Author Archives: shikaki@119 - Page 50

相武紗希 「八重歯さよなら」

女優の相武紗希が1年間かけて矯正歯科に通い、「八重歯」にサヨナラしたことを自身のインスタグラムで公開。15日、神宮前矯正歯科の先生や看護師さんとのVサイン写真と共に報告すると、フォロワーから"八重歯がチャームポイントだと思っていたのに、さみしい…"など、思わぬ反応が寄せられた。歯科矯正器具 それを読んだ相武は再び、“ニコッと笑顔を見せ、きれいに歯が並んだ口元のアップ写真"を投稿。 『八重歯さん。好きだった人、、結構多いのね、、、ごめんなさい。でも私は今の方が好き。だからこれからは益々笑顔いっぱいで過ごします!!』(本文ママ)と、素直な今の気持ちをコメントした。 すると、フォロワーからは 『どっちも可愛い!』 『ヤバイ!笑顔が、歯が眩しい』 『これからも笑顔、見せてくださいね』 『八重歯、あってもなくても可愛いです』 『歯よりさきちゃんが好き!』 など、相武自身への思いを書き込んだ。 しかし、ここまで言ってもなお『八重歯可愛かったけどなぁ~(^^;;』、『やっぱり八重歯派なので、心を鬼にして「いいね!」押しません(T・T)』など、"八重歯"に固執しているファンも僅かながらいたようだ。 昔から「芸能人は歯が命!」とはよく言ったもので、相武が八重歯を治したことはそんなに不思議なこととは思えないのだが・・・。ファンの心理は計り知れない。
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妊娠中のケアから大事!「我が子の歯をダメにしちゃう」親のNG行動4つ

健康な歯は一生の宝物”と言われているように、歯は大切なもの。歯の健康が、“全身の健康や寿命”にまで影響しているとも言われていますので、ご自身のみならず、生まれてくる我が子の歯もしっかり守っていきたいですよね。 でも、もしご自身が知らずにやっていたことが、子どもの歯をダメにしてしまっていたとしたら、どうでしょうか。のちのち悔やまないためにも、親としてのNG行為を知っておきましょう! そこで今回は、愛児の会デンタルクリニック院長・羽田宣裕先生の著書『こどもの歯をじょうぶにするQ&A 64』などを参考に、生まれてくる我が子の歯をダメにしてしまう、親のNG行為を4つご紹介します。 ■1:妊娠中の栄養不足 子どもが誕生してから、虫歯にしないようしっかり歯磨きをさせようと考える親御さんは多いかと思います。 なんと実は、歯のもとになる“乳歯の芽”は妊娠7週目の頃から、“永久歯の一部”も妊娠中に作られるのだとか……。したがって、妊娠中の食生活はとっても大切!歯科医療機器 カルシウムを十分にとり、くわえてタンパク質やビタミン、ミネラルなどバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。 ■2:妊娠中にインスタント食品等をよく食べる 妊娠中、無性にインスタント食品やスナック菓子等を食べたくなり、毎日のように食べてしまった……という話をよく聞きます。 しかし、これらの食品に多く含まれる食品添加物の“リン酸塩”がくせ者なので、要注意。体内のカルシウムとくっついて、体の外に排出してしまうことがあるそうなので、食べ過ぎないようにしてくださいね。 ■3:添え乳しながらの寝かしつけ 子どもを寝かしつける際に、手っ取り早くラクな方法が、“添え乳”。すぐに眠ってくれるし、寝ながら赤ちゃんに授乳するのが習慣になってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 子どもの歯の健康のためには、寝る前や夜中のおっぱい・ミルクは、NG行為。この習慣をダラダラ続けていると、のちのち子どもが虫歯に悩まされる可能性もあります。くれぐれもご注意ください。 ■4:歯磨きのスタートが適切でない 「子どもに歯が生え始めてきたけど、いつから歯磨きの習慣をつけたらいいのだろう?」