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乳歯が残って永久歯が生えてこない!乳歯遺残って何?
正常な乳歯の生え代わり時期は? 犬の歯の生え変わりは、正常ですと永久歯の生えてくる生後3か月から7か月頃に乳歯が抜け落ちます。しかし、トイプードルやチワワなどの小型犬では、生後1年たっても乳歯が残ってしまう場合があります。乳歯の本数は正常ですと28本(切歯3本、犬歯1本、前臼歯3本、これが上下左右にあるので28本)、永久歯は42本(切歯3本、犬歯1本、前臼歯4本、後臼歯2本(上顎)または3本(下顎)、これが左右にあるので42本)あります。歯科機器通販 乳歯が残ってしまうとどうなるの? 乳歯が残ってしまうと、永久歯が正常に生えてこないために歯並びが悪くなり、かみ合わせが悪くなります。そのままの状態でいると、さらに乳歯よりも内側に生えてきた歯が上顎の内側にあたって炎症が起きたり穴が開いたりします。また残っている乳歯と永久歯の間には隙間ができて食事のカスが溜まり、歯石が付着してきます。すると歯石がもとで炎症(歯肉炎)が起きたり、歯肉が痩せてきて歯が脱落することもあります。また歯肉炎が原因で、感染が顎の骨や鼻などにも広がるなど、さまざまなトラブルの原因となるのです。 乳歯遺残はどうすればいいの? まず小さいころから口の中を見せてくれるように積極的にさわってあげて、時々チェックしてあげることが必要です。今生えている歯のそばに新しい歯が生え出してくるのが、日々の観察により確認できます。もし口に触れることを拒むようでしたら、定期的に獣医さんに診てもらって下さい。もし乳歯が7カ月以上たっても取れないようでしたら、乳歯の抜歯が必要です。避妊手術や去勢手術をそのころに行うことが多いので、その時に一緒に抜いてもらえば、費用や犬の負担も少なくて済みます。麻酔をかけないで歯を抜いたりすることもありますが、出血がきっちりと止められるようでしたら問題ないです。ただ抜く過程でとても嫌がり、今後口を触らせなくなることもあるので、できる限り麻酔してもらって抜歯することをお勧めします。
乳歯がグラグラ…。自宅で上手に抜く方法とは?
■ 早めに抜いたほうがいい? それとも自然に抜けるのを待つ? 適正な歯の生えかわりの時期にグラグラになった乳歯は、自然と抜けることがほとんどです。しかし歯並びや噛み合わせの状態によっては、なかなか取れないことがありますよね。 長期間グラグラの乳歯を残していると歯垢(プラーク)がたまり、口の中が不潔になる原因となります。また、永久歯が生えてくるのを邪魔することもあります。歯科ユニット 乳歯がグラグラしているとき、どのように対処するのが正しいのでしょうか?医師に聞いてみました。 ■ まずは歯科医師に相談しよう! 転倒などによる乳歯の打撲により、子どもの本来の生えかわりの時期よりも早く乳歯がグラグラしているケースがあります。 その場合は、乳歯であっても安静にして永久歯の準備が整う時期まで保存しておいた方がいいこともあります。まずは歯科医師に相談しましょう! ■ 自宅で抜く方法1:フロスを使って抜く 抜けてもいい時期のグラグラ乳歯でも血が止まりにくいことがあるので、基本的には歯科医院で行う方が安全です。それでも自宅で抜きたいという人は、試してみてください。 まずグラグラの歯の根元に、フロスまたは裁縫用の糸を巻きつけます。大きく深呼吸させて、息をはき始めた瞬間に、一気に引っ張ります。多少の出血がありますが、ガーゼやティッシュを傷に当てたまましっかり咬ませておくと、15分程度で止まります。 注意点: ティッシュに血が付いたからとしょっちゅう交換すると、逆に血が止まりにくくなります。10分間は取らずに咬ませてください。口の中の傷は、血のゼリー状のものに覆われることで治ってくるので、血でできた黒い塊を取らないでください。