起きて歯が削れていまうのでオススメしません。摩擦を和らげるためにも、歯ブラシは濡らしてから使ってください。そして歯ブラシの圧はかけないこと。力を抜いて小刻みに、時間をかけて磨きましょう。磨く歯の順番を決めると磨き残しを防げますよ。また、食後すぐの歯磨きは避けてください。ものを食べた後は、酸がたくさん出ている状態。酸が中和する30分後くらいが良いでしょう」
歯医者さんでの歯磨きトレーニングでも同じことを言われますよね。丁寧に、力を入れずにゆっくり磨くことを心がけましょう。
「恐らくみんな興味があるホワイトニングですが、これは漂白なんです。たしかに白くなりますが、歯に負担がかかるので知覚過敏の原因にも。若いうちは特に、日々の歯磨きを完ぺきにするほうが大切です。また、ぜひオススメしたいのが、定期的に歯医者に行くことです。機械で正しく歯石を取ってもらったり、虫歯を早いうちに見つけてもらったりしましょう。早く見つかった虫歯は治療も痛くないですし、みなさんまだ若いので半年に1回で十分です」
歯を大切にすれば健康も維持できる
「歯列矯正もそうですが、外見的に美しく見える歯は、実は健康の証。虫歯を放置していれば体内に菌が入りますし、歯並びが悪ければ肩や腰への負担にも。噛み合わせが悪いと、身体のいろいろな部分に不調が出てきます。“たかだか歯”と思わず、末永く自分の歯を大切にしてください」歯科機器通販
つい面倒でサボりがちの人もいるかもしれませんが、健康維持にもつながる大切な歯磨き。デンタルフロスも舌ブラシも、手軽に手に入るので、すぐに取り入れてくださいね!