と思いますよね。 それについては、最初の歯が生え始める生後7~8か月頃から、濡らしたガーゼや乳児用の歯ブラシで、口にふれる練習・歯のケアを心がけるといいとのこと。 さらには、1才半頃には上下の前歯と奥歯の一部が生え始めてきます。“ご飯を食べたら、歯ブラシ”の習慣づけをするようにしたいですね。 以上、我が子の歯をダメにしてしまう、親のNG行為をご紹介しましたが、「知らずにやっていた……!」ということもあったのではないでしょうか? 子どもの歯の健康のためにも、妊娠中から気をつけるようにしてくださいね。
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真っ白な歯の正体は…!歯科医が語る「ハリウッドスマイル」の真実

芸能人やセレブは歯が真っ白! どうやったらあそこまで白くなるんでしょうか? 今回そんな素朴なギモンを、筆者が『代々木公園 にいみ歯科医院』の新美勝海院長にぶつけてきました。 ■芸能人みたいな真っ白い歯にすることができるの? 「ハリウッド俳優のように本当に真っ白い歯にする方法は、オールセラミックのクラウンを歯全体にかぶせるか、ラミネートベニアを歯にくっつけるしかありません。ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングでもかなり白くなりますが、あくまで自然な白さの範囲に留まります」と私たちの夢をあっさり砕く新美院長。 オールセラミックのクラウンは陶器でできた被せ物を指し、歯に一番近い質感と透明感があります。その代わり歯全体を大きく削って被せるので歯の負担は大きくなります。 一方、ラミネートベニアは、歯の表層を薄く削り陶器でできた板を装着します。クラウンと同様自然な仕上がりになり、歯を大きく削らないのでクラウンほど歯に負担はかかりません。しかし両方とも保険適用外ですので1本数万円から15万円ほどする高価な治療法。dentalzz また、「セラミッククラウンにしろ、ラミネートベニアにしろ、審美目的で健康な歯を削るのは歯科医として勧めたくはありません」と助言する新美先生。 確かに費用や歯の負担を考えると、ルックスが自分の商品価値に直結するモデルや芸能人でない限り躊躇しますね。 では、巷で売られているホワイトマニキュアを塗るのはどうなのでしょう? ■ホワイトマニキュアの効果は!? 「ホワイトマニキュアはマニキュアを歯に塗るので、レーザーホワイトニングでは白くできない神経治療した歯やクラウンなどにも使えます。市販のマニキュアは低コストで塗れますし歯を痛めることもありません。 ただ、問題は持続性です。市販のホワイトマニキュアは一日程度しか持続しません。一部の審美歯科で提供しているマニキュアには数ヶ月から数年間持続するタイプもありますが、持続するには定期的な通院が必要です。最大の欠点はマニキュアが飲食と共に着色しはがれてくるので、見た目が汚くなります」と院長。 歯科医院で施術するマニキュアにも種類があり持続する期間と比例して価格が高くなります。大体1本3,000円から15,000円まで。メンテナンス費や通院頻度を考えると、常に白い歯をキープしたい方にはコスパがよくないかもしれません。 さらに、「ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングと違い、マニキュアは歯の自然な透明感が出ませんし、ネイルと同じでマニキュアを塗ると歯に厚みが出てきます。遠目には真っ白できれいなのですが、近くで見ると少し不自然です。マニキュアはスポット的に使用されるといいでしょう」とのこと。 なるほど、結婚式などの晴れの舞台ならばマニキュアをするのがよさそうです。 新美先生のお話をまとめると、永遠の真っ白さを求めるにはクラウンやラミネートベニア、低予算で一時的な真っ白さを叶えるにはマニキュアが向いています。ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングで、完全な“ハリウッドスマイル”は難しいという結論にいたりました。 普段はホームホワイトニングやオフィスホワイトニングで歯を白くキープしておき、特別な日だけマニキュアをする方法が無難かもしれませんね。
