乳歯は早いと5歳頃から抜ける!思い出残るオススメ「乳歯保管ケース」4選
6月4日から10日は「歯と口の健康週間」! 特に、お子さんの歯について、意識しているママも多いのではないでしょうか。
乳幼児のいるママであればやはり“乳歯”がポイントです。
でも乳歯はいつかは抜けるもの。しかも「小さくてすぐどこかにいってしまうし、その保管をどうしよう」と悩みませんか?
日本では、上の歯は床下へ埋めたり、下の歯は屋根に向かって投げる、なんて風習がありますよね。でも、最近はマンションなどの住環境の変化や、子育ての思い出にとっておきたいと思われるママが多いようです。
海外では、抜けた歯を枕の下に置いて寝ると、寝ている間にこっそりと『Tooth Fairy(歯の妖精)』が“乳歯をコインやプレゼントにかえてくれる”という言い伝えがあるそうです。
子どもたちも、乳歯が抜けるのが待ち遠しいですね。
乳歯だって、わが子が小さかったときの思い出として、大切に可愛らしく保管しておきたいものです。
今回は、ママ歯科医である筆者が、あまり知られていない「オススメ乳歯保管ケース」についてお伝えします。
■早い子は5歳頃!「乳歯」っていつ抜けるの?
乳歯は早い赤ちゃんでは、生後6ヶ月頃から前歯が生えてきます。その後、3歳頃に1番奥の乳臼歯が出てくることで、すべての乳歯20本が生えそろいます。
七五三や卒園式、入学式の頃に抜けているイメージがある乳歯ですが、早い子で5歳頃から上下の前歯から抜け始めます。
その後、5番目の乳歯が抜けるのが11歳頃ですから、長い時間をかけて乳歯から永久歯へと生え変わります。
■「乳歯保管ケース」のいろは
乳歯保管ケースには、1つのケースにまとめていれるものと、1本ずつ入れるものに分けられます。
どちらもお子さんやママの好みで選ぶとよいでしょう。1本ずつ入れるものは大ぶりになりますが、順番に入れていくことで、本人も次に抜けるのが楽しみになります。口腔内カメラ
1つのケースに入れるものは、コンパクトなケースが多いです。段々と増えていくことで、抜けた量が実感しやすい一方で、どこの歯が抜けたのかは、分かりにくいかもしれません。
歯科医院で抜いた場合は、血液や付着している組織をキレイに除去してから、お渡ししています。
おうちでも、水でよく血液や組織を洗い流し、しっかりと乾燥してから保管ケースに入れるとよいでしょう。
■可愛らしく素敵な思い出に!おすすめ「乳歯保管ケース」4選
(1)乳歯の思い出が1冊のアルバムに!「ベビートゥースアルバム」
アメリカのブランド『ベビートゥースアルバム』の乳歯入れです。
ブックタイプで場所をとらない上、アルバムなので写真を貼ることもできます。
“My 1st Baby Tooth(はじめて生えた乳歯) ”などの写真を貼れるページがあり、赤ちゃんの頃から使うことができます。
歯を入れる時はスライドさせて、1本ずつ簡単に入れることができます。
筆者もわが子に愛用しています。
(2)お部屋のインテリアにも活きる!「mud pie TOOTH AND CURL」
女性に大人気『イニシャルバッグ』で有名なマッドパイは、ベビーグッズもセンス抜群。
そのベビーラインの乳歯入れと初毛入れのセットです。
なんといっても、日本ではあまり見かけないポップな色合いや形が可愛らしく、お部屋のインテリアにもオススメです。
筆者はピンクのハート型、ベビーカー型、プリンス用など、いくつも集めています。
女の子のバースデープレゼントなどに喜ばれるのではないでしょうか。
(3)星の王子がなんとも可愛い「BAMBAM」乳歯ケース
オランダのベビー用品メーカー『BAMBAM』の乳歯ケースです。
王冠をのせた赤ちゃんが乗っているものや、星のステッキが素敵なメタリックなものなどあります。
(4)ひと目でパッとわかる!思い出すぐに蘇る「ティース君」
日本製の桐箱の乳歯保管ケースです。名入れできるので、出産祝いにもピッタリですね。
職人さんが一つずつ丁寧に作っていて、温かみを感じます。乳歯は1本ずつ入れることができます。
桐は通気性や吸放湿性に優れており、衛生的にも安心です。
位置で把握できるので、思い出そのまま残りますね!
いかがでしたか?
乳歯が抜けると、子どもたちは、ちょっとお兄さんお姉さんになった気持ちになるようです。
ぜひ、子どもの成長を一緒にお祝いしたいですね。
もし、乳歯が抜ける前に裏から永久歯が生えてきたときは、歯科医院を受診しましょう。
あまり長く乳歯が残っている場合、永久歯の歯並びに影響を与えることも考えられます。