Archives for March, 2016

義歯を使っておられる方の食生活

歯をなくした方の食事がどのように変化するのかといった研究は、国内外で数多くなされており、おおむね一定の傾向がみられています。 表は、わたしたちが京都府立医科大学看護学科木村みさか先生の研究グループと一緒に行った研究結果です。京都府在住の65歳以上高齢者182名(男性60名,女性122名、平均年齢歳)に対して、BDHQ(Brief Diet History Questionnaire)という過去1ヶ月間にいろいろな食品をどのぐらいの頻度で食べたかを問うアンケート用紙を用いて食物の摂取状況を調査しました(Yoshida M, et al. Geriatr Gerontol Int, 2011) 。その結果を両側の臼歯部の咬み合わせが自分の歯で保たれている方(天然歯群)と義歯により保たれている方(義歯群)に分けて比較したところ、義歯群では野菜の摂取量が少なくなり、一方、菓子類の摂取量が増えていることがわかりました。また、この研究では統計学的には有意な差は出ませんでしたが、海外の多くの報告では果物の摂取量も歯を喪失した方で有意に減少していることが言われています。要するに、歯がなくなると、たとえ義歯を使用していたとしても、硬い食べ物を避けて、柔らかい食べ物を食べようとする傾向があるということです。 栄養素としてみると、いわゆる3大栄養素と呼ばれるタンパク質、脂肪、炭水化物の摂取量に、歯の咬み合わせの状態はさほど関係していませんが、生野菜や果物に多く含まれている食物線維やビタミン類の摂取は自分の歯のかみ合わせを失くして義歯を使っておられる方で、有意に少なくなっていました。歯模型 生野菜や果物はジュースにして摂取してもその栄養素は失われることなく補給できることが言われています。1日1本、野菜や果物ジュースを飲まれてみてはいかがでしょうか?義歯を使われている方にぜひお勧めしたい食習慣です。一方でその時一緒にお菓子を買わないように気をつけて下さい。義歯を使っておられる方はお菓子類の食べすぎにも注意が必要です。お忘れなく。
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定期クリーニング必須? 「インプラント周囲炎」を予防する口内ケア方法

【男性からのご相談】 先月インプラントを埋入しました。これでやっと安心できると思っていたのに、「これからは定期クリーニングをしっかりしてください」と言われてしまい正直面倒です。ちゃんとクリーニングに行かないとだめですか? ●A. インプラントは入れてからが勝負! インプラント周囲炎を予防しよう! こんにちは、歯科衛生士の鈴木ハナコです。ご相談ありがとうございます。 今回はインプラント埋入後の定期メンテナンス、クリーニングの重要性についてご説明します。 ●インプラント埋入後にクリーニングをすすめられるのはなぜ? インプラントは一度入れてしまえば一生安泰、歯科 口腔内カメラというわけではありません。 しっかりとしたお手入れをしていかないと、インプラント周囲炎 という炎症を起こすリスクがあります。 インプラント周囲炎は悪化するとせっかく入れた高価なインプラントを失う危険性 がある怖い病気。 歯磨きなどの日々のホームケアの他に歯科医や歯科衛生士が行う定期的なプロフェッショナルケアを受けることでリスクを減らしていくのがオススメです。 ●怖いインプラント周囲炎とは インプラント周囲炎はインプラントの周辺に起きる歯周病のような病気。 歯周病のようにインプラントの周囲に細菌が増加することで炎症を起こし歯茎や骨など周囲の組織に影響をおよぼします。 一度でも歯茎が腫れたり、血が出たりしたら要注意!  悪化するとインプラント周囲の骨が溶け始めぐらつきが起こることも。 最悪の場合、せっかく入れたインプラントが抜けてしまったり、撤去が必要になる場合もあります。 ポイントはインプラント周囲炎が一度牙をむくと、あっという間に悪化が進行するケースがあるということ。 天然の歯は歯と顎の骨の間に歯根膜というクッションのような保護膜がありますが、インプラントはダイレクトに骨に埋まっているためこのようなケースが見られると考えられています。 大切なインプラントを失わないためにも積極的に予防していくことが大切です。 ●インプラント周囲炎を予防するために インプラント周囲炎を予防するためにはしっかりとしたホームケア と歯科医院で受けるプロフェッショナルケア を合わせて行っていくことが大切です。 ホームケアでは、できればインプラント周囲には研磨剤やフッ素が入った歯磨き粉を使わず、丁寧にブラッシングし歯間ブラシやデンタルリンスを併用しながら行います。 ケア方法はいろいろあるのでインプラントを入れた歯科医院でどんなホームケアを行った方がいいかを相談しましょう。…
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歯磨きが命を左右する! 虫歯や歯周病によるリスクを知ろう