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歯科医師が教える「自宅で簡単に歯を白く保つ方法」

初対面の人と会った際、相手の印象を左右することもある「歯」。当然、白い歯の方が好感を持ってもらいやすいわけだが、何度も頻繁にホワイトニングを行うと費用面で問題が出てくる。また、ホワイトイングで手に入れた白い歯を、できる限り長期間維持することも大切だ。 それならば、自宅でのケアを工夫するだけで白い歯を手に入れることは可能だろうか。矯正歯科クリニック院長の今村美穂先生に伺った。 歯が汚れるメカニズム そもそも歯はなぜ汚れるのか、まずはそのメカニズムを知っておこう。一般的は歯の汚れは「ステイン(着色汚れ)」と呼ばれる。最初にお茶やコーヒーの色素やタバコのヤニなどに由来するこのステインが、歯のエナメル質の表面にある「ペリクル」という薄い膜に付着することで、歯が汚れて見えるわけだ。 ペリクルは歯磨きなどによってすぐに取れてしまうが、数分後にはすぐ形成されているという性質を持つ。ペリクルを構成する特定のタンパク質をレセプター(受容体)として、そのレセプターに対して菌が集まり、「菌のコロニー」が形成される。ただ、比較的初期段階でしっかりとクリーニングをしていれば、歯の健康は保たれる。 ところが、このペリクルが一般的には「プラーク」(歯垢)と呼ばれるバイオフィルムという形で成熟してエナメル質表面を覆ってしまい、その中まで汚れが入ってしまうと厄介だ。 「エナメル質は小さなチューブみたいなものの集合体。その"管"の中に汚れが入っていかないようにすることが大切です」。 エナメル質の構造は個人によって異なる。一般的に、加齢と共に"管"の部分が細くなっていくと言われている。エナメル質の奥底に汚れが行きにくくなる反面、一度入ってしまうと沈着しやすくなるというわけだ。 オフィスホワイトニングなどの後はその"管"が空となり、そこに唾液が入ることで歯が白く見えるわけだが、その部分に何らかの有機質が入ってしまうと以前の状態に戻ってしまう。そのため、ホワイトニングの効果とその持続期間には個人差があると今村先生は話す。 今村先生は、「ホワイトニングをする方は増えてきています」としたうえで、「ホワイトニングは永久的なものではありません。食生活、嗜好(しこう)習慣、その後のメンテナンスにより程度は異なりますが、色調の出戻りは起こってしまいます」と解説する。 一度の施術で永遠に白い歯を保ち続けることは不可能だからこそ、毎日の生活でできるケアやメンテナンスが必要というわけだ。 簡単にできる3つの"お手軽ホームケア" それでは簡単にでき、かつ歯の白さを維持するのに役立つ"お手軽ホームケア"には一体どのようなものがあるのだろうか。今村先生は3つの方法を教えてくれた。 対策1: 色の濃い食べ物は食べない ステインの原因となる食べ物を避けることは、歯を白く見せるうえで重要だ。その見分け方は簡単で、基本的には「色が濃いもの」がステインが付着しやすい飲食物となる。下記が具体例だ。 ポリフェノールを多く含む食品 赤ワイン、大豆、ぶどう、ココア、チョコレートなど お茶、炭酸飲料 コーヒー、紅茶、ウーロン茶、コーラなど 調味料関連 カレー、しょう油、ケチャップ、ソースなど これらの飲食物とは逆に、食物繊維は歯に汚れが付着するのを防いでくれるため、野菜は積極的に摂取した方がよい。ただ、これらの飲食物を避けて日常の食生活を過ごしていくことは、かなり難しいだろう。特にコーヒーやワインなどの嗜好(しこう)品は、好んで摂取する人も多い。