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ソニッケアーで新しいオーラルケア!歯垢除去×唾液分泌の“サライバ・ケア”
オーラルケアというと、「虫歯にならないようにする」、「歯を白くする」、「歯茎を健康にする」など、“口内の清掃”がまずあげられます。口内の清掃はもちろん大切なことですが、「唾液を出すこと」や「口の周りの筋肉を鍛えること」も重要なオーラルケアであるとご存知でしたか? 唾液の分泌が少なく、口の中が乾燥していると、虫歯や歯周病になりやすく、歯を失ってしまうリスクも出てきます。最終的には、食事を十分に楽しめなくなるなど、生活の質にも影響がでてくるため、唾液の重要性を日頃から意識する必要があります。 今回はオーラルケアにおいて重要な要素の一つである“唾液”に焦点を当て、歯科医師が提案する歯垢除去×唾液分泌の新しいオーラルケア“サライバ・ケア”についてご紹介します。 唾液でお口を健康に導く“サライバ・ケア” サライバ・ケアは歯垢除去だけでなく、唾液分泌を促進することにより、お口を健康に導く新しいオーラルケア方法です。ここでは田中真喜先生が推奨するサライバ・ケアについて紹介します。光照射器 歯科 ■STEP1:サライバ・ケアのためのグッズ選び ・ブラシの種類: 手磨きブラシ・電動歯ブラシ どちらでもよいです。 ・ブラシ毛の硬さ: ふつうの硬さ…硬いと歯茎を傷つけやすくなります。一方で、柔らかすぎると歯垢を落しにくくなります。 ・ブラシ毛の形状: ブラシ面が平坦なもの…どの部分の歯と歯の間でも隙間に入りやすくなります。 ・ブラシの大きさ: 【手磨き】コンパクトなもの…歯と歯の間を細かく磨きやすくなります。 【電動】スタンダードサイズ…あてるだけでよいので歯の接地面積が広くなります。 ・ブラシヘッドの厚さ:薄いもの…口内での取り回しを行いやすくします。ラバー付きでもよいです。 ・柄の太さ:鉛筆持ちしやすいもの…余計な力が入らず、小刻みに動かしやすいです。 ■STEP2:サライバ・ケアやり方 1.歯磨き前に口をゆすぎます。 2.ブラシに水をつけます。歯磨き粉を使用する場合は、ブラシの3分の1以下の量とし、多くつけすぎないようにしましょう。 3.歯を磨くときは、鉛筆を持つように柄を持ち、唾液線「耳下腺」(耳たぶの付け根周辺部分)を刺激するため、 上の奥歯から順番に磨きます。口を閉じリラックスした状態で行いましょう。 4.仕上げに「顎下腺」と「舌下腺」を刺激する唾液線マッサージ(前頁参照)を行ってサライバ・ケアの完了です。 ≪磨き方のPoint≫ ♦手磨きブラシ ブラシを押し当てすぎず、毛先が歯と歯の間にも届いていることを意識して磨く事が大切です。 ♦電動歯ブラシ 電動歯ブラシは自分で細かく動かさずに、歯列をなぞるように歯にきちんとあてることが大切です。…
痛っ~!「口内炎」がますます悪化してしまう食品3種
疲れが溜まったり免疫が低下したときにできる口内炎。それだけでなく、食事中についうっかり口の中を噛んでしまってもできます。 口内炎ができると、日常の食事もしゃべるのも不自由になり、非常にストレスですよね。みなさんは口内炎が出来たとき、早く治すためにどの様に対処していますか? 何度も同じ場所にできると口腔がんのリスクを高める恐れもあります。早く治したいところですが、実は食事によっては口内炎を悪化させてしまうことをご存知でしょうか? そこで今回は、管理栄養士の筆者が、口内炎を悪化させてしまう食事についてご紹介致します。 ■1:刺激の強いもの 口内炎は、口の粘膜が炎症している状態。炎症している所には刺激を与えると治りも悪く、さらにひどくなることも。以下のものはなるべく避けて食べてましょう。 (1)熱いスープやコーヒー (2)辛いカレーや明太子など (3)塩味の濃いもの (4)泡の刺激が強い炭酸飲料 ■2:揚げ物など油っこい食事 細胞の新陳代謝を正常にして、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンB2。不足すると、皮膚の炎症が起こりやすかったり、新たな口内炎を引き起こします。 