長寿の秘訣はデンタルケアにあり! 歯磨きを3日さぼると歯石になる!? 愛犬の口の中を見てみてください。 歯の根元が赤く腫れていたり黄色くなっていませんか? それはお口のトラブルが既に発生している状態です。 近頃は様々な種類のドッグフードが販売されていて、ドライタイプのドッグフード以外にも、水分量が多く柔らかい半生タイプ、缶詰やレトルトといったウェットタイプがあり、そちらの方が人気です。 また、おやつの種類も豊富で、クッキーやパン、ドライフルーツ、肉と小麦粉などを混ぜた柔らかいスティックタイプなどがあり、ついついあげ過ぎてしまうケースも少なくありません。 比較的柔らかい食べ物を頻繁に口にするようになった結果、口の中に食べかすがたまり易くなってしまいました。 そして、食べかすは雑菌のエサになります。 増殖した雑菌の塊を歯垢と呼び、これが石灰化して石のようになったものが歯石です。 犬の場合、歯石は3~5日でできると言われています。最低でも2~3日に1回は歯磨きをして除去してあげなければ、すぐに歯石ができてしまいます。歯科用無影灯 歯石がたまるとこんなことに! 歯肉炎を発症する 歯と歯の根元(歯肉)の間にはわずかな隙間があります。 この隙間に食べかすが溜まると、そこで雑菌が繁殖し、雑菌が増えると歯肉が炎症を起こして腫れます。 これが歯肉炎と言われる状態です。 歯肉炎になると痛みが起こり、吠えたり、イライラした様子を見せたり、硬い食べ物を嫌がったりします。 また、歯肉が腫れると歯と歯肉の隙間が広がります。 一旦隙間ができると、より深い場所まで隙間ができてしまい、食べかすが溜まり易くなってしまいます。 この深い隙間を歯周ポケットと言います。 歯周ポケットができるとさらに食べかすが溜まり易くなり、悪循環になってしまいます。 口臭がきつくなる 歯周ポケットができるとその中で雑菌が繁殖し、膿が溜まります。 このため口臭がきつくなります。 また、歯肉が赤黒くなり出血するケースもあります。 こうなると食事が苦痛になったり、触れられることを極端に嫌うようになり、お口のケアがとても難しくなってしまいます。 歯周病を発症する 歯周病が進行すると膿の量が増え、歯がぐらつき始めます。 また、炎症が鼻腔まで広がると鼻水やくしゃみなどの症状が出ます。 増殖した雑菌が出す毒素で歯が溶け、歯の中心部(歯髄)まで溶かされると歯髄や神経が侵され、血管の中まで雑菌が入り込んで全身に広がる危険性があります。…
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ストレスが溜まると虫歯になっちゃうの?

疲れやストレスで虫歯リスク増加? 日ごろ生活していると、どうしてもストレスが溜まってしまいます。『最近疲れが溜まってきたわ~』とか『ストレス溜まってムシャクシャしてる』って言ってる方近くにいますか?もしかして貴方自身が言ってやりしますか?忙しい現代人、ストレスが溜まった状態になっている人は”虫歯になりやすい”環境に口の中がなっているかもしれませんので注意してください。 疲れやストレスを感じることで交感神経が過剰に反応して優位になり、副交感神経の働きが鈍くなります。 副交感神経というのは唾液の分泌にかかわっている重要な神経です。この神経が鈍くなることによって唾液の分泌が減少します。超音波スケーラー 家庭用 このサイトの中で何度も書いていますが”唾液”というのは歯を虫歯から守るのにとても重要です。”唾液”は酸を中和しpHバランスを維持して口腔内を中性に保たせます。これにより虫歯菌の活動を抑制させる効果があるなど大活躍です。それだけでなく自浄作用効果や歯の再石灰化にも大きく関わってきます。 ですから、その”唾液”が減少してしまうと、口腔内の環境が悪くなってしまい、虫歯の発生につながってしまうのです。
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赤ちゃんの卒乳が遅れると「乳歯の虫歯リスクが高まる」と判明

