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歯を削る噛み合わせ調整で知っておきたい5つのこと
歯を削る=悪ではない 体に関しては特に自然のまま、天然が一番と考える人が多いのですが、噛み合わせに関してはそうではありません。歯並びが自然のままでは完璧に並ぶことができないように、何もせずに一生トラブルのない噛み合わせを得ることは非常に難しいのが現状です。 多少のずれ程度であればそれほど問題にはなりません。歯が擦り減ったり移動したりして症状を出さないように、自然に調整されることが多いからです。しかし、噛み合わせが原因で起こってしまう知覚過敏や痛み、腫れなどの症状が出ている場合には、この自動補正の許容範囲を超えていると考えましょう。歯を削ることは悪ではなく、許容範囲に入れるための修正と考えるようにしましょう。 噛み合わせは見た目よりも機能を優先 きれいな歯並びを作るためには、あくまであごの動きを優先してから、その範囲内で作ることになります。たとえ見た目が完璧な歯並びや歯の形があったとしても、あごの動きにマッチしなければ、歯を支えている骨がダメージを受けたり、歯が痛くなったり、ぐらついてきたりして歯並びが崩れていきます。 さらに、もしあごの骨がガッチリしていて、噛み合わせの力に抵抗できる場合には、噛み合わせている歯同士が強制的に擦り減ってしまったり、かぶせものなどが噛み合わせの力によって破損することになります。かぶせものの強度に問題があるというよりは、予期せぬ噛み合わせの動きや力に耐えられずに破損することがほとんどだと思います。 あごの動きと歯の関係 単純にカチカチ噛んで閉じた位置だけが「噛み合わせ」と考えるわけではありません。左右に歯ぎしりのような動きがあったり、下あごを前に突き出して前歯の歯だけで噛むような動きであったり、動きを加えた時に歯に負担が掛からないことがバランスのよい噛み合わせです。 歯は最初から顎の動きに完全にマッチした形や位置に完璧に生えてきません。あごから見れば既製品の洋服のような状態で生えてくるのです。そのままで大丈夫な人もいれば、全く合わずに歯にダメージを蓄積してしまう人もいます。また年齢とともに体型が変化するように、歯の位置が変化したり、顎の動きが変化して歯にトラブルを起こすこともあります。そこで洋服のオーダーメードのように噛み合わせもときどき修正することが歯を長持ちさせる秘訣になってきます。 削りが足らないとかえってしみることもある 噛み合わせが引き起こすトラブルに知覚過敏があります。噛み合わせの衝撃が蓄積されて、歯ぐきのすぐそばの歯がクサビ状に擦り減りやすくなるのです。進行すると象牙質が露出するため知覚過敏を起こしますが、ケースによっては噛み合わせを調整すると知覚過敏が治ることよくあります。 噛み合わせの調整で歯を削るとなんだか余計しみるような気がしますが、調整で削る部分はエナメル質という部分で、削っても何も感じることができない部分です。さらに削ることに敏感になりすぎて、調整が原因でしみるようになっていると勘違いすることもありますが、実は削る量が不十分なために知覚過敏が治らないこともあります。 違和感のうちに修正すると効率的 噛み合わせが原因で最初に起こる症状は、多くの場合「違和感」です。違和感は、噛み合わせのずれを早期発見することにつながります。違和感程度であれば、少し歯を削って調整するだけで完治することもあります。 違和感を放置すると次第に痛みや腫れ、しみるなどの自覚症状現れてきます。ひどくなると噛み合わせで起こる強い力によって徐々にダメージが蓄積され、最悪の場合抜歯しか治療法がないこともあります。 噛み合わせのずれが体の許容範囲を超えてしまうと、自然回復は望めなくなります。