そんな人たちにお勧めなのが、次なる対策だ。 対策2: 食事後、すぐにうがいをする 色の濃い飲食物を口にしてしまったら、歯の表面に付着した汚れが沈着しきる前に、しっかりと洗い流してしまうことが大切だ。歯を磨くのが難しい場合は、うがいをするだけでもOKだし、水を飲むだけでも結果がかなり違ってくるという。 そして、さらに手軽に歯の汚れ予防に役立つアイテムがある。それはガムだ。 対策3: 気になったらガムをかむ 今村先生によると、唾液には歯の汚れを落とす「自浄作用」があるという。仕事中や移動中にコーヒーや緑茶など、ステインが付着しやすいものを飲んでしまった際は、ガムをかむことも立派な着色予防だ。…
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歯医者で行う口臭治療の内容

口臭には一時的なものと、慢性的なものがあります。 一時的な口臭のひとつが、食べたり飲んだりしたときに発生するもの。ニンニクやアルコール、喫煙の習慣など、それぞれ臭いの特徴もあって原因はすぐにわかります。歯科診療ユニット そしてもうひとつは、生理的口臭です。ストレス下や空腹時など、唾液の量が減少して生理的口臭は発生します。健康的な唾液はサラサラしたもので臭いませんが、分泌量が減ってくると粘度を増し、細菌を凝縮してしまうのです。 しかしこれも一時的なもので、こまめに水分補給をしたり、食事をよく噛んで食べたりしながら、唾液の分泌量を増やせば解消されます。 これらは日々の生活習慣で改善できますので、特別な治療は必要ありません。 歯に関係した口臭の原因 こういった一時的な口臭に対して、慢性的な悪臭を放ち治療が必要なのが、「病的口臭」と呼ばれるものです。 喉や呼吸器、消化器官など身体の病気が原因となって発生するもので、虫歯や歯周病が原因による口臭もこの病的口臭のなかに含まれます。 以下のような、歯に関係した原因で起こる口臭は、歯医者で治療を行います。 (1)プラーク(歯垢)と歯石 歯や歯茎が悪くなるのは、プラーク(歯垢)が原因であることがほとんどです。ブラッシングの習慣がない、あるいは正しくないブラッシングを続けるとプラークは長時間口内に留まって、細菌が広がり臭いは発生します。 放っておくと歯石に変わってブラッシングでは取り辛くなり、虫歯や歯周病へと病状は進んでいくのです。 (2)虫歯 虫歯は、初期のものであれば臭いもそれほど気になりませんが、進行するとだんだんと臭いが強くなってきます。 臭いの原因は、虫歯菌が歯を溶かすときに出す酸です。胃からでる悪臭であれば自分でも気が付きやすいですが、虫歯による臭いは鼻腔まであまり届きません。そのため、自覚できないケースが多いのです。 (3)歯周病 歯周病とは、歯と歯茎の間に細菌が溜まり、歯茎がただれてしまう病気です。歯茎がただれることによって、血や膿が出て臭いが発生します。 歯医者でしてもらえる口臭治療とケア 病的口臭の9割は口内環境が原因と言われています。つまり、歯や歯茎を健康に保つことでそのほとんどを改善することができるのです。 まず治療を先延ばしにしている虫歯があれば治療しないと病的口臭も改善されません。一見虫歯がないように見えても、慢性的な口臭が気になる方は、歯科検診を受けるようにしましょう。 細菌は虫歯や歯周病にかかった歯茎のほかにも、過去に治療した被せものが合っていない場合など、その隙間に溜まりやすくなります。また、歯医者に通う際には、正しいブラッシング方法を再度教わり、おさらいすることも長い目での口臭対策となります。 また虫歯のない方でも定期的に歯医者に通ってプロフェッショナルクリーニング(PTMC)をしてもらい、歯石を取り除き、歯と歯茎を清潔に保つように心掛ければ、慢性的な口臭を解決する一手になるでしょう。
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大人になってから歯並びはどこまで矯正できる?

