口臭の原因は、大きく分けて「口内環境」と「腸内環境」の2種類があります。ニオイの原因は、口内に存在する食べ物のカスや、細菌など。腸内に悪玉菌が増え、腸内環境が悪化することによっても生じます。口臭予防と対策は、この2つの観点から行いましょう。
口臭の原因の一つ「口内環境」

彼とのデート、仕事の打ち合わせなど、大切な相手との「接近戦」のときに気になるのが、口のニオイ。さわやかな会話を楽しむためにも、まずはニオイの原因を知って、かしこく対策しましょう。

口臭の原因は、「口内環境」と「腸内環境」が悪化することにあります。「口内環境」による口臭は、ストレスや疲労が高じ、唾液の分泌が低下することから発生。

口の中がネバネバしたり、乾燥していたら、口臭発生のサインです。その他、食べもののカスや、虫歯・歯周病、舌苔(ぜったい)の汚れから臭うこともあります。

「腸内環境」の乱れも、口臭の原因に

「腸内環境」による口臭は、腸内で悪玉菌が増え、腸内環境が悪化することが原因。食生活のバランスが崩れ便秘がちになると、腸内の悪玉菌が増え、においを伴う有毒ガスが作られるようになってしまいます。

通常、その有毒ガスは便とともに排出されますが、一部、血液に溶け込むことも。血液とともに全身をめぐり、口臭として現れてくるのです。

これら2つの口臭の原因をふまえて、自分でできるケア方法を見つけていきましょう。
口臭2大対策とは?
「口内環境」対策3つのポイント

自分でできる予防や、気になったときにサッとできる対策をご紹介。「口内環境」を整えるポイントは、3つあります。超音波洗浄器

① 食事のときはしっかり噛む
唾液の分泌が増えるように、よく噛んで食べることで口臭予防になります。

② 鼻呼吸を意識
口で呼吸をすると、口の中は乾燥をしやすくなります。ふだんから鼻呼吸を心がけ、睡眠時はマスクを着用して、唾液の蒸発を防ぎましょう。

③ 一時的なニオイなら、ブレスケア商品の活用も
ニンニク料理やコーヒーなどによる、一時的なニオイであれば、歯磨きやガムを噛むとよいでしょう。マウスウォッシュを使ったり、舌ブラシで舌を磨く方法もあります。

「腸内環境」にはこの成分を取り入れて!

口内環境を整えるだけでは、一次しのぎで不十分なこともあるでしょう。「腸内環境」を整え、体の中をキレイにすることが大切です。「腸内環境」を整えるポイントは、2つです。

① 善玉菌を助ける食品を食べる
善玉菌の一種である乳酸菌や、善玉菌のエサとなるオリゴ糖・食物繊維などを摂取しましょう。食物繊維は、悪玉菌が作り出した有毒な物質を、体外に排出するはたらきもあります。

② サプリで息リフレッシュ成分を取り入れる
ミントやバラなどの香りで、ニオイを抑えるサプリもありますが、体内でがんばってくれるものを選びましょう。

サプリといってもさまざまな種類があり、どれを選んだらよいか迷いますよね。体の内側からケアできるサプリや、その成分の見極め方をおさえておきましょう。