そこでなるべく早い段階で修正を行なえば、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。そのためには、定期的検診などで歯周病と噛み合わせのチェックを行なっていけば安心です。真空成型器 年齢とともに歯の本数が減少する傾向が出てきますが、本数が減れば当然1本にかかる負担が増加していくため、余分な力を受け止める余裕が無くなり、トラブルを起こしやすくなります。歯が自分の噛む力に負けてしまうのを防ぐためにも、僅かに歯を削るだけでトラブルを未然に防ぐことができる噛み合わせの調整が大切になってくるのです。
歯科矯正中は口臭がひどくなる?その理由と改善対策
歯科矯正中は、歯磨きがしづらいため、どうしても歯垢がたまってしまいます。また、矯正によって、一時的に口が開きやすい状態となり、唾液が乾燥して口臭が起こりやすい状態になってしまいます。ここでは、歯科矯正によって口臭が起こる詳しい原因と予防法をご紹介します。 歯科矯正中に口臭が起こる原因 矯正中に口臭が起こる第一の原因は、やはり歯の磨き残しです。矯正装置の周りは、いくら念入りに磨いても、セルフケアには限界があり、磨き残しができてしまうことがあります。その磨き残しが何週間も残ると、口臭の原因になってしまいます。また、虫歯にもなりやすいので、やはり口臭の原因になります。 そのほか、矯正治療中は、矯正器具が歯茎や頬、唇などにあたって傷がつきやすくなり、口内炎を引き起こすことがよくあります。口内炎によって膿ができ、それが口臭の原因となることもあるのです。 さらに、矯正の内容によっては、一時的に口が閉じにくい状態となるケースがあり、それが続いてしまうと口内が乾燥し、唾液の流れが滞るため細菌が増えてしまい、口臭を招く場合があります。 歯科矯正中の口臭を予防するには 矯正中の口臭予防は、矯正装置の周辺をいかに清潔に保てるかが重要になってきます。口内に汚れがたまらないようにするため、朝、昼、晩、間食の計4回の食後は歯磨きしましょう。 とくに、就寝前の歯磨きはとても大切です。寝ている最中は唾液が減りますが、そこに食べかすや汚れが残った状態では、より口臭を発生しやすくなるので注意が必要です。また、器具につまりやすいようなスナック菓子などを食べた後にも、念入りな歯磨きをおすすめします。また、時間がなくて歯を磨けない場合は、洗口液やうがい液などでぶくぶくとうがいを行ってください。歯科診療ユニット 歯磨きをするときは、矯正中の専用歯ブラシやフロスを使うのもよいでしょう。毎日、歯磨きに神経を使うのが大変…という方は、電動歯ブラシをおすすめします。また、歯科でのケアも重要です。矯正中に行う歯のチェックの際、自分では磨きづらい場所の汚れをとってもらいましょう。専門的な口腔内の歯磨き方法の指導を受けておくとさらに理想的です。
歯科医に聞いた!虫歯の自然治癒を促進する方法
虫歯が自然治癒する? 虫歯は「一度できてしまうと、歯科医で治療を受けない限り、治ることがない」と思っていませんか?でも実は、虫歯も自然治癒するのです。 虫歯の原因菌は、食べ物に含まれる糖分をエサにして酸をつくり出します。そしてこの酸によって、歯の表面の「エナメル質」の中から、カルシウムやリンが溶け出してしまい、虫歯となるのです。このように、エナメル質から歯の成分が溶け出してしまうことを「脱灰」といい、脱灰は、食事をするたびに起こっています。 しかし、カルシウムやリンは唾液にも豊富に含まれているので、少し時間が経つと、唾液によって歯の表面に補充され、歯が修復されていきます。これを「再石灰化」といい、虫歯を自然治癒させためには、脱灰をできるだけ抑え、再石灰化を多くさせることが重要です。 再石灰化を促すには? 歯の自然治癒を促すためには、次のことを心がけましょう。 【歯磨きとデンタルフロス】 虫歯の原因菌は、歯に付着しているプラーク(歯垢)の中にいます。