大人の歯列矯正は何歳までできる? 歯並びの悪さは大きくわけて、骨格性と歯槽性があり、骨格そのものに問題がある場合と歯の生えている歯槽骨から先に問題がある場合があります。一般的には歯の生えそろう中学生前後に歯列矯正を始めることが多いのですが、20~30代はもちろん、60歳の人でも歯列矯正をしていることがあります。歯は何歳になっても動くものなので、60歳でも可能なのです。ただ、あまり高齢になると歯周病になっていたり、骨そのものが弱くなってきたりするので、なるべく早い時期に治療を受けることが望ましいと言えます。 成長期が終わった人は、顔面の骨格もほぼ完成しているので、歯科医の範疇ではあごの大きさを変えることや、成長を促すといったことはできません。したがって、各個人の顔の形やあごの形に沿った矯正を行うようになります。歯科機器通販 矯正前に、虫歯などのトラブルをケア ワイヤーによる歯列矯正の前段階として重要なのは、虫歯や歯周病などのトラブルをきちんとケアしておくことです。虫歯を治し、歯肉炎などを抑え、歯石除去を行ってから歯列矯正を始めます。歯列矯正は、大人の場合、12~30か月ぐらいかかります。ですから、その間、心身ともに健康であることが望ましいと言えます。装置を使用すると開始2~3日はうずくような痛みや違和感があることに加え、場合によっては虫歯などになることもありますので、丁寧な歯磨きの習慣を継続していくことが大切です。 セラミック法での歯列矯正の場合は虫歯があっても歯並びと同時に虫歯治療や歯周病の治療をする事が可能です。治療期間は3か月程度ですので、短期間で治したい方や治療中の痛みや違和感が嫌な方に適しています。 また、歯並びが悪い原因があごの骨格的な不調和にある場合、外科的手術を伴うことがあります。このケースでは、歯を動かすだけでは矯正がうまくいかないので、手術によってあごの不調和を改善します。顎変形症と診断された場合は、手術は保険適用になります。1週間程度の入院になることが多く、術後に通常の食事に戻るまでには1か月ぐらいかかります。顎が開かない様に顎間固定という固定をしますので、手術後は口を開く事が出来ませんから食事は出来ず、しゃべる事も出来ません。 手術後は術後矯正がありますので、治療開始から終了まで5年程度かかります。 それに対して、一般的な受け口やしゃくれた顔貌の場合は入院が短く、通常の生活が出来るまで1週間程度な下顎骨切り手術という手術があります。下顎骨切り手術は1泊だけの入院で食事制限もなく、術後の回復が早いですので仕事や学校がある方にはおすすめです。 術前、術後の矯正も必要ありませんので、1回の手術で治療が終わります。 また、あごに問題がなくても、出っ歯や受け口で通常の装置だけで歯の移動が難しい場合は、矯正治療用インプラントを使うことがあります。 自分の目指すゴールや歯並びのイメージ等を医師と確認し、期間や予算、矯正方法などを検討した上で、矯正方法を選択するようにしましょう。
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歯科医に聞く!口臭対策に適した歯磨き粉の選び方

口臭のエチケットとして毎食後、歯磨きを欠かさない方も多いでしょう。しかし、歯磨き粉の成分や使用量について正しく理解していないと、歯磨きによってかえって口臭を発生させてしまう可能性があります。 以下では口臭対策に適した歯磨き粉の成分や注意すべき成分、使用する歯磨き粉の適量についてご紹介します。 口臭対策に良い歯磨き粉成分 フッ素 フッ素は虫歯を予防する働きが科学的に認められている成分であり、多くの歯磨き粉に含まれています。 口の中では食事の食べカスが酸化するため、歯の表面が少しずつ溶け出します。溶けた表面には、唾液のカルシウムが表面に付着します。この際にフッ素が歯に取り込まれると、歯の表面に酸に溶かされにくい物質(フルオロアパタイト)ができ、虫歯になりにくくなります。 