傷に触ると出血がありますが、2~3日でおさまってきます。 ■ 自宅で抜く方法2:歯を大きく揺らして抜く グラグラしている乳歯を、歯がない方向にゆっくり、大きく揺らします。 歯医者で抜くのも怖いし、自然と抜けてほしいけれど気になって仕方がないという人にオススメです。一度では取れず数日かかることもありますが、大きく揺らしていくうちに外れていきます。 いずれにせよ、状況によって最適な処置は変わりますので、気になることがある際には、まずはかかりつけの歯科医院を受診するようにしてください。
コーヒーや紅茶の茶渋を落とす!簡単セルフケアホワイトニング
あなたは、毎日何杯コーヒーや紅茶を飲みますか? コーヒー、紅茶、日本茶など、家や職場でお茶を毎日何杯も飲む人は多いと思います。でもお茶を飲む回数が増えるにしたがって、歯に茶渋が付いてしまう悩みも増えてきてしまうもの。茶渋は、お茶の色素が歯の表面に付く着色ですので虫歯ではありませんが、やはり前歯に茶渋が付いてしまうと虫歯や歯石のように見えてしまい、健康的とはいえませんよね。 ただ、ちょっと気を付けるだけで茶渋を付きにくくすることができるのです。今回は、茶渋を付きにくくする方法と、自分自身で茶渋を効果的に落とす方法をいくつかご紹介しましょう。 まずは茶渋を付けない工夫を! 茶渋は、コーヒーや紅茶、日本茶などの色素が口の中に長い時間、停滞していればいるほど、歯の表面にその色素が付いてしまいます。ですので、お茶の色素を長く口の中に停滞させないことが、茶渋を歯に付けない最初のポイントです。具体的には、コーヒー、紅茶などのお茶を飲んだ時には、できるだけ早く歯磨きをしたり、お茶を飲んだ後に色素を洗い流すつもりで、水を1杯飲んだりと、口の中に停滞しない工夫をしてみてください。 今日付いた茶渋は、今日中に落とす! 茶渋は、コーヒー、紅茶を飲んだその日からすぐ目立つようなになるわけではなく、少しずつ歯の表面や歯と歯の間に蓄積していき、気が付くと目立つようになるものです。ですので、茶渋があまり目立たないうちに、できるだけ歯磨きなどで落としてしまえば、蓄積されませんので、その日に付いた茶渋はその日のうちに落としてしまいましょう。 特に歯と歯の間には、茶渋が付きやすいです。茶渋はあまり目立ちませんが、それが蓄積する前に、デンタルフロスや糸ようじを使って、毎日しっかりと茶渋を落としてください。時間が無くて、毎回の歯磨きの時にデンタルフロスができない人は、1日1回でもかまいませんのでぜひ試してみてください。 それでも茶渋が目立ってきたら? 茶渋が付かないように毎日のケアをしっかり行っていても、歯の表面の性状などで茶渋が付きやすい人もいます。そこで、茶渋が目立ってきたら、歯磨き粉を変えてみることも考えてみましょう。ドラッグストアなどには、たくさんの歯磨き粉が並んでいて、どれを選べばよいか迷ってしまいますが、茶渋を効果的に落とす歯磨き粉は、歯の表面の汚れを落とす研磨剤が多く含まれているタイプか、ステインと呼ばれる着色を浮き上がらせる美白効果がある歯磨き粉です。 ただ、タバコを吸う方がタバコのヤニを落とすための歯磨き粉や海外の研磨剤がたくさん入っていて、磨くとジャリジャリ音がするような歯磨き粉には、大量の研磨剤が入っています。そういった歯磨き粉は、茶渋も落ちますが、同時に歯の表面を傷付けてしまい、傷がつくことで逆に茶渋が付きやすい歯になってしまいます。注意が必要です。 また、ステインを浮き上がらせる歯磨き粉は、浮き上がらせるまでにある一定の時間が必要ですので、2度磨きで歯磨き粉の薬効成分が十分に効くようにすると効果的です。さらに歯磨き粉ではありませんが、薬局で売っている薬用の重曹、もしくは食用の重曹を少量の水で湿らせて歯ブラシに付けて歯を磨くことも、茶渋を落とすのには効果的。