酸によって、歯を溶かされないように、毎日の歯磨きを徹底しましょう。また、歯ブラシだけでは、歯と歯の間のプラークを取り除けないので、デンタルフロスも併用することが大切です。 【フッ素を塗布する】 フッ素には、初期の虫歯を治す、歯を強くする、虫歯菌の活動を抑えるという3つの効果があります。フッ素入りの歯磨き粉を使ったり、歯磨き後にジェルタイプのフッ素を歯に塗ったりしましょう。 【間食の回数を減らす】 ちょっとした間食でも、口の中で酸が作られ、歯が溶かされてしまいます。もちろんその後で、再石灰化も行われますが、食事の回数が多かったり、ダラダラと食べ続けたりしていると、歯が溶ける時間が長くなります。1日3食の規則正しい食生活を送り、間食を控えるようにしましょう。また間食をするなら、ちょこちょこ食べたりせず、時間を決めて食べることが大切です。 【キシリトールガムを噛む】 キシリトールには、虫歯の発生や進行を抑制する効果がある上に、キシリトールガムを噛めば、唾液がたくさん分泌され、再石灰化を促進してくれます。食後はキシリトールガムを噛むのがおすすめです。 【就寝前に食べない】 睡眠中は唾液の分泌が減って、再石灰化が起こりにくいので、寝る直前に食事や間食をすると、歯が溶け続けてしまいます。夜寝る前に歯を磨いたら、それ以降は飲食をしないようにしましょう。光照射器 歯科 再石灰化の注意点 今回は、虫歯の自然治癒を促進する方法をご紹介しました。しかし、再石灰化で修復できるのは、穴が空く前の初期段階の虫歯で、穴が空くほど進行した虫歯では、唾液の力で進行を止めることはできても、治すことはできないといわれています。 また、虫歯が治っているのか、進行が止まっているのかは歯科医でないと確認できません。「再石灰化されているから大丈夫」などと考えず、定期的に歯科医院で歯の検査を受けましょう。その際、歯のクリーニングを受けるのも、虫歯の予防に大いに役立ちます。
口臭とは?口臭の種類
他人の口臭には気づくことができても、自分の口臭にはなかなか気づくことができません。それゆえに気になる自分の口臭ですが、そもそも口臭の原因とは何でしょうか?原因を知ることで口臭予防ができるだけでなく、自分の健康状態についてもわかるかもしれません。 口臭とは? 「口臭」とは、吐く息により発せられる悪臭の総称です。誰もが口内や吐く息に対して臭いを持っていますので、その臭いが悪臭と判断できるかどうかでそれが「口臭」と言えるのかを判断します。 口臭の原因は、口内の細菌がタンパク質を分解した時に起こるもの、虫歯や歯周病、内臓、精神的なトラブルによるもの、食べ物によるものなどさまざまです。 口臭の原因 口臭の原因となる要素は、「生理的原因」「病的原因」「外的要因」「内的要因」の4つに分類することができます。口臭の原因を知ることは対処法を考える上でとても重要なので、気になる方は自分の口臭はどの要因によるものなのかをしっかり把握しておきましょう。 生理的原因 朝起きた時や緊張している時、空腹時など、唾液の分泌が少なくなった時に発生します。唾液は口内の洗浄・殺菌機能を持っており、必要な量を分泌することで細菌の働きを抑制しています。 そのため、唾液が減少してしまうと歯垢(プラーク)、食べカス、舌苔(舌の汚れ)などが細菌によって分解されてしまい、それにより揮発性ガスが発生し悪臭となります。 病的原因 歯周病や虫歯、胃のトラブルによって口臭が発生します。歯周病により歯茎が弱って出血した部分や、歯茎が痩せて歯と歯茎の間が広がった部分に汚れが溜まると、それを細菌が分解することで揮発性ガスが発生し悪臭となります。 虫歯による口臭も同じで、蝕まれた歯の穴に溜まった汚れを細菌が分解することで起こります。また、虫歯が進行して歯の神経が腐ったような状態になってしまうと、そこから強い悪臭を発生することもあります。 