注意すべき歯磨き粉成分 研磨剤 多くの歯磨き粉には研磨剤(リン酸水素カルシウム)が含まれていて、コーヒーや紅茶などの色素を落とすのに役立ちます。しかし、研磨剤を使い過ぎると、研磨剤が歯の表面を削り取るために削られた部分は細い神経が露出し、知覚過敏に繋がってしまうのです。 合成界面活性剤 合成界面活性剤は歯磨き粉の泡立ちを良くする働きがあります。ですが、その泡立ちの良さは唾液を減らすことにも繋がります。唾液がなくなると口の中が乾燥して細菌が増え、舌表面に残った食べカスも酸化するため、かえって口臭や虫歯が起こりやすくなってしまいます。 泡立ちや香りなどの使用感で歯磨き粉を選ぶと、口臭予防に逆効果となってしまうことがあることを知っておきましょう。 歯磨き粉の適量とは 歯磨き粉はたくさん使用することで香りが立ち、泡立ちも良くなるため、効果的だと思いがちですが、大量に使用する必要はありません。口の中を清潔に保つには、小豆一粒大程度使用すれば十分です。 口の中を清潔に保つのは唾液であり、歯磨き粉ではありません。また、歯磨き粉をたくさん使用すると、よく磨けていなくてもミントの香りや口の中の泡立ちによってキレイに磨けたような爽快感を味わえ、舌への刺激が強いことから早く口をすすいで歯磨きを終わらせてしまいがちです。超音波洗浄器 その結果、口に食べカスが残り、口臭や虫歯の原因となります。 普段、何気なく選んでいる歯磨き粉も成分や使用量に注意することで、今まで以上に効果的に口臭予防ができます。
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ユニットバスは要注意!?歯ブラシの絶対NGな5つの保管方法

毎日、使っている歯ブラシ。歯ブラシは口の中の老廃物と細菌を取り除く道具なので、その管理をきちんとしないと衛生道具としての機能が低下するのはもちろん、健康に悪影響を与えることもあります。そこで、一歩間違えば細菌の温床になってしまう歯ブラシの、やってはいけない間違った危険な保管方法をご紹介します。お気に入り詳細を見る ■ トイレの近くに置いている お風呂・トイレ・洗面所が1体になっている3点ユニットバスでは、歯ブラシの置き場所に要注意です 出典  大抵歯ブラシは洗面所や風呂場に置かれますが、トイレの近くならトイレの水を流したときなどに水が飛び散り、本来は腸で検出されるような大腸菌などの細菌までも歯ブラシに付着してしまいます 出典  大腸菌も付着する恐怖!細菌まみれになる歯ブラシのNG保管法とは - エキサイトニュース(1/2) 食器類をトイレに保管しないのと同じく、歯ブラシもできるだけトイレから離れた場所に置くようにしましょう 出典  ■ 歯ブラシスタンドの掃除をしていない お風呂やトイレはこまめに掃除するのに、なぜか歯ブラシスタンドやホルダーはほったらかし……という人が少なくありません 出典 しかし、歯ブラシスタンドやホルダーこそ細菌・雑菌の温床です 出典 実は細菌が1億個!歯ブラシをものすごく不潔にするNG習慣6個 - ネタりか 定期的にお掃除するようにしましょう 出典 ■ 複数の歯ブラシをひとつのコップに入れている 出典 歯ブラシをコップに立てて保管している家庭をよく見かけます 出典 歯ブラシ保管!きちんとしていますか~|ハングァンホ皮膚科 複数の歯ブラシを1つのコップで保管する場合、歯ブラシの毛先が触れあわないように注意しましょう 出典 歯ブラシ保管!きちんとしていますか~|ハングァンホ皮膚科 歯ブラシの毛先が触れあうと、家族や恋人と歯ブラシを分けていても、歯ブラシを共有しているのと同じことになってしまいます…
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ホワイトニング治療中に控えたい食事とは?