海外では実際に重層入りの歯磨き粉も市販されています。超音波スケーラー 茶渋が付きにくい歯にしよう 世の中には、茶渋が付きやすい人とそうでない人がいます。茶渋は、歯の表面の細かい凹凸に色素が入り込むのが原因ですので、歯の表面がツルツルでなめらかなら、茶渋もあまり付きません。 そこで、歯磨きしてもすぐに茶渋が付いてしまうような人は、一度歯科医院でしっかりとクリーニングした後に、歯の表面をツルツルに磨いてもらいましょう。そうすることで、歯の表面の細かい傷などが少なくなり、茶渋が付きにくい歯になります。 また、食事をしたり、歯磨きをすることで、歯には毎日細かい傷が付いていきます。その細かい傷は、唾液の力で毎日治されてもいるのですが、細かい傷の治りを促進するためのハイドロキシアパタイトという成分が含まれた歯磨き粉もあります。歯の表面を常になめらかにして、茶渋が付きにくい歯を保つためには、効果的ですよ。
歯科医が考える「いい歯科医を選ぶポイント」
いい歯科医に巡り合いたい……と思う人は多いのではないでしょうか。いっそ、歯科医に聞いてみようと、歯学博士で歯科・口腔衛生外科の江上歯科(大阪市北区)院長・江上一郎先生に「歯科医から見たよい歯科医」についてお話を伺いました。 ■治療中心系、わくわく系、専門系……タイプがある 「口コミや近所で評判の歯科医院があればまず訪れてみるとよいと思いますが、やはり、いい歯科医かどうかを決めるのは、患者さん自身です。『自分で確かめよう』と、積極的な気持ちで探しましょう」と江上先生。 「われわれの業界では、歯科医院をタイプ別に分類しています。口コミがなく探すときには、まずどのタイプの歯科医院にかかりたいかを想定してからホームページや電話帳などで探してください」と、江上先生は、歯科医院を次のようにタイプ分けします。dentalzz ・治療中心系……一般的な「歯科」。一番多いタイプ。 ・わくわく系……子どもやファミリーを対象にしている。スタッフが白衣ではなくエプロンを着用したりと、歯科医院らしくない雰囲気を出している。 ・専門系……「歯科」一般のほか、子どもの治療を専門的に行う「小児歯科」、親知らずを抜く、歯根のうみの袋の摘出など、手術を含めた外科的処置の技術を持つ「歯科口腔(こうくう)外科」、歯並びや噛(か)み合わせを整える「矯正歯科」、インプラントを主流に扱う「インプラント科」、口臭を気にされる方を対象とした「口臭外来」など、専門性を掲げている。 ・予防系……歯周病予防に力を入れている。定期的に美容院感覚で通う人が多い。自費診療。 ・審美系……歯と口の美を追究し、美容目的の整形を行う。自費診療。 ・エンド系……根管治療に特化。抜歯をせずに、完全無菌状態で歯の神経が入っていた管(根管)、または歯根部の嚢胞(のうほう。分泌液がたまり袋状になったもの)の治療を行い、歯の保存を目的とする。自費診療。 江上先生は、こう説明を加えます。 「それぞれの専門に特化している場合と、複数の専門科を掲げている医院とがあります。歯科口腔外科は大学病院や総合病院にはありますが、個人のクリニックでは全体の1割ぐらいでしょう。審美系は都会に多いタイプです。 具体的には、例えば、『親知らずに虫歯ができた。どうも抜いた方がよさそうだ。仕事が忙しい』場合は、ホームページで、『職場から通いやすい距離で、歯科口腔外科を専門にしている医院をピックアップする』と探してみましょう」 ■治療予算を相談できる医師を見つける 次に、訪れたときのチェックポイントについて、江上先生に教えていただきましょう。 ・初診時、いきなり訪れるのではなく、電話をして、「歯ぐきのうずきが市販の鎮痛薬を3日ほど飲んでも治らないのですが、診てもらえますか」などと、症状を具体的に伝えてください。その対応によって訪れるかどうかを判断します。 ・受付のマナーが良い、全体に明るい雰囲気というのは、感じが良いだけではなく、経営に余裕があり充実したスタッフ教育を反映していると考えられます。 ・ある程度新しい設備がそろっていること。治療時間や治療中の痛みなど、患者さんの負担を軽減します。 ・いきなり治療を始めず、治療方法について説明をしてくれるかどうか。また、質問がしやすい雰囲気であるかどうか。患者さんが急いでおられたとしても、医師はきちんと説明をして同意を得てから治療にかかるべきです。 ・治療の予算を聞いてくれるかどうか。聞いてくれつ場合は、予算内で最大限の治療効果について考えてくれるでしょう。自費診療の場合は価格表示がされているかどうかも重要です。 ・子どもや学生、高齢の患者さんが多いと、優しく丁寧な治療を心がけているのだな、と推察できます。 ・清掃が行き届いている、薬のにおいが充満していない(空気清浄ができている)、スリッパが抗菌であるなど、院内の清潔度合いを見ます。清掃状態は、感染症の予防から、クリニックとしての心構えが反映されています。 ありがとうございました。 これからは積極的にこれらをチェックし、自分に合うかかりつけの歯科医を自らの判断で見つけたいものです。
歯茎におできが出現…銀歯を外して治療するべき?
虫歯や歯槽膿漏など口腔内のトラブルはいくつかありますが、歯茎におできのようなものができた経験はないでしょうか。歯の根元がプクッと膨れ上がったようになり、まるでおできができたかのようなこの膨らみの正体とは。 ■30代男性からの相談:「治療済みの歯の根元におできのようなものができました」 『1年ほど前に親知らずの手前の歯が虫歯になり、歯医者で治療を受けました。親知らずを抜いて虫歯に銀歯を被せて治療完了となりましたが、半年ほど経ち歯磨きをしていると、銀歯の下の歯茎におできのような物がポコっとできていました。インターネットで調べたところ細菌がたまっているようなので、再び歯医者に行くことになりそうですが、また銀歯を外して治療をするのでしょうか。前回、治療に半年かかったので、正直不安です。 (30代・男性)』 ■おできの正体はフィステルと呼ばれるもの 歯茎にできた、おできのような膨らみは、フィステル(瘻孔・ろうこう)と呼ばれるものです。何らかの原因で歯茎に膿がたまると、このようなフィステルができることがあります。 『ご相談のおできは、専門的にいうと「瘻孔(フィステル)」というものです。前回、半年かかって根っこの治療(根管治療)をされたようですが、歯科医の技術や歯の根っこの形状などの問題で細菌が取り切れなかったため、歯根の先に膿がたまり、その膿の出口としてフィステルが形成されたと考えられます。(歯科衛生士)』根管長測定器 ■根管治療の実績がある歯科を受診してみては フィステルの再発を防ぐためには、菌を完全に取りきる必要があります。そのためには、できれば根管治療を専門もしくは得意とする歯科医に診てもらった方がよいと、歯科衛生士さんは説明しています。 『治療としては、ご想像の通り再び根管治療になります。少しでも菌が残っていると、後にまた同じことを繰り返す可能性があるため、菌の侵入を防ぐラバーダムや、操作の確実性を上げるマイクロスコープなどの道具を使っている、根管治療を専門あるいは得意とする歯科医を探しましょう。(歯科衛生士)』 『根管治療の分野を得意とする医師であれば、恐らく半年通う必要はないでしょう。根管治療でも治癒が困難だったり歯根が曲がっているなどの場合は、歯茎を切って歯根の先の膿の袋を取り出す治療をしたり、半分だけ歯を抜くこともあります。(歯科衛生士)』 前回の治療で菌が残っていたため、歯茎に膿がたまってしまったようです。完全に治療するためには、根管治療に精通している歯科医に診てもらった方がよいので、一度、情報収集をしてみてはいかがでしょうか。
歯科治療後の飲酒はなぜイケナイ?専門家が解説!