見落としがちなのが胃のトラブルですが、胃炎や胃潰瘍の症状として腐った卵のような臭いの息やゲップが出ることがあります。口内トラブルが無いにも関わらず悪臭を感じる場合は、消化器科に相談してみるとよいでしょう。 外因的要因 1.ニンニクやニラなど臭いの強い食べ物 臭いの強い食べ物の中でも、特にニンニクは悪臭の大きな要因となります。ニンニクにはアリルメチルスルフィド(AMS)という悪臭の原因成分があり、それが口内、消化器官、肝臓を通って最終的に肺から体外へ排出されるのですが、その臭いは食後約16時間持続すると言われています。 2.アルコール アルコールは摂取された後、体内でアルコール分解酵素の働きをするアセトアルデヒドという成分(悪臭のもととなる)に分解されます。さらにこれがアセトアルデヒド脱水素酵素で分解されることで、酢酸などの酢に分解されます。 つまり、この過程にかかる時間だけ、肺を通して生成された臭い成分が悪臭となり呼吸と共に排出されてしまうのです。また、アルコール自体に口内の粘膜を乾燥させる働きがあるので、唾液が減少し、口臭が発生しやすくもなります。 3.タバコ タバコを吸うとニコチンが血流の循環を悪くするため、唾液の分泌を減らしてしまいます。また、タールが口内の歯、舌、歯垢に付着することでも口臭が発生しやすくなります。超音波クリーナー 内因的要因 精神的なストレスや不安感が強い時、検査の結果は異常なくても、本人だけが口臭があると思い込んでしまうことがあります。この状態が続くと、自臭症という病気に発展してしまう可能性があるので、思いつめる前に口臭外来で相談してみことをオススメします。
口腔ケアスポンジの効果的な使い方
口腔ケアスポンジは、口の中の粘膜を傷つけずにやさしく掃除できるアイテムです。口腔ケアスポンジの使い方と注意点についてみていきましょう。 口腔ケアスポンジとは 口腔ケアスポンジは柄のついたスポンジブラシで、スポンジ部分で汚れを取り除きます。スポンジを水でぬらして頬の内側や歯茎、上あごなど口の中の粘膜を傷つけずに掃除することができます。大きな汚れを取り除くのに使いやすく、口の中の掃除のほかにマッサージや保湿にも便利で、うがいのできない方やむせやすい方の口腔ケアにおすすめです。 口腔ケアスポンジには、さまざまな形状、硬さ、サイズなどがそろっており、価格帯も広いので口の状態に合ったものを選びましょう。 口腔ケアスポンジは繰り返し使える? 口腔ケアスポンジを繰り返し使うことはしないでください。水洗いして何度も使えそうですが、ケアのたびにスポンジに残った雑菌を口の中に戻しているのと同じです。ウイルスや感染症予防のため、1回の使用で捨てるようにします。もちろん、複数人での共有もしないでください。 口腔ケアスポンジの使い方 使い方の大まかな流れをみていきましょう。 (1)口腔ケアスポンジの準備 水やマウスウォッシュ(洗口液)で湿らせて、水分がしたたり落ちないように固めにしぼります。清掃している間は、こまめにスポンジを水洗いしながら使いますので、清潔を保つために水洗い用と湿らせ用のコップを別々に用意します。ウォーターピック (2)口の中の清掃 口の中の汚れを、スポンジでなぞるようにして拭き取ります。食べカスによる誤嚥(※注1)を予防するため、口腔ケアスポンジは上あごから下あごへ、奥から手前へと動かすようにしましょう。スポンジの動かし方の一例としては、上の歯の外側を1往復、内側も同様に1往復したら、上あごの奥から手前に向かって数回やさしくなぞる方法がおすすめです。下の歯も同様に外側を1往復、内側を1往復します。 口腔ケアスポンジの性質や特徴を生かして、口の中の汚れをすみずみまで取り除くようにしましょう。
親知らずを放置してたら頰が腫れてきた…病院に行くべき?