ビタミンB2は、納豆やチーズ、ヨーグルトに多く含まれており、口内炎の予防・回復に是非摂取したい栄養素です。 しかし、このビタミンB2は、天ぷらや唐揚げなど油っこい食事をしていると、消耗されてしまい、口内炎の治りを遅くしてしまいます。歯科用ミラー 口内炎ができているときは油物は避けるようにしましょう。 ■3:食物繊維 ダイエットや便秘予防などに持ってこいの食物繊維。しかし、ごぼう、大豆、玄米のように繊維質のものはよく噛むものが多くあります。 炎症を起こしている口内炎は腫れていることがほとんどで、口腔内では突起して歯が当たりやすい状態。ですので、繊維質をよく噛むことで口内炎の箇所を噛んでしまい悪化させるリスクが高まります。 いかがでしたか? 今回は口内炎を悪化させる食事についてご紹介いたしました。早く治すには刺激を与えない、また炎症を抑える、噛むのに苦労しない食品を摂るのがオススメです。 乳製品や大豆などのタンパク質、ピーマンやキウイなどのビタミンCに加え、粘膜を正常に保つビタミンB2や、トマトやほうれん草などに多いβカロテンを摂るようにするといいでしょう。
白い歯で美人度アップ! 歯科衛生士に聞く歯のお手入れとは?
いくつになってもキレイでいたいのは、女性なら当たり前の事。パッチリお目めや上手なメイク、きれいな髪も大切ですが、実はとっても美しさを左右するのが、歯です。 にっこり笑った時に見える白い歯は、笑顔を何倍も可愛く見せますよ! かといって、インプラントなどの義歯はまだまだ先の話。毎日できるケア方法を、歯科衛生士に聞きました。 基本アイテムはデンタルフロスと タンクリーナー 「毎日の歯磨きは勿論ですが、必ず取り入れたいのがデンタルフロスや歯間ブラシ。歯ブラシだけでは落とせない歯の隙間の汚れを落とせます。歯の隙間にたまった汚れは虫歯の元。このケアは虫歯だけではなく、歯周病の予防にもなるんです」 ちょっと面倒でも取り入れたい手軽なアイテムですね。 「また、口臭予防としては、タンクリーナーや舌ブラシ。舌の汚れをとるものです。舌の汚れを取るだけで、口臭の元になる雑菌が落とせるので、ぜひ取り入れてくださいね」 タンクリーナーはアーユルヴェーダではもっとも基本的なケア。舌にたまった食べ残しは、蓄積すると毒素となって、身体に悪影響を与えます。インドでは当たり前のデトックス方法として知られています。 磨き残しを防ぐ歯磨きの仕方 「まず、最近よく『歯ブラシは濡らさない方がよく落ちる』と言われていますが、これは摩擦が起きて歯が削れていまうのでオススメしません。摩擦を和らげるためにも、歯ブラシは濡らしてから使ってください。そして歯ブラシの圧はかけないこと。力を抜いて小刻みに、時間をかけて磨きましょう。磨く歯の順番を決めると磨き残しを防げますよ。また、食後すぐの歯磨きは避けてください。ものを食べた後は、酸がたくさん出ている状態。酸が中和する30分後くらいが良いでしょう」 歯医者さんでの歯磨きトレーニングでも同じことを言われますよね。丁寧に、力を入れずにゆっくり磨くことを心がけましょう。 「恐らくみんな興味があるホワイトニングですが、これは漂白なんです。たしかに白くなりますが、歯に負担がかかるので知覚過敏の原因にも。若いうちは特に、日々の歯磨きを完ぺきにするほうが大切です。また、ぜひオススメしたいのが、定期的に歯医者に行くことです。機械で正しく歯石を取ってもらったり、虫歯を早いうちに見つけてもらったりしましょう。早く見つかった虫歯は治療も痛くないですし、みなさんまだ若いので半年に1回で十分です」 歯を大切にすれば健康も維持できる 「歯列矯正もそうですが、外見的に美しく見える歯は、実は健康の証。虫歯を放置していれば体内に菌が入りますし、歯並びが悪ければ肩や腰への負担にも。噛み合わせが悪いと、身体のいろいろな部分に不調が出てきます。“たかだか歯”と思わず、末永く自分の歯を大切にしてください」歯科機器通販 つい面倒でサボりがちの人もいるかもしれませんが、健康維持にもつながる大切な歯磨き。デンタルフロスも舌ブラシも、手軽に手に入るので、すぐに取り入れてくださいね!
