白い前歯を手に入れた箕輪はるか。挑戦した「ブリッジ」ってどんな治療?
お笑いコンビ「ハリセンボン」でおなじみの箕輪はるかさんが、黒くなった前歯を白くしたということで注目されています。小学生のときに転んで前歯をコンクリートに打ち付け、歯の神経が死んでしまったという箕輪さん。母親に治療を勧められたものの遠慮してしまいできなかったそう。
そんな箕輪さんが今回臨んだのは「ブリッジ」という治療法です。いったいどんな治療なのでしょうか?
「ブリッジ」ってどんな治療?
「ブリッジ」とは、虫歯や歯周病などが原因で抜歯した人が行う治療法のひとつです。歯を抜いたままにしておくと、隣の歯が傾いたり噛み合わせが悪くなったりしてしまうもの。それを防ぐため、抜いた歯を補うものとして「ブリッジ」という方法が使われます。
ブリッジは抜いてしまった歯の人口歯(ポンティック)を作り、両隣の歯にかぶせて人口歯を支えるというもの。人口歯に前後2本の歯をかぶせるため、3本分の治療費が必要になります。治療期間は早ければだいたい2回ほどで終わります。治療の流れは次の通りです。
1:弱った歯を支える前後2本の歯を「ブリッジ」が入る形に削る
2:削った歯の土台の形をとる
3:上下のかみ合わせをとる
4:1~2週間で完成
5:できあがったブリッジを口の中で調整する
6:セメントでつけて固まるまで待つ
ブリッジを作る期間は、金属であれば1週間、セラミックにするなら1~2週間ほどで完成するようです。
「ブリッジ」のメリット
ブリッジは歯を土台にしているため、周りの歯と同じ感覚で食事を楽しむことができます。また、歯茎を切ったり骨につなげたりせずに治療を行うため、糖尿病や高血圧の人でも安心して受けることができます。ブリッジはしっかり接着剤で固定するため、取れてしまうという心配もありません。(歯科 口腔内カメラ)
「ブリッジ」のデメリット
ブリッジのデメリットは、抜歯した前後に歯がないとできないこと。また、土台となる歯が健康であっても削ってしまうため、歯の量が少なくなってしまう面もあります。前後2本の歯が、人口歯を支える必要があるため、割れてしまったり揺れてきてしまったりする恐れも。人口歯以外の歯への負担が大きいのがブリッジのデメリットです。
ブリッジには保険適応の材料もある!
気になる治療費ですが、ブリッジをする場合、両隣の歯の治療費用や人工歯の費用を含めて20~33万円が相場だと言われています。ただ、ブリッジには保険適応の材料もあります。これは、「臼歯部のメタルのブリッジ」と「前歯のレジン前装冠」と呼ばれる唇側の見えるところは白い材料で裏側が金属のものは保険が適応されます。
この場合、部位にもよりますが上顎前歯部の3本の例で約2万円の自己負担で行うことができます。表面は白色のものになるため、審美的にはそれほど劣りません。
美しい歯で自分に自信を!
また、箕輪はるかさんの場合は抜歯をしてブリッジを行っていましたが、歯の神経が死んで変色していただけの場合に抜歯することはほとんどありません。通常は、もとの歯に歯に被せものをすることがほとんどです。自分の歯がどのような状態であるのはか、歯科医院でよく相談してから考えましょう。美しい歯は自然と笑顔になります。美しい歯を手に入れて自信をもって毎日を送りたいですね!(ホワイトニング機器)