忙しさにまぎれ、つい足が遠のく歯医者。多少痛んでも痛み止めを飲んで済ませてしまうという人も。今回の相談者もそんな一人です。横に伸びる親知らずを放置していたところ、隣の歯が割れ、ついには頰が腫れてきたといいます。どう対処するのがよいのでしょうか。専門家に聞いてみました。 ■30代男性からの相談:「親知らずの放置で腫れた頬について」 『小さい頃から右奥の親知らずが縦に伸びず、横に伸びていて隣の歯を圧迫しています。たまに痛さがあり、最近とうとう隣の歯が割れてしまいました。ひどくなれば手術が必要になると歯医者からは言われましたが、保険対象外ということもあり、放置しています。しかし最近、ばい菌が入ったのか、歯茎の横から頬の部分が腫れてきています。市販の薬で治まるものの、歯科医に相談したほうがよいのでしょうか。(30代・男性)』 ■意外と怖い親知らず。場合によっては命に関わることも 親知らずを放っておくと、重い症状にまで発展してしまうことがあるようです。場合によっては命に関わることもあるとの声がありました。 『親知らずが横向きに生えて隣の歯を圧迫している場合、隣の歯の虫歯を引き起こしたり、全体の歯並びに影響することもあるため、早めに抜歯するのが一般的です。今、歯科医院を受診すれば、薬で炎症を抑えたのち、検査して抜歯することになりますが、レントゲンなどすべて含めても5000円ちょっとの出費です。市販薬は応急処置ですので、ぜひ早めに受診してください。 (歯科衛生士)』 『ばい菌が入って歯ぐきや頬が腫れる状態を智歯周囲炎といいますが、これを放置して炎症が進むと、口が開きにくくなったり、のどまで炎症が波及し、マイクロモーターものを飲み込めなくなります。食事ができず、身体の抵抗力も下がった状態で、炎症が顎骨や骨髄、首の下の縦隔洞と呼ばれるところまで広がることもあり、入院して長期間つらい治療をすることにもなりかねません。呼吸困難や敗血症などで命に関わることもあります。 (歯科衛生士)』 ■自己判断は危険。できるだけ早めに受診を 薬で抑えられるから大丈夫だろうと自己判断するのは危険です。できるだけ早めに病院を受診しましょう。 『親知らずは横の歯にも影響を与えます。すでに影響が出ているようですので、歯医者での治療をお勧めします。自己判断は危険ですので、一度歯医者にかかり、現在の状況を診てもらって、お勧めの治療を聞いてはいかがでしょうか。特に怖いのは感染です。膿がある状態での親知らずの治療は、細菌が入り込んで、ごくまれに全身に細菌が回ってしまう可能性もあります。 (医師)』 『市販の薬で改善しているとのことですが、腫れの原因は親知らずの位置が悪いことにあると思われます。原因を放置して症状だけ改善しても、そのうちに症状が深刻化したり、市販薬で改善しなくなったり、場合によっては今なら簡単に済む治療も、その他の治療と一緒に行わなければいけなくなるかもしれません。(医師)』 親知らずは放っておくと、思った以上に重症になることがあるようですね。薬で抑えられるからと安心せず、できるだけ早めに病院を受診しましょう。
電気を流して虫歯が治る?痛くない虫歯治療法【歯科情報】
もう歯を削らなくて良い?驚きの虫歯治療法 虫歯治療が痛い思いをせずに治療出来るのではないかと注目されています。さて、それはどんな方法をすれば良いのでしょう?それは『電気を流す』です。 虫歯のメカニズムというのはコチラでも紹介してあります⇒歯の再石灰化について 上記のページを読んでいただければ解るのですが、簡単に言えば虫歯は 歯のカルシウムとリン酸が失われて脱灰していまう⇒しかし人体は同時に『再石灰化』していて、脱灰を修復⇒脱灰と再石灰化のバランスが崩れて再石灰化が追いつかなくなる超音波クリーナー 激安 つまり再石灰化が活発になれば初期虫歯の場合治ってしまうわけです。 