歯を見せて笑えるようになりたい!美しい歯のための3つの生活習慣
あなたは、人前で歯を見せて笑えますか? 日本は古くから、歯を見せて人前でニッコリ笑うという文化があまりありませんでした。ですので、現代でも人前で歯を見せて笑う人はそれほど多くはいません。 しかし、欧米では、他人とのコミュニケーションの基本が「笑顔でのあいさつ」。ですので、多くの人が歯を見せてニッコリ笑っている場面を見る事が多いと思います。そのため、欧米人は自分の歯の見栄えに、大きな関心がある方が多いのです。 日本でも歯を見せてスマイルする人が増えてきました! しかし、近年ではグローバル化の影響や、日本国内でも外国人と触れ合う機会が増えて来た事もあって、日本人でも歯を見せて笑う人が徐々に増えてきています。そしてそれに伴って、日本人の間でも、自分の笑顔、特に歯を見せて笑った時の笑顔に関心を寄せる人が増えてきたように思います。では、自分の歯をいつも堂々と見せてニッコリ笑えるようになるには、日常生活でどのような事に気を付ければよいのでしょうか? 一番の基本は、やっぱり「毎日の歯磨き」 笑った時に前歯が虫歯になっていたり、歯に汚れが付いていたりしていては、自信を持って歯を見せて笑うことはできませんよね。ですので、言うまでもなく、まず一番大切なポイントは、虫歯や歯周病にならないように、毎日の歯磨きをしっかり行うことです。歯を磨く際には、糸ようじやデンタルフロスなども使って、歯も歯茎も隅々まできれいにしましょう。 歯磨きをするタイミングの理想は、朝・昼・晩の毎食後。ただ、時間の無い方も多いと思いますので、最低でも1日1回は、しっかり歯磨きをする時間を作ってください。就寝前、お風呂に入りながら歯磨きをするのは、時間にも余裕があってしっかりと磨けるるため、おすすめです。 食事や睡眠をとって、全身状態を整えましょう 自信を持って歯を見せて笑えるには、歯だけではなく、歯茎の色や形も大切な要素です。最近では多くの方が知るところとなっていますが、実は歯周病などの歯茎の病気は、全身の健康状態と密接に関係があります。そのため、体調が悪くなったり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を患っていたりすると、歯茎の調子が悪くなることも考えられるのです。毎日の食事や睡眠などに気を付けて体調管理をしっかり行うことも、歯を見せて笑える素敵な笑顔には大切なポイントです。 歯科医院で、定期健診やクリーニングを受けよう! 日本人が歯科医院へ行く一番の理由は、歯がしみたり、痛くなったりと、なにか症状が出た時が大半だと思います。しかし、欧米では、歯の治療費が高額な事もあって、歯科用高圧蒸気滅菌器虫歯や歯周病などの予防意識がとても高いため、なにも症状がなくても、半年に1回程度、歯科医院へ定期健診とクリーニングのために受診する方が多くいます。 たとえば、ある統計によると、予防意識がとても高いスウェーデンでは、約7割の人が毎年必ず歯科医院へ行き、定期健診のために受診するそうです。しかし、日本ではわずか3割弱の人しか定期健診には行っていないそうです。 やはり、いくら毎日しっかり歯磨きをしていても、さまざまな要因で歯や歯茎などに異常が起こらないとも限りません。自信を持って歯を見せて笑えるような歯と歯茎を保つためには、最低でも1年に1回程度は歯科医院で検診とクリーニングをすることも大切なポイントです。
虫歯の痛みの応急処置と痛みを和らげる方法