子どもとのスキンシップを重視するため、あるいは子どもが泣き叫んで求めるために、なし崩し的に卒乳の時期を逃しているお母さんもいるかと思います。 しかし実は、乳歯が生えそろっている子どもに母乳を与え続けると、虫歯のリスクが高まるとご存じでしたか? そこで今回は、子どもの卒乳時期と虫歯の関係についてお伝えします。 ■卒乳の遅れは子どもの歯に悪影響 卒乳は、できるだけ乳歯の生えそろう前に行なってください。母乳には7パーセントほど、“乳糖”と呼ばれる糖分が含まれています。その糖分が虫歯菌のえさとなって、口の中の細菌が増え、乳歯の虫歯が増える可能性が高まるからです。 実際に虫歯と母乳の関係を調査した研究によると、2歳でも母乳を長期間飲んでいる乳幼児は、卒乳をした子どもと比べて虫歯が多いとわかっています。 ■理想的な時期は、乳歯が多く出てくる前 乳歯が生えてくる時期は、子どもによってかなり異なります。生後3カ月ごろから最初の歯が生えてくる子どももいれば、1歳になってようやく1本目が生えてきたという子どももいます。 そのため、“生後1年できっかりと断乳をするべき”など、時期を明示できない難しさがあります。大まかな目安は、乳歯が多く出始める前です。そのころに自然と卒乳をさせていくスケジュールが、虫歯予防の点から言えば理想的とされています。 この日に断乳と区切るのではなく、子どもの成長と歯の生え方を見ながら、自然と卒乳できるように調整できると理想的です。 ■寝かし付けながら、あるいは寝る前の授乳には注意 子どもが泣き叫ぶなど、卒乳が簡単ではない場合でも、寝かし付けながらの授乳や寝る直前・夜間の授乳には注意してください。 大人でも同じですが、夜間は唾液(だえき)の量が減るので、口の中が細菌にとって好ましい環境になります。口の中に母乳の糖分が残っていると、dentalzz虫歯菌に大量のえさを与える形になってしまいます。 以上、子どもの卒乳時期と虫歯の関係についてお伝えしましたが、いかがでしたか? 子どもの反応を見ながらつい許してしまう場合も多いとは思いますが、乳歯の生えそろった状態で母乳を与え続けると、虫歯のリスクが高まると改めて理解しておきましょう。 これから卒乳期を迎えるお母さんは、お父さんとも協力するなど、いろいろ工夫してみてくださいね。
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気になる!歯列矯正・矯正歯科の治療にかかる期間

歯列矯正の期間はどれぐらい? 成長期の子どもとは異なり、大人の矯正は比較的矯正期間が長いといわれています。もちろん、元の歯の状態やあごの状況、どれだけ歯を動かしたいのかなどによって期間が異なってきますが、おおむね1~3年ぐらいだと言えます。長いほうが処置回数も多くなるので、費用も高くなります。 すき間の空いてしまった前歯を埋めたいなど、比較的難易度が高くない矯正の場合、マウスピースを使って行うことがあります。これは、マウスピースを1日17時間装着するというものです。マウスピースの種類はクリアライナー、ストレートラインなど複数あるのですが、歯が動いてきたら、新たにマウスピースを作り直すということを何回かくりかえす必要があります。この場合、早い人だと半年間ぐらいで治療が終わり、金額も50~60万円ぐらいで終了します。 ブラケットなどの装置を使う場合は、どうしても1~3年はかかります。裏側からの矯正は、見た目は目立ちにくいのですが、前からの矯正よりも時間がかかります。 セラミック法での歯列矯正の場合は4~5回程度の通院で終了します。 期間は2~3か月です。 歯列矯正の通院頻度は? 忙しい人にとっては、3年もの間、通院があるというのは少しストレスに感じられるかもしれません。ただ、ブラケットを使って矯正する場合、装置をつけている間は、4~6週間に1回程度通院すればよいので、美容院に行くような頻度と考えればよいでしょう。ブラケットを外した後は、リテーナーという保定装置をつけますが、この期間も2~3年ぐらいが目安です。リテーナーをつけている間は3~4か月に1回通院します。 リテーナーは一生使い続ける必要があります。 リテーナーの使用をやめると歯はすぐに元に戻ろうとして動いてしまいます。 ワイヤー矯正のように長期間の治療期間と治療後の煩わしさが嫌な方はセラミック法での歯列矯正が適しています。セラミック法は治療期間が短く(2~3か月)、後戻りをする事はありません。歯模型 女性の場合、矯正中に妊娠するというケースもあると思います。妊娠中の矯正も母体に対して大きな影響はなく続けられますが、ホルモンバランスの関係で虫歯や歯肉炎のリスクが高くなるので、口の中のケアに気を遣う必要があります。つわりの影響で歯ブラシなどが難しい場合は、ヘッドの小さな歯ブラシを使い、低発泡の歯磨き粉を使うとよいでしょう。 また、治療期間中に転勤によって通えなくなるケースもあります。そのような可能性がある場合は、あらかじめ歯科医に相談しておき、転院時の手続きや引っ越し先での医院を紹介してもらえるかなどを聞いておくことをおすすめします。
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子どもの虫歯治療 親に求められることとは?