その人体のもともとの修復能力である再石灰化の手助けを『痛く無い程度の電気を流す』だけで促進するとキングスカレッジロンドンの研究者達は言っているのですが、驚きです。 どういったメカニズムで電気を流すだけで再石灰化が促進するのかというソースが何処にも無いので現在調べ中ですが3年以内に実用化出来るようにするとか言っているので、その時には詳しく解るかもしれませんね。 ちなみに治療費用や治療時間は従来の方法と変わらないらしいです。 でも日本は色々と規制が厳しいので、もし実用化されても日本に入ってくるのは何年後なんですかね。あ、実用化されても修復出来るのは初期虫歯に限ると思うので注意して下さいね。
正しい噛み方って? 歯の寿命を延ばす5つの方法
大きな虫歯でもないのに、噛み合わせが原因で抜歯につながることがあるのをご存知ですか? 噛み合わせでは歯と歯がぶつかるため、その衝撃はかなりのもの。歯のエナメル質がひび割れを起こすこともあります。さらに子どもの頃から毎日毎日同じ動作を繰り返すため、少しの使い方の違いが、大きな違いとなって現れやすいのも歯だといえます。そこで、歯の寿命を延ばすための正しい噛み方の5つのポイントでご紹介します。 1. 左右バランスよく噛む 多くの人にある「左右の噛み癖」。実は無意識のうちに、より奥に噛み合わせることができる側で噛んでしまうことが多いのです。同じ側の歯ばかり使っていると、そちらの歯がほかのはより早く痛んでしまいます。また、噛み癖によって噛みやすい歯がダメになると、無意識に反対側に移動したりします。歯科用エアーコンプレッサー 噛み癖を治すのは簡単そうで意外と難しいため、もし100%片側で噛んでいるのであれば、70%程度にするように心がけ、残り30%を反対の歯で噛んで分散するようなイメージにすると、噛める歯にかかる負担が減少して歯を長持ちさせることにつながります。 2. 噛み合わせの違和感を放置しない 噛み合わせが原因で歯周病などが急速に進行して抜歯につながるような場合でも、多くの場合噛むと違和感がある状態がしばらく続くものです。その違和感を放置すると状態が安定したような錯覚が起こり、違和感を無視するような状態になることがあります。これはあくまで違和感に慣れているだけであって、回復したり、改善したりしているわけではありません。 そのため違和感が長期間続くような場合は、その一度噛み合わせが原因で歯にダメージを与えていないかどうか、かかりつけの歯科医院でチェックしてもらいましょう。小さな違和感のうちに歯の噛み合わせを調整することで、すぐに完治したり、そのまま放置すれば抜歯になるようなケースを防ぐことができます。 3. 前歯をあまり使わないようにする 前歯は奥歯と違って、硬いものを噛んだり、負担をかけて噛んだりすると、受けるダメージが大きくなります。前歯は奥歯のように上と下の歯が同一線上に並んでいないので、強く噛むと上の歯が前方(外側)、下の歯が内側に押されるようになっています。年齢とともに噛み合わせの力によって歯が移動して、上の歯が出っ歯ぎみになってくるのもこのためです。 歯は奥歯から無くなってしまうことが多いので、入れ歯やインプラントで奥歯を作らないでいると、前歯にかかる負担が増えて、次第に前歯もダメージを受けるようになってきます。 食パンや野菜類などであれば前歯で噛み切っても問題はありませんが、硬い肉などを前歯で噛み切るような行為は、前歯にダメージを蓄積しがち。前歯を奥歯のように使用しないように心がけることで、歯の寿命を少しでも伸ばすことにつながるのです。 4. 