歯が汚く見える8つの原因ときれいにする方法/歯を白くする方法
自分の歯が汚く見えるのではないかと心配になっている方も多いのではないでしょうか。せっかく毎日歯を磨いているのに、歯が汚く見られてしまうと残念ですよね。汚く見える原因は着色や歯並びまで多くあります。今回は歯が汚く見えてしまう8つの原因ときれいにする方法をお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。
1.歯が汚くみえる8つの原因ときれいにする方法
1−1.ステインが付いている
紅茶やコーヒーなどのステインによって歯が汚く見えてしまうことがあります。ステインは歯磨きだけではなかなかきれいに落とすことができないのです。爪や髪をネイリストやスタイリストのようなプロが手入れをすればきれいになるように、歯医者で歯科衛生士がクリーニングをすると、きれいな歯になります。詳しくは「歯医者で行うクリーニングの6つの疑問とセルフクリーニングの4つの手順」を参考にしてください。
1−2.歯石が付いている
歯石によって覆われている歯は、とても汚く見えてしまいます。歯だけでなく、歯茎も汚く見えたり、口臭もあり、不潔な状態です。歯医者で歯石をきれいに落とせば、清潔感のあるきれいな歯になります。詳しくは「歯石取りって痛い?痛くなく歯石除去をしてもらうための4つの秘訣」を参考にしてください。
1−3.歯が黄色いと汚く見える
もともと永久歯は黄色がかった色をしていますので、汚く見えるわけではありません。ただ、ホワイトニングをした白い歯と比べると、汚く見えてしまうかもしれません。より歯をきれいにしてみたい方は、歯のホワイトニングをお勧めします。詳しくは「ホームホワイトニングの6の秘訣」を参考にしてください。
1−4.被せ物が劣化している
保険のプラスチックの被せ物は2、3年ほど経つと黄色く変色してきてしまいます。そして土台に金属を使っているために、根元や歯茎が黒くなり汚く見えてしまいます。機能的には問題はありません。歯をきれいにするには変色や劣化する金属を使わないオールセラミックで治療することをお勧めします。詳しくは「オールセラミック/美と健康のために」を参考にしてください。
1−5.虫歯で汚く見える
前歯が虫歯で穴が開いていたり、黒くなっていると歯が汚く見えます。前歯は歯と歯の間から虫歯になりやすく、気づかずに進行し、急に穴が開いてしまうこともあります。小さい虫歯であればプラスチックの詰め物で1日で治せるため、虫歯が広がる前に歯医者で治療をしてください。詳しくは「一日で白く治せるコンポジットレジン/虫歯も欠けてしまった歯もその日のうちに元通り!」を参考にしてください。
1−6.前歯の神経が死んでいる
前歯の神経が死んでしまうと、歯が黒くなったり、歯が欠けやすくなったりして、歯が汚く見えます。神経が死んでしまった歯は、歯の中に血液が流れなくなり、再生能力を失って徐々に黒ずんできます。歯の裏側からホワイトニング剤を入れて白くする方法や、セラミックを被せてきれいにする方法があります。詳しくは「キレイに治す前歯の虫歯治療/笑顔をとりもどす治療」を参考にしてください。
1−7.銀歯が多いと汚く見える
口に中に銀歯があると汚く見えます。歯の色は本来白に近い色です。銀歯があると口の中が暗くなり、汚く見えてしまいます。小さい銀歯であればプラスチック歯科ホワイトニング機器の詰め物で、大きなものはセラミックの詰め物で治療すると、白くできるので口の中全体がきれいに見えます。詳しくは「セラミックの歯/彼らが銀歯にしない6つの理由」を参考にしてください。
2.歯を白くきれいにする方法
2−1.美白用歯磨き粉で歯を磨く
美白用の歯磨き粉には歯の表面の汚れを落とす研磨剤と、ステインを浮き上がらせる成分が含まれています。歯医者で行うホワイトニングをしてから長く白さを保ちたい方や、もともと白い方には効果的です。詳しくは「ホワイトニング用歯磨き粉の効果的な使い方」を参考にしてください。
2−2.ホームホワイトニングで白くする
