歯科衛生士の話によると、いくら歯を磨いているキレイな歯でも、治療で歯を削ると激しく臭いニオイがしてくるという。そのニオイの正体は歯垢や歯石で、歯医者に行く前に徹底的に歯を磨いたところで、ガッチリと歯にくっついている根が深い歯垢や歯石は落とす事ができないのだという。その歯科衛生士は、あまりの臭さに倒れそうになったこともあったという。

一日2~3回しっかりと歯を磨いていても臭いって、どうすればいいの……。しかし、ちゃんと歯を磨いていれば口臭に関してはそんなに心配はいらないようで、「削ると刺激臭がしてくるだけなので、普段の生活ではそんなに臭いとは感じないはずです」とも話していた。

では、歯科衛生士や医師は治療時に歯垢や歯石のニオイでかなり厳しい状態なのでは……? 実際に厳しいようで、マスクはしているものの、どうしても歯垢のニオイはプーンとしてくるという。歯を削るとともにバキュームで破片や空気を吸い込むので、歯垢や歯石のニオイを吸いまくる事はあまりないらしいが、それでも毎日そういうニオイを嗅がなくてはならないとは……。マイクロモーター歯科

その歯科衛生士に「じゃあどうすればそういう歯垢とか歯石のニオイを減らせるの?」と聞いてみたところ、とりあえず歯医者で歯石や虫歯を完全に治療したのち、毎日3回の歯磨きをしつつ、同時にリステリンなどのマウスウォッシュ液で口を洗浄するといいらしい。少しでも怠ると思考や歯石はすぐに付着するらしいので、「歯医者に臭いと思われたくない」という人は、徹底して歯磨きとマウスウォッシュをするようにしよう。

歯医者は臭いと思いつつも「治療にニオイは付きもの」と思っているようなので、「口臭が恥ずかしいから歯医者に行かない」なんて事はやめよう。