歯ぎしりはときどき噛み合わせをチェック 歯の寿命に関していうと、歯ぎしりはデメリットのみでメリットはほとんどありません。だからといって歯ぎしりを止めることもできません。さらに自分では気にならなくても、歯科医院などの検診で指摘されることがよくあります。 歯並びは噛み合わせの力によって押されて変化するため、歯がぶつかる角度や強さは変化します。さらに歯もよくぶつかる部分のみが多く摩耗して、ときどきしかぶつからない部分はあまり摩耗しないため、使っていくうちに歯の形のバランスが崩れてきます。そうしてあごの動きとマッチしなくなった歯は、噛み合わせの力で揺らされてグラグラするようになるのです。 このため歯の形を顎の動きに合わせて修正(削る)することで、歯にかかる負担を減らして歯の寿命を延ばすことが可能になります。早期であればミリ程度の調整で済みます。歯のぐらつきが多ければ、1~2ミリ程度調整が必要になることもあります。 5. 1回で噛み切らない 歯は筋肉と同じように噛めば噛むほど鍛えられるわけではありません。逆に使えば使うほどダメージを受けやすい傾向があります。噛む力が歯の許容範囲内であれば、それほど心配することもありませんが、許容を超えた力で繰り返し噛むとダメージが大きく、虫歯や歯周病を悪化させて腫れたりグラグラにになったりすることがあるのです。 そこで固い食べ物などは、1度の強い力で噛み切るようにするのではなく、噛む力は多少加減しながらその分回数を多くするように噛むようにすることをオススメします。あくまで力の許容範囲内で使用して、余分なダメージを歯に与えないようにしましょう。
えっ…噛む回数が関係?「虫歯を出来やすくする」食習慣4つと予防法
キィーーンというむし歯を治療する音は子どもだけでなく、大人になっても嫌なものですよね? だからこそむし歯にはなりたくないもの。 しかし毎日きちんと歯を磨いているつもりでも、むし歯ができてしまうことってありますよね? これはなぜなのでしょうか?歯科ユニット 実は、毎日のなにげない行動がむし歯を引き起こす原因となっているからかもしれないのです。そこで今回は、管理栄養士である筆者が、むし歯の要因となる食生活についてご紹介致します。 ■甘いもの好きがむし歯の原因ではない!? 甘いものが好きでもむし歯にならない人がいるように、砂糖を食べただけではむし歯になりません。 むし歯の感染には、以下の3つが関係しています (1)細菌で歯を溶かす元となる“ミュータンス菌” (2)ミュータンス菌が歯を溶かすためのエサとする“糖質” (3)個々人の歯の“質” これらが組み合わさり歯の表面に菌や糖質が多くなると、酸が作られ歯をどんどんと溶かして、むし歯を作ります。 ■むし歯ができやすくなる食習慣 それでは次に、むし歯ができやすくなる食習慣をみていきましょう。 (1)キャラメル・ソフトキャンディの間食 お菓子は糖分が多く使われているものがほとんどですが、特にキャラメルやソフトキャンディは歯にペタッと貼り付きやすく、歯に糖分をべったりとつけてしまいます。 また、口の中で糖分が滞っている状態を作るので、むし歯を作りやすくしてしまいます。 (2)噛まない食事 大人も大好きなファーストフードやハンバーグ、パスタなどはあまりよく噛まなくても食べられる食事です。手軽に食べられるので、ほぼ毎日食べている人も多いのではないでしょうか? 噛まない食事は顎を使うことが少なく、歯の土台の歯茎が弱くなり、歯の質を悪くしてしまいます。 さらにこれらは糖質も多い食事です。これだけでもむし歯の要因が2つあるのに、加えてむし歯予防となる唾液があまり分泌されないのも原因となるのです! (3)欠食 朝ごはんを食べない人も多くいますよね。