ホームホワイトニングは歯医者でマウスピースを作って、自宅でホワイトニングをする方法です。手軽にでき、薬剤さえ追加すれば何度でも行えるので経済的です。ホームホワイトニングは1週間から2週間かけてゆっくり色素を抜いていきますので効果は1年~2年くらい続きます。金額は10,000円から50,000円程度です。詳しくは「歯のホワイトニングの値段/歯医者から海外通販まで使用法と効果」を参考にしてください。
2−3.汚れが固まった歯石を除去
歯石は黄色や、黒いものもあり、歯の周りについている歯石を落とすと白くなります。歯石はそれ自体も色がついていますが、ざらざらしているために汚れや着色が付きやすく汚れの溜り場になってしまいます。また、歯石は歯周病の始まりでもありますので、定期的に取っていくことをお勧めします。
2−4.歯の表面の着色や汚れを落とすクリーニング
歯医者で専門の器械を使って落とせば自分では取れない汚れや、着色などをきれいに落とすことができます。歯周病の検査等を行い歯周病の治療として行えば保険診療で行えます。金額は3,000円前後です。
2−5.歯の表面の傷を修復するリナメルトリートメント
歯に着色が付きやすい人は歯の表面に傷が付いていることが多いのです。その原因は歯磨き粉などの研磨剤やもともと歯の表面にざらつきがある方もいます。リナメルトリートメントは今までのような歯の表面を磨くのではなく、傷を埋めて修復する方法で歯を白くします。定期的に行うことによって歯の表面が平らになり、着色が付きにくくなります。
2−6.短期間で白くするオフィスホワイトニング
ホワイトニングは歯の中の色素を抜く方法です。オフィスホワイトニングは歯医者で歯の表面に薬剤を塗り、光を当てて活性化させ脱色する方法です。早く白くしたい方に効果的です。効果は半年から1年くらいなので、ホームホワイトニングや美白歯磨き粉を使って持続させると白さが長く続きます。金額は1歯あたり2,000~3,000円、上下20本行うと40,000円~60,000円です。詳しくは「オフィスホワイトニングは短期間で歯を白くする」を参考にしてください。
2−7.ダイレクトボンディングで白いプラスチックを盛る
歯の表面にプラスチックの材料で盛る方法です。特にピンポイントで変色がある歯には有効で、ホワイトニングではそこだけ変色が残ってしまう部分や、セラミックを貼るまで大きく変色していない場合です。ただし、プラスチックのためセラミックのように一生変色しないということはなく、4~5年で変色し始めます。
2−8.歯の表面を白くするラミネートべニア
歯自体に強い変色がありホワイトニングでは白くできない方や、何度もホワイトニングをするのが面倒な方にお勧めなのがラミネートべニアという方法です。ラミネートべニアは歯の表面を一層削り、セラミックを貼りつける方法です。白いものにすれば色が変わることなくずっと白いままでいられます。金額は1本90,000円から150,000円程度です。
2−9.最強の白さを手に入れるセラミック
もっとも歯を白くでき、長く維持できる方法です。芸能人やスポーツ選手が行う方法の一つです。ほぼ希望通りの白さまで行えます。また、多少の歯並びや歯の形まで変えることができるので、最強の白さを手に入れることができます。ただし、歯を削る量は増えるというデメリットもあります。
2−10.神経が死んでしまった黒ずんだ歯を白くする方法
歯の神経が死んでしまうと歯は黒ずんできます。見た目にも黒さが目立ってしまいます。歯の多くの部分が残っているようであればウォーキングブリーチ法を行います。歯の裏側から穴をあけて、歯の中から薬液でホワイトニングする方法です。1週間から2週間薬液を浸透させ色素を抜きます。金属の色が浸透してしまっている場合やあまりに色が濃い場合は効果がなく、セラミックをかぶせる処置を行います。
まとめ
自分の歯が汚く見られているのではと心配な方は、かかりつけの歯医者で相談してみてはいかがでしょうか。きれいに見える方法は多々あります。保険内で行えるものから、期間や費用をかけてしっかり治すものまであります。専門家に相談することによって解決策が生まれるかもしれません。