先日発表された文部科学省の平成24年度学校保健統計調査(速報)によれば、鳥取県の子どもは虫歯の割合が全国平均より高いことがわかりました。調査は幼稚園から高校生(5~17歳)までの発育や健康状態について調べ、県内は142校の4万6980人の健康状態をまとめています。(1月18日付朝日新聞) 治療済みを含む虫歯のある子の割合を見ると、鳥取県の女子は全年代で全国平均を上回り、男子も15、16歳を除く年代で高いとのこと。また、最も虫歯の割合が高いのは8歳の男子で%(全国平均%)、8歳の女子も%(同%)。幼稚園の5歳児も、男子は%(同%)、女子は%(同%)となっています。 なぜ、鳥取県の子どもたちの虫歯の割合が高いかについては分かりませんが、書籍『むし歯ってみがけばとまるんだヨ』の著者で歯科医師の岡田弥生先生によれば、乳歯の初期むし歯なら正しく歯磨きを行えば進行を止めることはもちろん、治癒することも可能だといいます。また、小さい頃からかかりつけの歯科医院をもち、歯磨き等の継続的なケアをしていくことが生涯健康な歯で生活していくために必要とも。子どもが虫歯になってしまったとき、放置せずに治療すレントゲン照射器るのも大切ですが、そうなる前に親がチェックし守ってあげることが重要なのかもしれません。 子どもの虫歯の原因のひとつにお菓子がありますが、ハイチュウなどを販売する森永製菓では、日本の虫歯撲滅を目指す目的で「ハミガキコントローラー」を開発しています。同グッズは「ハイチュウ ハミガキプロジェクト」が最新技術を結集して開発したハミガキをゲームで楽しくする歯ブラシ型のゲーム機器。通信用モジュールが搭載されているので、パソコンと連動してワイヤレスでゲームをすることが可能。リズムに合わせて歯を磨くゲームで、市販用の歯ブラシを装着できる設計になっています。子どもの歯を守るのに”遊びの要素”を取り入れるのも手段のひとつかもしれませんね。
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医師が勧めるアラサー以上が「自費でも受けるべき検診」1位は?