虫歯の予防と対策 祝日や夜間では、歯が突然痛み出しても歯医者に駆け込むことができず、ただただ我慢しなくてはなりません。医師の監修のもと、そんなときに役立つ応急処置と、歯が痛いときにやってはいけないことを併せてご紹介します。 突然歯が痛み出したらどうすればいい? 虫歯で歯が突然痛み出しても、それが夜間や祝日だった場合は、すぐに歯科医へ行くことができず辛いものです。そこで今回は、虫歯の応急処置と痛みを和らげる方法をご紹介します。 応急処置 (1)患部を冷やす 虫歯の痛みは、歯の中で血液が多くなり、それによって神経が圧迫されることで起こります。氷水などで冷やしたタオルを痛い部分の頬の上から当てたり、冷水や氷などを口に含んで、患部を冷やしましょう。冷やすことで血流が悪くなり、痛みが緩和されます。ただし、あまりキンキンに冷やしてしまうのも良くありません。ある程度冷えたら、一旦冷やすのを止める。そしてまた冷やすというのを繰り返すのが良いでしょう。光照射器 歯科 (2)市販の薬を使う 歯の痛みは、市販の鎮痛剤を飲むことでも一時的に抑えることができます。痛みがピークに達してからでは鎮痛剤が効きにくくなるので、歯が痛くなりそうだと感じたら、すぐに薬を飲みましょう。ただし、痛みを一時的に抑えてくれるだけで、虫歯を根本的に治すわけではありません。できるだけ早く、歯科医で治療を受けることが大切です。 (3)口の中を清潔にする 虫歯で歯に穴が開いている場合や、虫歯で隣の歯との間に隙間が出来ている場合、そこに食べカスが詰まると、それが歯や歯の神経、歯茎を圧迫して痛みの原因になることがあります。歯磨き粉をつけずに、歯ブラシでやさしくブラッシングをし、歯を清潔にしましょう。痛くてブラッシングが難しいなら、うがい薬でうがいをするだけでも構いません。ただし、アルコールを含んでいるマウスウォッシュは刺激になる可能性があるため、使用を控えたほうが良いでしょう。 歯が痛いときにしてはいけないこと 痛みがあるときに体を温めてしまうと、血流が良くなって神経が圧迫され、痛みが悪化してしまいます。入浴はシャワー程度で済ませ、激しい運動も控えましょう。 痛みを紛らわせるために、お酒を飲みたいと思う方がいるかもしれませんが、アルコールも血液の循環を良くするため控えましょう。 痛みを取るためには、ブラッシングをして食べカスを取り除いたほうがよいとお伝えしましたが、むやみに歯をいじるのはNGです。刺激を与えると痛みが増してしまうので、ブラッシングが済んだら、なるべく痛い歯を触らないようにしましょう。
義歯を使っておられる方の食生活
歯をなくした方の食事がどのように変化するのかといった研究は、国内外で数多くなされており、おおむね一定の傾向がみられています。 表は、わたしたちが京都府立医科大学看護学科木村みさか先生の研究グループと一緒に行った研究結果です。京都府在住の65歳以上高齢者182名(男性60名,女性122名、平均年齢歳)に対して、BDHQ(Brief Diet History Questionnaire)という過去1ヶ月間にいろいろな食品をどのぐらいの頻度で食べたかを問うアンケート用紙を用いて食物の摂取状況を調査しました(Yoshida M, et al. Geriatr Gerontol Int, 2011) 。その結果を両側の臼歯部の咬み合わせが自分の歯で保たれている方(天然歯群)と義歯により保たれている方(義歯群)に分けて比較したところ、義歯群では野菜の摂取量が少なくなり、一方、菓子類の摂取量が増えていることがわかりました。また、この研究では統計学的には有意な差は出ませんでしたが、海外の多くの報告では果物の摂取量も歯を喪失した方で有意に減少していることが言われています。要するに、歯がなくなると、たとえ義歯を使用していたとしても、硬い食べ物を避けて、柔らかい食べ物を食べようとする傾向があるということです。 