Archives for June, 2015 - Page 3
ドライマウスが急増中!口のネバツキを感じたらチェックしてみよう
口が乾いてしまうドライマウスの症状を訴える人が増えています。ドライマウスの原因は、主に唾液の減少によるものですが、もし「口の中がネバネバする」「頻繁に水を飲んでしまう」などの症状があったら、ドライマウスかもしれません。 こんな症状があったらドライマウスかもしれない ドライマウスの症状がある人は年々増加しており、日本でも3,000万人以上がドライマウスの潜在症状があると言われています。ドライマウスの症状があっても気づきにくいものですが、以下の項目が1つでも当てはまれば、ドライマウスになっている可能性があります。 口の中がネバネバする 口がネバついて、滑舌が悪くなってしまう 口臭がある 食べ物が飲みこみにくい 特に乾いた食べ物を食べるときは水を飲んでしまう 水をよく飲む 口の端が切れて痛い ドライマウスの原因はだ液の不足だった ドライマウスの原因は、だ液が不足してしまうこと。もちろん加齢によって自然にだ液が不足してくるということはありますが、まだ若いという方にもドライマウスの症状が増えているのは、食生活で固いものをよく噛んで食べることが少なくなり、だ液の分泌自体が少なくなってしまっていることが原因としてあげられます。(歯科用ルーペ) また、糖尿病や腎不全にかかっている人もドライマウスになりやすい傾向がありますし、ストレスや緊張で交感神経が優位になりっぱなしの人もドライマウスになりやすくなります。 ドライマウスが生活に及ぼす影響はこんなにある 単に口が乾いているだけだから、とドライマウスを放っておくと、さまざまな悪影響が生じてしまいます。だ液には、抗菌作用だけでなく、粘膜を保護したり消化を助ける機能もあるのです。たとえば、口の中で歯周病菌が繁殖してしまえば、虫歯や歯周病の原因になるばかりでなく、全身に飛び火して肺や心臓の病気、糖尿病を引き起こすことにもなりかねません。 ドライマウスの症状を軽減するにはどうすればいい? 口が乾くからと言って水分をたくさん摂ってもドライマウスは治りません。だ液の減少が原因なので、だ液を増やす必要があります。(歯髄電気診) そのためには、食事の時によく噛んで食べるのが効果的です。歯ごたえのあるものを多めに食べるようにして、ゆっくりと噛んでだ液の分泌を促しましょう。 梅干やお酢などの酸っぱいものを食べるのも効果的。酸っぱいものにはだ液の分泌を促す効果があるので、積極的に食べるようにしましょう。そしてリラックスすること。それでもドライマウスの症状が軽減しない時は、専門の医師に相談してみてください。
歯が根だけ残る「残根(ざんこん)」とは?
あなたは歯の形をしていない歯をご存知ですか? 歯として機能するための歯の頭(歯冠)部分が虫歯などで溶けてなくなり、根だけ残っているような歯です。これを「残根(ざんこん)」と言います。今回は残根についての説明です。 歯科レントゲン-よくある残根になる3つのパターン 残根 歯の頭(歯冠)が完全に溶けて根だけがある ■虫歯の放置 虫歯になっても治療せずに放置していると、次第に虫歯が歯の頭(歯冠)を溶かして残根になります。 ■治療の途中放置 まれに病院嫌いの人から「とにかく痛みだけなくして欲しい」と頼まれることがあります。そして痛くなった歯の神経を抜いた後、最後まで治療しないでそこで来院がストップしてしまうケース。 歯の外側のエナメル質は虫歯の進行が遅い反面、内部の象牙質はエナメル質に比べて柔らかく、内部で虫歯が広がりやすい性質があります。神経を抜く時の穴が開いたまま内部が露出したままになると、虫歯の抵抗力の弱い内部の象牙質から虫歯が進行して、1~2年で残根状態になることがあります。 ■かぶせたものが外れた場合 歯にかぶせたものの周囲から内部に向かって、歯ぐきと同じ高さで虫歯が進行。かぶせものが外れるとすぐに残根状態になります。