アラサーを過ぎたあたりから、「若い頃とカラダが違うな……」って自分で感じることも増えますよね? 企業に勤めていれば定期的な健康診断がありますが、専業主婦やパート主婦は自ら検診を受けなくては病気の発見が著しく遅れてしまうことも。 ですが、普段健康診断を受けていない女性ほど、どんな検診を受けたらいいのかわからずに足が遠のいているのではないでしょうか? “人間ドック”は時間も費用もかかりますから、習慣になっていなければ受けに行くタイミングが掴めないかたもいるでしょう。 今回『メドピア』が1,884名の医師から回答を得た調査によって、アラサー超えのひとが自費でも受けるべき検査が明らかになっています。さっそく、トップ3をご紹介します!歯科診療ユニット あなたは、最近いつ受診しましたか? ■3位:子宮がん・子宮頸がん検査 「30歳以上の人が自費でも受けたほうがいい検査は?」との問いに、14%にあたる263名の医師が選び3位に選ばれたのは「子宮がん・子宮頸がん検査」でした。 ・「比較的簡単に行えるのに受診率が低く、年2,000人が子宮がんで死んでいる」 ・「乳がん検診は自分でもある程度できるが、子宮がんは自覚症状が出現したときには既に進行していることが多い」 などの理由が挙げられています。 『WooRis』の過去記事「女子ならば知っておくべき“子宮がん”の早期発見の為の4つの心得」でお伝えしたように、誰にでもリスクがあるので年に1回は検診を受けておきたいところです。 ■2位:歯科検診 続いて、同じく14%ながら3位よりも1名多い264名が選び2位になっていた検診は「歯科検診」でした。 ・「口腔内の感染症から肺炎になることがある」 ・「最近の研究で、口腔内感染が動脈硬化に関連することがわかってきている」 など、歯の病気によってカラダの不調に繋がるリスクもあるよう。 歯が痛くなってから歯科に行くのではなく、自分なりにルールをつくり定期的に検診しておくに越したことはありません。 ■1位:胃内視鏡検査 そして、23%の医師が選びトップになっているのは「胃内視鏡検査」です。 ・「日本人は胃がんの発生率が高いから。また胃内視鏡はそれほどの苦痛無く、早期に胃がんの発見が可能であり“対費用効果”も良い」 ・「1年に1度胃内視鏡検査をしておけば、進行癌で見つかる可能性はほとんどない」 などの声が寄せられています。 胃がんに罹りやすくなる生活習慣として、過去記事「タバコ級にヤバい…!“胃がん”リスクを高めてしまうNG習慣4つ」でも紹介している様に、喫煙に加えて塩辛い食品や燻製の食べ過ぎ、野菜や果物の不足が挙げられています。 「年に1回、結果により2〜3年に一回受けるのがよい」という医師のススメもあるので、生活習慣に不安がある人で、まだ1度も受けたことのないかたは、まずは1回検診してみるといいのでは。 いかがでしょう? 費用や時間などの事情から、「まずは何から検診したらいいのかわからない」と思ってカラダのチェックを怠ってしまっているかたは、ひとまずトップ3の検診から受診してみては? 自治体によっては無料で受診できるものもありますので、居住エリアの役所のWebを見てから検診計画を立ててもイイかもしれません。
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虫歯も歯周病も怖くない! 強い歯の“絶対常識”

毎日の食事をおいしく食べることは、生活の充実に欠かせない要素。それには、食べ物をしっかりと噛める「歯の健康」がとても大切だ。20代・30代では歯のトラブルが少なくても、40代を過ぎるとドライマウスや歯周病、おとなの虫歯などのリスクが高まる。なるべく歯を失わないよう、失った場合にも正しく対処できるよう、最新の知識を身に付けよう。それが強い歯を残すための「絶対常識」だ。RDT ニッケルチタンファイル 日本人の歯の平均残存本数
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歯垢のニオイは倒れそうになるほど臭いらしい

歯科衛生士の話によると、いくら歯を磨いているキレイな歯でも、治療で歯を削ると激しく臭いニオイがしてくるという。そのニオイの正体は歯垢や歯石で、歯医者に行く前に徹底的に歯を磨いたところで、ガッチリと歯にくっついている根が深い歯垢や歯石は落とす事ができないのだという。その歯科衛生士は、あまりの臭さに倒れそうになったこともあったという。 一日2~3回しっかりと歯を磨いていても臭いって、どうすればいいの……。しかし、ちゃんと歯を磨いていれば口臭に関してはそんなに心配はいらないようで、「削ると刺激臭がしてくるだけなので、普段の生活ではそんなに臭いとは感じないはずです」とも話していた。 では、歯科衛生士や医師は治療時に歯垢や歯石のニオイでかなり厳しい状態なのでは……? 実際に厳しいようで、マスクはしているものの、どうしても歯垢のニオイはプーンとしてくるという。歯を削るとともにバキュームで破片や空気を吸い込むので、歯垢や歯石のニオイを吸いまくる事はあまりないらしいが、それでも毎日そういうニオイを嗅がなくてはならないとは……。マイクロモーター歯科 その歯科衛生士に「じゃあどうすればそういう歯垢とか歯石のニオイを減らせるの?」と聞いてみたところ、とりあえず歯医者で歯石や虫歯を完全に治療したのち、毎日3回の歯磨きをしつつ、同時にリステリンなどのマウスウォッシュ液で口を洗浄するといいらしい。少しでも怠ると思考や歯石はすぐに付着するらしいので、「歯医者に臭いと思われたくない」という人は、徹底して歯磨きとマウスウォッシュをするようにしよう。 歯医者は臭いと思いつつも「治療にニオイは付きもの」と思っているようなので、「口臭が恥ずかしいから歯医者に行かない」なんて事はやめよう。
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