ホワイトニング後は、口にした食品などの色が歯に着色しやすい状態になります。そのため、食事には細心の注意をはらう必要があります。特に控えたい食品について見ていきましょう。歯科ホワイトニング機器 控えたい食品(1):着色しやすい飲食物 ホワイトニング剤の漂白効果で、エナメル質を被う「ペリクル層」(唾液中の糖タンパクなどが歯の表面に付着して形成される薄い被膜)が除去されます。そのため、歯の表面に飲食物の色素が付着しやすい状態となっています。 ペリクル層はホワイトニング直後から徐々に形成され始め、12時間~24時間で元通りになります。よって、ホワイトニング後の24時間以内は、以下のような着色しやすい飲食物は避けるようにしましょう。 ・タンニンを多く含む物(日本茶、紅茶、コーヒー、ウーロン茶) ・ポリフェノールを多く含む物(赤ワイン、大豆、ブドウ、ココア、チョコレート、ベリー類) ・醤油、味噌、ソース(これらを使った焼きそば・焼肉・焼き鳥・ラーメンなども含む) ・からし、わさび、マスタードなどの香辛料 ・色の濃い野菜や果物 ・カレー、キムチ、ミートスパゲッティなど、色が付きやすい食べ物 ・合成着色料を使用した食品 また、食品以外に、以下のようなものを避けることも大切です。 ・タバコ(ニコチンは歯に付着しやすい) ・口紅 ・うがい薬(色素の濃いもの、特にイソジンなどのポピドンヨードが含まれるもの) ・色付きの歯磨き剤 ・液状の漢方薬 控えたい食品(2):酸性の食品 以下の酸性の食品を摂ると、「脱灰」と「再石灰化」が起こる可能性があります。具体的には、酸が歯のエナメル質のカルシウムをわずかに溶かし(脱灰)、唾液が酸を中和して口腔内が中性に戻ると、再びカルシウムが歯に戻る(再石灰化)現象です。脱灰から再石灰化までの間は、口にしたものの色が歯に付着しやすい状態になります。 さらに、ホワイトニング後はペリクル層がはがれた状態のため、そこに酸性のものを摂取すると脱灰が大きくなり、再石灰化がしづらい状態になります(歯の表面が荒れてしまうこともあります)。また、歯がしみる原因のひとつになる場合もあります。ホワイトニング直後1時間は、以下のものを避けるようにしましょう。 ・柑橘系飲料(pH3)やフルーツ ※レモンはpH2、オレンジ・イチゴ・リンゴはpH2 ・炭酸飲料(pH2) ・スポーツドリンク(pH3)や栄養ドリンク(pH2) ・ビタミンC(pH3)やクエン酸(pH1)が入ったもの ・酢(pH3)や酢を使った食品…ドレッシング(pH3)、ポン酢(pH4)、ピクルス(pH2) ・梅干し(pH2) ・タバスコ(pH2) ・ケチャップ(pH4) ・ソース(pH4) ・ヨーグルト(pH4)…
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子供の6歳臼歯が生えてくるときに起こる9つのトラブルと対応策

子供の永久歯が奥歯から生えてきたのに痛みが出たり、なかなか生えてこなかったりして心配になる方も多いのではないでしょうか。6歳臼歯は永久歯の中でも早く生えてくる歯の一つです。しかし、実は6歳臼歯は歯の生え始めの時、最もトラブルが多い歯なのです。せっかく生えてきた永久歯なのに心配ですよね。今回は6歳臼歯が生えてくるときに起こる9つのトラブルと対応策についてお伝えします。ぜひ、参考にしてください。 1.6歳臼歯とは 6歳臼歯とは6歳前後に奥から生えてくる永久歯で、第一大臼歯のことです。6歳臼歯は永久歯の中で1番か2番目に生えてくる歯で最も大きな歯でもあります。6歳臼歯は乳歯と生え変わるのではなく、一番奥の歯茎を突き破って生えてくる歯です。永久歯のかみ合わせの基準となる歯ですが、トラブルも多い歯です。 2.6歳臼歯が生えてくるときに起こる9つのトラブルと対応策 2−1.6歳臼歯の歯茎の痛み 6歳臼歯は一番奥の歯茎を突き破って生えてきます。