Archives for December, 2016
滅菌法についての質問です。
滅菌法で、乾熱滅菌っていうのと、高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)っていうのがありますよね。 それぞれ「乾熱滅菌できなくて、高圧蒸気滅菌するもの」、 「高圧蒸気滅菌できなくて、乾熱滅菌するもの」ってどうゆう基準で分けているんでしょうか??(^^; ------------------------------------ 材質と滅菌後の仕上がり状況から選択する場合が多いと思います。 たとえば、液体培地や溶液、水などを滅菌する場合は、乾熱滅菌をしてしまうと、溶液は100度程度で蒸発してしまい、滅菌できず分量や濃度が狂ってしまいます。そのために、圧力を掛けられる蒸気によるオートクレーブ滅菌を主に選択します。オートクレーブでは逆に蒸気の凝縮水による増量が起きる場合がありますが、正確な濃度コントロールが必要な場合は滅菌後に再調整を行います。 また、ステンレスやガラス器具等で、 1.使用前に乾燥していることが特に望ましいもの 2.脱パイロジェン(エントトキシンの熱分解除去)が必要なものに関しては蒸気を使用する一般的なオートクレーブの温度と圧力では対応できませんので乾熱滅菌を使用します。 乾熱滅菌も温度と時間によりますが、樹脂製品などは熱可塑性があり、ダメージを受けやすいので主にオートクレーブ滅菌を利用します。
痛みが少ない、歯にやさしい!ー新しい矯正装置
痛みに配慮した治療とは 「矯正は痛い」というイメージをお持ちの方は少なくないと思います。確かに、装置を着けたり調整したりすると、3~5日間くらいは、歯が浮いたような感覚になったり、歯に痛みが出たりすることが多いです。中には、「3日間全くご飯が食べられなかった…」、「頭痛がした」という話も聞きます。 痛みは個人差が大きいのですが、痛みを最小限に抑えつつも効率よく歯を動かすことで、「歯根吸収*」などの歯のダメージを抑えることにも繋がりますマイクロモーター。 ここ最近の矯正学と材料学の進歩により、以前よりも「歯に優しい」治療が可能となりました。現在、考えうる最先端の治療技術を二つご紹介します。 *歯根吸収:アゴの骨の中で歯根が本来の長さより短くなること。 ローフォースワイヤーシステム(超弾性ワイヤーの応用) 最新のワイヤー(歯に接着する装置「ブラケット」に通す針金)の多くは、「超弾性」、「形状記憶」という性質を持っています。簡単に言うと、非常に柔らかく、弱い力を継続的に歯に伝えて、元の形に戻ろうとする力によって歯を動かします。 この超弾性ワイヤーによって、歯に与えるダメージがより小さくなり、痛みが少なく、かつ効率的に歯を動かすことができます。 このように歯列矯正に優れた材料でしたが、「形状記憶」という性質から、自由に曲げたり調整したりすることができませんでした。しかし、最新の矯正治療では、この形状記憶の超弾性ワイヤーを、ヒートベンダーという特殊な機器によって処理し、調整ができるようになりました。 これは矯正治療では画期的なことで、一部の矯正歯科で対応することができます。 ローフリクションシステ(摩擦の少ない装置) 歯列矯正の「痛み」の原因の一つが、歯を動かすために与える矯正装置の力(矯正力)です。 治療中の痛みを軽減するために、矯正装置の改良が進み、「歯に接着したブラケットにワイヤーを縛りつける装置」から、「縛りつけない装置」ができました。 『ローフリクションシステム』もその一つです。 ローフリクションシステムは、ブラケットの中をワイヤーが自由にすべることができる構造なので、従来のブラケットにワイヤーを縛る装置で生じていた 摩擦が抑えられて、より小さな矯正力で歯を動かせるようになりました。これにより、歯を動かしている治療中の痛みが軽減し、治療期間も若干短くなりました歯科機器。 現在も装置の改良は進み、このローフリクションシステムを採用した装置は、金属の表側矯正装置だけでなく、目立たない審美ブラケットや、見えない裏側矯正用のブラケットなど、さまざまなタイプのものが開発されています。 これにより、患者様はより快適でライフスタイルに合った治療を受けられるようになりました。
歯科用ルーペの選択方法
ルーペ(拡大鏡)は、よく医療ドラマの手術のシーンに出てくる、目の前に小さな望遠鏡を吊り下げたような眼鏡です。倍率は倍~8倍とそれほど大きくはなく、同軸照明でもないため、暗く深いところを覗くのは苦手ですが、架台固定式ではないため、機動性が高く、首を向けるだけで見たい所を見ることができるメリットがあります。視野も広く明るいため、審美修復など、治療への応用範囲が広いのが特徴です。 新たな歯科用ルーペを選択する時に、大事なことは適当的に拡大倍数及び正しい距離を選択する。このように保証できるのは技術者が仕事している時の人工工学の快適を保つ。正しい姿勢は目のストレスを減られる、肩と背中の緊張感を避け、ストレスをためないように、頭痛を引き起こす口腔内カメラ。 以下のいくつの方面は歯科用ルーペを選択の主要な要素: 1、拡大倍数ー適当的に拡大倍数をどのように選択する? 2、仕事距離ー仕事距離をどのように確認する? 3、フレームサイズーフレームサイズをどのように選択する? 4、視野ー視野をどのように調整する? 5、奥行きー奥行きをどのように調整する? 6、装着レンズ(矯正レンズ)ーもし自身装着レンズはどうする? 7、重量ー両眼ルーペの重さ 下記に歯科用の倍率と作業距離を示します。参考してください。 歯科用 倍率 作業距離 400mm 350mm 400mm 350mm