大人になっても、歯医者を苦手としている人は多いのではないだろうか。 治療自体も憂鬱だが、麻酔が効いているからという理由で治療後数十分は食事を控えるようにと注意を受けることが多いため、予定を立てるのが大変なこともしばしば。 「教えて!goo」に「抜歯しましたが、飲酒は絶対だめですか?」というタイトルで投稿した質問者もその一人だろう。 寄せられた回答を見てみると、「傷口が完全に塞がるまで禁酒してください。思わぬ菌が入って、取り返しのつかぬことになっては大変です」(biwako1215さん)、「アルコールが体内に入ると血管が拡張していまい、出血しやすくなるためです。出血が長い間続くと口腔内の細菌が感染してしまうおそれもあります」(konyaga-yamadaさん)、「後の激痛と再出血の覚悟をしてお飲みくださいね」(aya-pi-さん)と、満場一致で「絶対だめ」……。専門家に詳しい理由を聞いてみたので、「納得いかない!」という人は続きをご覧あれ。 ■飲酒により治りが遅くなる危険大! 歯科医の小谷田先生は、 「麻酔有り無しに関わらず、抜歯・虫歯の治療後の飲酒は控えるべきだと考えられています」(小谷田先生) と話す。その理由は、 「飲酒によって、血圧が上がること等により、治癒機転としての毛細血管の閉鎖が妨げられ、再出血が起こります。そうすると、特に抜歯後の治癒に支障が生じる可能性が高くなります。また、抜歯後は抗生物質や痛み止めが処方されます。薬を飲んでいる期間に飲酒をすると人によっては湿疹がでたり、体に異常な反応が出る可能性があります」(小谷田先生)歯科用エアーコンプレッサーt とのこと。再出血により、せっかくのお酒が血の味になってしまうかも……。それでは、どの位時間が経過したら飲酒をしても問題ないのだろうか。 「抜歯当日は飲酒をしない方が良いでしょう。通常12時間程度は空けた方が良いと思われます。飲酒と同じ理由で入浴も控えた方が良いと言われていますが、特に腫れ・痛みがなければシャワー程度の軽い入浴は大丈夫です」(小谷田先生) 抗生物質や痛み止めを処方されている人は、先に述べた通り、飲酒によって体が異常反応を起こす可能性がある。処方された日数分の薬を完全に飲み終わってから行うようにした方が良いとのこと。覚えておこう。 ●専門家プロフィール:小谷田 仁(こやた ひとし) 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック院長。日本歯科大学卒業後、アメリカのハワード大学・矯正科大学院に入学。矯正の専門医の資格取得後、同大学大学病院歯科矯正科での勤務を経て帰国。舌側矯正を日本で初めて臨床に取り入れ、症例数は4000件を超える。
エッ…コレも?赤ちゃんの「離乳食に使ってはいけない」調味料3つ
パパ・ママの皆さん、母乳やミルクの時期を経て、いよいよ離乳食となるとちょっと緊張しますよね? 特に初めての子どもで、初めての離乳食となればママもいろいろ不安になってしまいます。 そこで今回は、英国最大の公的な情報サイト『NHS choices』を参考に、離乳食作りで使わない方がいい調味料の代表例をまとめたいと思います。 ■1:塩(しょうゆ、みそ) 最初のNG調味料は塩。塩分はいろいろな食品に含まれていますが、味付けをするためにあえて塩を振るような調理法はNG。 特に少し子どもが大きくなってきて、大人と同じ食事を食べるようになってきたら要注意ですよね。過度な塩分は子どもの腎臓に悪いと分かっていますので、塩分の過剰摂取に注意してください。 その意味で、しょうゆやみそも要注意。離乳食の初期だけでなく、慣れてきてからも風味を付ける程度の利用がベストみたいですよ。 ■2:砂糖 次は砂糖。子どもは生育において、砂糖を特に必要としていないとか。フルーツジュースやスナック菓子を含めて、砂糖入りの飲食物は控えさせた方がいいとのことです。 特に歯が生えてきたころからは、一気に虫歯が進む原因にもなります。 「別に生え変わるから大丈夫じゃない?」と乳歯の虫歯を軽視している人もいるかもしれませんが、『WooRis』の過去記事「どうせ生え変わるから…はNG!“乳歯の虫歯を放置”しちゃダメな理由とは」で、歯科医師の渡辺智良先生が教えてくれたように、乳歯の虫歯は永久歯を変色させてしまう原因にも……。 どうしても食べ物を甘くしたい場合は、母乳やフォローアップミルクなどの甘みを利用して味付けをするといいようです。オイルレスエアーコンプレッサー ■3:ハチミツ 甘みがあり栄養たっぷりな食品ですので、ほんのちょっとでも与えたくなる気持ちも分かりますが、ハチミツには細菌が生息している場合があります。 その状態で子どもに与えてしまうと、ボツリヌス菌による食中毒になってしまう恐れもあるとのこと。 農林水産省によっても注意喚起がされています。1歳未満の赤ちゃんには決して食べさせないようにしたいですね。ちなみにハチミツも虫歯の原因になります。そちらの問題も要注意です! 以上、離乳食に使わない方がよい調味料をまとめましたが、いかがでしたか? 離乳食がスタートしたら、毎日のレシピを考えるだけでも大変ですが、こういった味付けにも注意したいですね。
歯周病治療の種類と効果、注意点
歯周病の基本治療 歯周病の治療では、最初から歯茎にメスを入れたり、抜歯をしたりするようなことはありません。まずは、直接の原因になる歯垢(プラーク)や歯石を取り除く、プラークコントロールから行うのが基本です。プラークコントロールには、患者自身が行うセルフケア(毎日の歯磨き)と、歯科医で行うメディカルケア(スケーリングやルートプレーニング)があり、この両方を連携して行うことで、はじめて治療が成り立ちます。 スケーリング…先に刃のついた「スケーラー」という器具を用いて、歯茎の上の部分や歯周ポケットの浅い所にたまった歯垢や歯石を除去します。最近では、痛みが少ない超音波スケーラーを用いられることも増えてきました。 ルートプレーニング…先に刃のついた「キュレット」という器具を用いて、歯周ポケットの奥についた歯垢や歯石を除去するとともに、歯の根元の表面を滑らかにして、歯垢などを付着しにくくします。歯科ユニット 歯周ポケットを小さくして炎症を治す外科治療 基本のプラークコントロールを行っても炎症が治まらない場合は、外科治療を行うことがあります。歯周病の外科治療には、次のものがあります。 歯周ポケット掻爬(そうは)術…歯周ポケットの深さが4mm程度の軽度の歯周病が対象となる治療法です。局所麻酔をして、歯周ポケットの中の炎症を起こしている歯周組織を掻き出し、除去します。スケーリングやルートプレーニングで用いる器具を歯周ポケットに挿入して行うので、メスでの切開は行いません。 フラップ手術…歯周ポケットの深さが5mm以上の場合に適応される治療法です。局所麻酔をした上で歯茎を切開し、歯石などをきれいに取り除いた後に、歯茎を元に戻して縫合します。 破壊された歯槽骨を再生する歯周外科治療 重度の歯周病で、歯を支えている歯槽骨まで破壊されている場合は、歯槽骨を修復するために、次のような外科治療を行うことがあります。 GTR法…歯の周りには歯茎以外にも、歯槽骨や歯根膜などの歯周組織があり、それぞれが自然治癒力を持っています。なかでも歯茎は、ほかの歯周組織よりも修復するスピードが早いという特徴があります。