栄養素としてみると、いわゆる3大栄養素と呼ばれるタンパク質、脂肪、炭水化物の摂取量に、歯の咬み合わせの状態はさほど関係していませんが、生野菜や果物に多く含まれている食物線維やビタミン類の摂取は自分の歯のかみ合わせを失くして義歯を使っておられる方で、有意に少なくなっていました。歯模型 生野菜や果物はジュースにして摂取してもその栄養素は失われることなく補給できることが言われています。1日1本、野菜や果物ジュースを飲まれてみてはいかがでしょうか?義歯を使われている方にぜひお勧めしたい食習慣です。一方でその時一緒にお菓子を買わないように気をつけて下さい。義歯を使っておられる方はお菓子類の食べすぎにも注意が必要です。お忘れなく。
定期クリーニング必須? 「インプラント周囲炎」を予防する口内ケア方法
【男性からのご相談】 先月インプラントを埋入しました。これでやっと安心できると思っていたのに、「これからは定期クリーニングをしっかりしてください」と言われてしまい正直面倒です。ちゃんとクリーニングに行かないとだめですか? ●A. インプラントは入れてからが勝負! インプラント周囲炎を予防しよう! こんにちは、歯科衛生士の鈴木ハナコです。ご相談ありがとうございます。 今回はインプラント埋入後の定期メンテナンス、クリーニングの重要性についてご説明します。 ●インプラント埋入後にクリーニングをすすめられるのはなぜ? インプラントは一度入れてしまえば一生安泰、歯科 口腔内カメラというわけではありません。 しっかりとしたお手入れをしていかないと、インプラント周囲炎 という炎症を起こすリスクがあります。 インプラント周囲炎は悪化するとせっかく入れた高価なインプラントを失う危険性 がある怖い病気。 歯磨きなどの日々のホームケアの他に歯科医や歯科衛生士が行う定期的なプロフェッショナルケアを受けることでリスクを減らしていくのがオススメです。 ●怖いインプラント周囲炎とは インプラント周囲炎はインプラントの周辺に起きる歯周病のような病気。 歯周病のようにインプラントの周囲に細菌が増加することで炎症を起こし歯茎や骨など周囲の組織に影響をおよぼします。 一度でも歯茎が腫れたり、血が出たりしたら要注意! 悪化するとインプラント周囲の骨が溶け始めぐらつきが起こることも。 最悪の場合、せっかく入れたインプラントが抜けてしまったり、撤去が必要になる場合もあります。 ポイントはインプラント周囲炎が一度牙をむくと、あっという間に悪化が進行するケースがあるということ。 天然の歯は歯と顎の骨の間に歯根膜というクッションのような保護膜がありますが、インプラントはダイレクトに骨に埋まっているためこのようなケースが見られると考えられています。 大切なインプラントを失わないためにも積極的に予防していくことが大切です。 ●インプラント周囲炎を予防するために インプラント周囲炎を予防するためにはしっかりとしたホームケア と歯科医院で受けるプロフェッショナルケア を合わせて行っていくことが大切です。 ホームケアでは、できればインプラント周囲には研磨剤やフッ素が入った歯磨き粉を使わず、丁寧にブラッシングし歯間ブラシやデンタルリンスを併用しながら行います。 ケア方法はいろいろあるのでインプラントを入れた歯科医院でどんなホームケアを行った方がいいかを相談しましょう。…
歯磨きが命を左右する! 虫歯や歯周病によるリスクを知ろう