口の中が汚い状態で6歳臼歯が生えてくると歯茎が腫れ、痛みが出てきます。 対応策 乳歯の時から口の中を清潔にし、歯茎が腫れていない状態で6歳臼歯を迎えてあげる必要があります。腫れてしまった場合は刺激の少ない洗口剤を柔らかい歯ブラシにつけて、優しく6歳臼歯や周りの歯茎を磨くと腫れや痛みが引いてきます。 2−2.6歳臼歯が噛み合う歯に当たって痛い 既に噛み合う歯が出ている場合は、6歳臼歯が出てくるときに歯茎が盛り上がり、噛み合う歯に歯茎が食い込んで痛みが出ることがあります。マイクロモーター 対応策 6歳臼歯の周りを清潔にし、経過をみます。腫れが強い場合は抗生物質の軟膏を歯茎に塗って、6歳臼歯が出てくるのを待ちます。それでも痛みが強い場合は歯茎を切開し、歯茎を噛み込まないようにする場合もあります。 2−3.6歳臼歯の虫歯 6歳臼歯は乳歯の奥から生え、歯茎から完全に出てくるのに時間がかかり、歯の溝が深いため、最も虫歯になりやすい歯です。生えた永久歯は柔らかく、生えて来る途中で虫歯になってしまうこともあります。 対応策 乳歯の時から虫歯ができない環境作りをして、6歳臼歯を迎えてあげる必要があります。虫歯は歯磨きだけで防げるものではありません。両親から虫歯菌を感染させないことやフッ素やデンタルフロスの使用によって、乳歯の時から虫歯を一本も作らないことが必要です。 虫歯ができてしまった場合、6歳臼歯が生えている途中の虫歯は高濃度のフッ素を繰り返し塗って表面を固くして経過をみます。完全に生えてきてから虫歯を削るか、そのまま虫歯を固くしていくか決定します。詳しくは「これって虫歯?削らない初期虫歯とキレイに治す虫歯治療」を参考にしてください。 2−4.6歳臼歯の変色 6歳臼歯の色が変色していることがあります。これはエナメル質形成不全と言って、歯の表面のエナメル質が弱くなっている状態です。原因は不明ですが、歯が欠けやすかったり、虫歯になりやすいことがあります。 対応策 高濃度のフッ素を塗りながら歯を強化していきます。歯が欠けてくるようであれば、歯の表面をコーティング剤で覆い、ザラザラの面を作らないようにしていきます。歯が完全に生えて、歯が強化されていくと虫歯のリスクが下がってきます。詳しくは「お子さんがエナメル質形成不全と言われたら知っておきたいこと!!」を参考にしてください。 2−5.6歳臼歯が手前の乳歯に引っかかり生えてこれない 6歳臼歯が斜めに生えてくると手前の乳歯に引っかかり、完全に生えずに止まってしまう場合があります。そのままにしておくと乳歯の根が溶かされ、早くに抜けてしまうことがあります。6歳臼歯の手前の乳歯は本来11歳くらいまで使う歯です。乳歯が早くに抜けてしまうと、その下の永久歯が生えてくる隙間がなくなり、奥歯の噛み合わせがずれてしまいます。 対応策 6歳臼歯が引っかかっている場合は部分矯正で6歳臼歯を起こし、乳歯を助けます。すでに、抜けてしまった場合は抜けた隙間を確保するために保隙装置(ほげきそうち)というものを入れます。完全に隙間がなくなってしまった場合は6歳臼歯を奥に移動させる矯正治療を行います。 2−6.6歳臼歯が出てこない 6歳臼歯が歯茎に埋まったまま出てこない場合があります。埋伏歯(まいふくし)という状態で原因は不明です。そのまま出てこない状態が続くと奥歯では物が噛めなくなり、顔がゆがんでしまう可能性があります。 対応策 矯正装置を入れ出てくるまで待ちます。出てくる隙間が確保されていれば出てくる可能性があります。しかしそれでも出てこない場合は歯茎を切開し、矯正装置を付けて引き上げます。詳しくは「永久歯が出てこない!埋伏歯(まいふくし)の対処法と抜歯法」を参考にしてください。 2−7.6歳臼歯がない…
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