このため、歯槽骨がやせ細っている状態でフラップ手術を受けると、歯槽骨などが育つべきスペースに、再生された歯茎が入り込んでしまい、歯槽骨の修復を阻んでしまいます。そこでGTR方では、フラップ手術をした後に、歯茎と歯の根元の間に人工素材の膜を置き、歯茎が入り込まないようにして、歯槽骨の再生を促します。 エムドゲイン療法…GTR法で膜を置く代わりに、「エムドゲインゲル」というタンパク質のジェル状ですき間を満たす治療法です。GTR法よりも手術が簡単で、使用するゲルも自然に吸収されるので、取り除くための手術をする必要がありません。
あなたに合った歯医者の選び方/7つのタイプの歯医者とおすすめの方
歯医者に行きたいけれどどんな歯医者に行ったらいいのか迷われている方も多いのではないでしょうか。歯医者がたくさんあって迷いますよね。実は歯医者には多くのタイプがあって、みんな同じではないのです。どんな治療をして欲しいかで、自分にあった歯医者があるのです。自分のタイプとは違った歯医者に行ってしまうと、自分が思っていたこととは違う治療から始まったり、歯医者にとってもやりにくい場合もあるのです。そのため自分に合わなかった歯医者に行った方が口コミサイトなどで発言をしてしまうのです。今回は歯医者の7つのタイプとおすすめの方をご紹介します。ただし、多くは筆者の私見ですので全てが当てはまるわけではありません。参考程度に留めておいてください。 1.7つのタイプの歯医者とおすすめな方 1−1.虫歯を作らないようにする予防中心の歯医者 こんな方におすすめ 虫歯ができないように丁寧に磨いていたつもりだったけど、鏡で見たら歯に黒い部分を見つけた 虫歯ができてしまったがこれからは虫歯を作りたくない 歯医者に行ったら虫歯と言われたができるだけ歯を削りたくない 予防中心の歯医者の特徴 将来にわたって自分の歯で食事をしたい方におすすめです。毎日の歯磨きと、定期的な歯医者でのメンテナンスを行い、できるだけ歯を大切にしたいと思っている方に合う歯医者です。 予防中心の歯医者の特徴はできるだけ歯を削らないようにしていることです。虫歯のできない環境作りをして、小さな虫歯は削らず、進行性の虫歯だけを治療します。口の中の検査項目も多く、レントゲンや写真、唾液の検査をして、口の中を管理していきます。定期的なメンテナンスを行い、虫歯ができてからの治療ではなく、できないように予防をしていきます。詳しくは「ホームページからわかる正しい予防歯科の選び方と治療の流れ」を参考にしてください。 注意点 予防的な歯医者では口の中の環境づくりから治療が始まります。そのため検査や項目も多く、歯石取りなどにも多くの時間がかかり、痛い時や取れた時だけしか歯医者に行かない方にはおすすめできません。 1−2.すぐに削って詰めてくれる歯医者 こんな方におすすめ 金属が取れてしまったのでその部分だけすぐに治療してほしい 歯医者は行きたくないので痛みだけ取ってほしい 仕事が忙しいので早く治療してほしい すぐに削ってくれる歯医者の特徴 忙しく歯に何かあった時にしか歯医者に行けない方におすすめです。日曜診療や比較的時間も遅くまでやっている歯医者が多いために通いやすい歯医者です。 歯が取れたり欠けたりした時、歯医者に行けばすぐに削って詰めてくれたりしてくれる歯医者です。症状がある部分だけを治療してくれるので早く治療が終わります。 注意点 すぐに治療をしてくれる反面、高い精度の治療を求めている方はおすすめできません。比較的若い先生が多くいる歯医者で担当医制ではなく、来院した順番に治療を進めていくことがあります。 1−3.地域に密着した歯医者 こんな方におすすめ いつもの歯医者で安心して治療を受けたい 近くの歯医者に行きたい 家族から紹介された 地域密着の歯医者の特徴 歯医者を変えたくない方におすすめです。小さい時から通っていると安心感があるものです。歯に何かあった時にはそこに行くと決めている方も多いです。 両親や小さい頃から通っている方が多く、自分の家族構成や人の体のことをわかってくれるので、安心して治療が行えます。最新の機材が揃っているわけではありませんが、親身になって相談に乗ってくれるのが特徴です。…