そうすると、夕飯から次の日の昼食まで、ほとんど唾液を分泌する機会がありません。それが原因で、口の中は菌が繁殖し、口臭の原因にもなります。 (4)不規則なだらだら食事 朝・昼・夜以外にも、いつも口の中に食べ物が入っている状態だと、むし歯になる菌のエサが常にある状態になり、むし歯ができやすくなります。 ■むし歯の進行を遅らせる・なりにくい歯をつくる方法 一方で、むし歯は毎日の食事の中で予防することができます。今度は、むし歯の進行を遅らせる、むし歯になりにくくする食品や食習慣をご紹介します。 (1)よく噛むもの・硬いもの むし歯になりにくくするためには、唾液をしっかり出すためにもよく“噛む”もの、“硬い”ものがオススメです。 唾液には食べたものや食べカス、むし歯の元となる細菌を洗い流したり、酸を中和させてむし歯を予防したりする働きもあります。玄米や大豆製品、ゴマやごぼうなどを食べるようにするといいですね。 子どもが好きなラーメンやオムライス、カレーなどは、あまり噛まなくても食べられてしまうので、雑穀米を混ぜたり、こんにゃく、生野菜、根菜野菜などを厚く大きく切って具材に使ったり、よく噛むような工夫をするといいですね。 (2)キシリトール…
歯の本来の白さを取り戻そう! 歯科医院でできるクリーニング
歯の黄ばみ、気になっていませんか。歯が黄色くなる原因は、加齢のほかにコーヒーやお茶による茶渋、食べ物による着色、たばこのヤニや歯垢などといわれています。歯磨きで落ちない汚れをどうにかしたいなら、歯科医院でのクリーニングがおすすめです。 歯医者がおこなう歯のクリーニングとは? 歯科医院で行う歯のクリーニングは、Professional Mechanical Tooth Cleaning(プロフェッショナル・メディカル・トゥース・クリーニング)、略してPMTCといって、歯を本来の色よりも白くするホワイトニングや、マニキュアとは異なります。 PMTCは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具や機械を使って、「バイオフィルム」を徹底的に落とすクリーニングです。バイオフィルムとは、ミュータンス菌などの細菌が集まることで歯の表面にできる、薄い膜のこと。PMTCはバイオフィルムを取り除き、歯本来の象牙のような白さを取り戻します。そのほか、虫歯の予防になったりとうれしい効果があります。 ●PMTCのメリット ・歯磨きでは落としきれない歯垢を除去し、口臭の予防と健康な歯肉を保つ ・歯石の除去により歯周病・歯肉炎を防止 ・仕上げのフッ素コーティングにより、歯に汚れや歯垢が付きにくくなる 定期的なメンテナンスで白さをキープ PMTCの内容は、歯にたまった歯石を取りのぞいて、通常のクリーニングをします。歯石の量などの状態により、2日ほど時間がかかる場合も。歯科 口腔内カメラ 歯科医師や歯科衛生士が、専用の器具で重炭酸ナトリウムを歯に高速噴射し、ジェルや回転ブラシなどを使って歯の表面を磨きます。バイオフィルムがきれいに除去できたら、仕上げにコーティングの役目をするフッ素を塗付して、PMTCは終了です。処置が終わった後も、定期的に歯科医院でPMTCをおこなえば、歯の健康や白さを保てます。 PMTC処置にかかる時間は30分ほどで、費用は医院によって異なります。一般的には3,000円から5,000円です。PMTCは歯科治療ではないので健康保険は適用されませんが、医療費控除の対象になります。1月から12月までの間に医療費が合計10万円を超えると、確定申告で税金が戻ってきます。各病院でもらった領収書はとっておきましょう。 健康で美しい歯を保つために、定期的に歯科医でクリーニング「PMTC」を受けてみてはいかがでしょうか。