また差し歯など土台ごと外れてしまった場合も、残根状態になることがあります。 残根(ざんこん)の治療方法 ■歯にかぶせものを作る 残根になると歯の内部の神経がすでにダメになっているか、過去に神経を抜いてあることが多いので、歯の神経を残すことができません。歯の神経を抜いた穴に金属などの土台を差し込み、その上にかぶせものを作って歯の形に戻します。 ■抜歯 根が短い、ヒビが入っている、虫歯が歯ぐきよりもかなり奥に進行しているような場合は、残根の周囲の歯ぐきが炎症を起こしていたり、短すぎて土台の金属を差し込めなかったりします。そのため抜歯になることもあります。 ■残根のまま保存 高齢者などの疾患、飲んでいる薬(骨粗鬆症の薬、抗凝固剤など)の種類によっては、抜歯や治療にリスクが伴うことがあります。このため症状がひどくなければ、リスクを回避するため抜歯せずにそのままにすることもあります。 ■蓋をして入れ歯の下に置いておく 残根の表面に高さ2~3mmのドーム状の蓋を作ります。この上に入れ歯を装着します。通常入れ歯は歯ぐきが噛む力を支えますが、ドームを入れ歯の下に置いておくことで、残根が柱の役割となり、歯ぐきで支えるよりもしっかり感が増します。 残根の注意点 残根は歯が根だけしか残っていないため、一般的に機能を回復させるための治療の難易度が高く、治療の時間や回数が多くなる傾向があります。状態が悪ければ抜歯につながることもあり、歯の寿命で考えると、すでに後半にあると考えられます。 虫歯を放置して残根になってしまった場合には、たとえ治療で元に戻ったとしても、早期発見で治療した虫歯に比べて歯としての寿命が短くなりやすいのです。 さらに汚れた残根の表面にはたくさんの虫歯菌や歯周病菌が付着しています。痛みがないからといって治療せずに放置していると、その菌が他の健康な歯に影響を与えることも考えられるので注意が必要です。
歯科医院に美人の歯科衛生士が多いのは何故?
歯科衛生士は全国的に不足しているので、どこの歯科医院にいっても引っ張りだこの存在です。 東京など都市部では、歯科衛生士の求人倍数が10倍を超えることも! なので、歯科求人はいつも多くの歯科衛生士が募集されています。 それだけ人気なのに、なぜか「歯医者の歯科衛生士は美人揃いばかりな気がする」と患者さんからいわれることはありませんか? Twitterでも、「歯科医院の女の子はかわいい子が多い」とつぶやかれることも・・。 本当に歯科衛生士はみんな美人なの?歯科用高圧蒸気滅菌器なぜ美人の女の子ばかり歯医者にいるの? その謎を探ってみました。 美人の歯科衛生士が多い理由 実は、私が勤務している関東の歯科医院は、ビジネス街にあり、 スタッフもみなわりと綺麗めです。 (私自身は特に美人!までいきません・・。普通です 汗) で、スタッフ仲間に美人問題(笑)について聞いてみました。 A子「あ〜 そうよね。歯科衛生士って美人が多い?」 B子「いや、院長の趣味じゃない?」 私「キャバクラっぽい美人もいるよね・・」 C子「いるいる〜! 綺麗目美人と、まつげバサバサ系美人がいるw」 A子「でも、歯医者によっては、全然美人な子がいない所もあるよ」 C子「そうだね〜。やっぱり院長の好みが関係している気がするなぁ。」 B子「もともと、若い子が多いから美人なんじゃないの?ババァは美人といわないでしょ。」 一同「ハハハ・・・(苦笑)」 こんな会話が成立してました・・・。(笑) 美人な歯科衛生士が多い理由 というわけで、私たちが出した結論は、 ・歯科医院に美人が多いのは、院長の好みが反映されている。 ・院長によっては、美人を採用しない歯科医院もある。 ・歯科衛生士の年齢が若いので、美人とみえやすい。 です!(笑) みなさんはどう思われますか? お気軽にコメントくださいね♪w
智歯周囲炎(親知らず周辺の疾患)による口臭と治療法