歯周病をあなどるなかれ!知っておきたい妊娠中の歯周病
■歯周病を患う妊婦の低体重・早産リスクは倍! 1996年アメリカの研究機関が早産や低体重児を出産した人を調査したら、歯周病が進行していた人がそうでない人の倍もいた、というショッキングな結果が発表されました。さらに、2003年の鹿児島大学での調査でも同様の結果がでており、歯周病の人の早産・切迫早産のリスクは通常の約5倍だったと報告されています。タバコやアルコールが早産の原因としてよく知られていますが、これらの研究結果を見ると、歯周病患者ははるかに高いリスクを抱えていることになります。 妊娠中は女性ホルモンの分泌が増えますが、中でも特にエストロゲンは特定の種類の歯周病原細菌の増殖を促すことがわかっています。妊娠周期のホルモン分泌量は通常の10~30倍にもなり、妊娠中期から後期の妊娠性歯肉炎にかかりやすくなるのです。口腔内カメラ 歯周病と早産の関係のメカニズムはまだはっきり解明されていませんが、近年の研究により少しずつ明らかになってきました。出産が近づくと、子宮収縮作用のあるプロスタグランディンという物質が増え、陣痛を起こします。そしてこのプロスタグランディンの分泌を促すのがサイトカインという生理活性物質です。 サイトカインは様々な炎症により増殖する性質があり、歯周病により炎症を起こしている状態は、サイトカインが増殖しやすい状況にあります。その結果、プロスタグランディン分泌が促され、子宮の収縮が起きて早産につながる、というメカニズムが解明されつつあります。 また低体重児との関連についてもはっきりと解明されてはいませんが、歯周病菌の毒素や炎症性物質がママの血液中に入り、それが胎盤を通過して胎児に影響を及ぼし、胎児の発育を妨げることがあると考えられています。 ■歯茎の異常に気づいたら、迷わず歯科医へ 妊娠中は歯がボロボロになる、と言われますが、これは赤ちゃんに栄養をとられるわけではなく、つわりのせいで歯ブラシを口にいれると吐き気をもよおし、しっかりした口腔ケアができないためと考えられています。また、歯周病は30代後半以降に急増するため、高齢出産の妊婦さんは特に注意が必要です。 歯茎が赤く腫れる、痛みを感じるなどの症状を感じたら、すぐに歯医者に行くことをおすすめします。歯周病治療をした妊婦はしなかった場合に比べて低体重児出産のリスクが約5分の1に減少するというデータもあります。初期の歯茎の炎症ならば、クリーニングや歯垢の除去をするだけでもかなり改善されます。 それに、臨月が近くなってくると仰向けに寝ることがままならず、治療が困難になることもあるので、妊娠中期ごろまでには治しておきたいものです。受診時には妊娠中有であること忘れずに伝えましょう。 歯周病の予防には、丁寧な歯磨きが効果的です。歯と歯茎の境目はとくに念入りに、小刻みにブラッシングするようにします。一日最低15分間かけて行うのがよいとされています。正しい歯みがきにより歯周病のもとである細菌を取り除き、歯茎の血流をよくすることが歯周病予防に役立ちます。早産のリスクを少しでも減らすため、毎日の口腔ケアに気を配るようにしましょう。