歯茎が痛む原因
歯周病
歯肉炎は、歯茎の炎症です。歯磨きが不十分で歯と歯茎の間に食べかすが溜まっていくと、その部分に「歯周ポケット」と言われる隙間ができます。歯周ポケットの中で「歯周病菌」が繁殖し、発症するのが歯肉炎です。歯肉炎が重症化し、歯周ポケットが4㎜以上の深さになると「歯周病」と診断されます。歯周病が重症化すると歯が抜けてしまうことも珍しくありません。(口腔内ミラー)
虫歯
虫歯が進行すると、虫歯菌が歯髄まで到達し、そこから歯茎へと進行していきます。その結果、歯根に病巣ができることも珍しくありません。これを、根尖病巣と言い、発症すると歯茎が痛むだけでなく大きく腫れることもあるでしょう。また、虫歯の治療中に歯の神経を抜いたところで治療を中断してしまうと、神経を抜いた傷跡に虫歯菌が入って根尖病巣ができることもあります。