智歯周囲炎をご存じでしょうか?その名の通り、智歯(ちし)の周辺で起こる炎症のこと。智歯とはいわゆる親しらずのことを指します。この炎症による影響のひとつに口臭があります。ここでは、智歯周囲炎が起きる原因と口臭との関係について詳しく解説します。 智歯周囲炎とは 智歯周囲炎とは親知らずの周囲の炎症疾患のことを言います。 この炎症は、親知らずが完全に生えきっていない状態で起こります。 親知らずがしっかり生えずに斜めに生えたことで隣の歯との間に深い歯周ポケットができてしまったり、中途半端に生えた親知らずに歯肉が被さってしまったりすると、歯のすき間にできた歯周ポケットに汚れが溜まり、細菌が繁殖して腫れや痛みといった症状が現れます。 智歯周囲炎と口臭の関係 “親知らず”が不規則に生えてしまったことによりできた歯周ポケットの汚れは、歯ブラシやうがいで簡単には取ることはできません。 これらの汚れはそのうち発酵し、臭いを発します。化膿するとさらにひどい口臭となります。このような状態になってしまったら、無理矢理ブラッシングなどせず、歯科でしっかり治療してもらいましょう。 どのような治療かと言うと、半埋伏している智歯の上に、中途半端に覆い被さっている歯肉をメスや電気メスを用いて外科的に切り取って除去します。こうすると、隠れている智歯が露出し、自分で磨きやすくなります。軽度の智歯周囲炎は、これで完治する事も多いです。 智歯周囲炎の治療法 軽度の場合は、抜歯までには至らず、「歯肉粘膜弁除去術」と言う外科的な手術を行います。保険適応の手術になります。 炎症が進行し、鏡で見て明らかに頬周囲が左右非対称に見えるくらい腫れていたり、つばを飲み込むとのどが痛い、口が大きく開けられないといった場合は、親知らずの抜歯が必要になります。 薬で処置できるケースもありますが、それはあくまでも対症療法です。原因となる親知らずを抜くことが、再発を防ぐ根本的な治療と言えます。ニッケルチタンファイル 抜歯後は歯周ポケットの汚れや化膿した膿が残っていたりするため、口の中に不快感がある場合があります。傷の完治とともに、約1週間ほどで治まる傾向にありますが、不快感が残る場合はドクターに相談してください。 また智歯周囲炎は、体調が悪いときに発症すると、身体全体に悪影響を及ぼしたり、のどにまで炎症が広がってしまったりすることがあります。 親知らずは自然に生えてきた場合であれば抜く必要がないこともあります。その場合でも、ケアはしっかり行うことが大切です。
知っておきたい!歯磨きのときに出る“血”の理由
■ 歯茎の出血は体のトラブルサインかも!? 歯ぐきから自然に血が出たり、ブラッシング時、食事時に出血したりすることがありますが 、そのほとんどは歯肉炎や歯周病などお口の中の状態が原因です。 しかし、時にはその出血が全身疾患と関連がある場合もあります。さらに、幼少期の歯ぐきからの出血は特に注意が必要な場合があります。 ■ お口の中に原因がある場合 1.歯肉炎 歯と歯茎の溝に歯垢が停滞し、歯の表面に歯石が沈着することで歯茎が炎症を起こした状態です。 歯茎が赤く腫れた状態で、ブラッシングなどのちょっとした刺激により 簡単にに出血します。歯みがき習慣の改善や歯石の除去で改善します。(超音波洗浄器) 2.歯周炎 歯肉炎が進行すると歯ぐきの炎症のみならず、歯を支えている周囲の骨も吸収してきます。 歯周炎の状態が進行している場合には歯茎から膿も出てきたり、口臭を感じるようになり、適切なブラッシングと歯肉炎以上に徹底的な歯石除去が必要になります。 ■ 全身疾患が関与している場合 1. 肝硬変 慢性的な肝障害により、肝細胞が破壊され、繊維化する事で肝臓が硬くなる病気です。 肝機能の著しい低下によって血液凝固因子が欠乏し、鼻血や歯ぐきから出血が見られるようになります。 2. 急性白血病 貧血、発熱、出血傾向などが主な症状です。 この影響で歯ぐきから血が出ることもあります。 3. 多発性骨髄腫 背中や腰に痛みを感じたり、貧血による倦怠感が一般的な症状です。 加えて病的な骨折を起こしたり出血傾向が見られたりします。 4. 血友病…