長寿の秘訣はデンタルケアにあり! 歯磨きを3日さぼると歯石になる!? 愛犬の口の中を見てみてください。 歯の根元が赤く腫れていたり黄色くなっていませんか? それはお口のトラブルが既に発生している状態です。 近頃は様々な種類のドッグフードが販売されていて、ドライタイプのドッグフード以外にも、水分量が多く柔らかい半生タイプ、缶詰やレトルトといったウェットタイプがあり、そちらの方が人気です。 また、おやつの種類も豊富で、クッキーやパン、ドライフルーツ、肉と小麦粉などを混ぜた柔らかいスティックタイプなどがあり、ついついあげ過ぎてしまうケースも少なくありません。 比較的柔らかい食べ物を頻繁に口にするようになった結果、口の中に食べかすがたまり易くなってしまいました。 そして、食べかすは雑菌のエサになります。 増殖した雑菌の塊を歯垢と呼び、これが石灰化して石のようになったものが歯石です。 犬の場合、歯石は3~5日でできると言われています。最低でも2~3日に1回は歯磨きをして除去してあげなければ、すぐに歯石ができてしまいます。歯科用無影灯 歯石がたまるとこんなことに! 歯肉炎を発症する 歯と歯の根元(歯肉)の間にはわずかな隙間があります。 この隙間に食べかすが溜まると、そこで雑菌が繁殖し、雑菌が増えると歯肉が炎症を起こして腫れます。 これが歯肉炎と言われる状態です。 歯肉炎になると痛みが起こり、吠えたり、イライラした様子を見せたり、硬い食べ物を嫌がったりします。 また、歯肉が腫れると歯と歯肉の隙間が広がります。 一旦隙間ができると、より深い場所まで隙間ができてしまい、食べかすが溜まり易くなってしまいます。 この深い隙間を歯周ポケットと言います。 歯周ポケットができるとさらに食べかすが溜まり易くなり、悪循環になってしまいます。 口臭がきつくなる 歯周ポケットができるとその中で雑菌が繁殖し、膿が溜まります。 このため口臭がきつくなります。 また、歯肉が赤黒くなり出血するケースもあります。 こうなると食事が苦痛になったり、触れられることを極端に嫌うようになり、お口のケアがとても難しくなってしまいます。 歯周病を発症する 歯周病が進行すると膿の量が増え、歯がぐらつき始めます。 また、炎症が鼻腔まで広がると鼻水やくしゃみなどの症状が出ます。 増殖した雑菌が出す毒素で歯が溶け、歯の中心部(歯髄)まで溶かされると歯髄や神経が侵され、血管の中まで雑菌が入り込んで全身に広がる危険性があります。…
ストレスが溜まると虫歯になっちゃうの?
疲れやストレスで虫歯リスク増加? 日ごろ生活していると、どうしてもストレスが溜まってしまいます。『最近疲れが溜まってきたわ~』とか『ストレス溜まってムシャクシャしてる』って言ってる方近くにいますか?もしかして貴方自身が言ってやりしますか?忙しい現代人、ストレスが溜まった状態になっている人は”虫歯になりやすい”環境に口の中がなっているかもしれませんので注意してください。 疲れやストレスを感じることで交感神経が過剰に反応して優位になり、副交感神経の働きが鈍くなります。 副交感神経というのは唾液の分泌にかかわっている重要な神経です。この神経が鈍くなることによって唾液の分泌が減少します。超音波スケーラー 家庭用 このサイトの中で何度も書いていますが”唾液”というのは歯を虫歯から守るのにとても重要です。”唾液”は酸を中和しpHバランスを維持して口腔内を中性に保たせます。これにより虫歯菌の活動を抑制させる効果があるなど大活躍です。それだけでなく自浄作用効果や歯の再石灰化にも大きく関わってきます。 ですから、その”唾液”が減少してしまうと、口腔内の環境が悪くなってしまい、虫歯の発生につながってしまうのです。
赤ちゃんの卒乳が遅れると「乳歯の虫歯リスクが高まる」と判明
子どもとのスキンシップを重視するため、あるいは子どもが泣き叫んで求めるために、なし崩し的に卒乳の時期を逃しているお母さんもいるかと思います。 しかし実は、乳歯が生えそろっている子どもに母乳を与え続けると、虫歯のリスクが高まるとご存じでしたか? そこで今回は、子どもの卒乳時期と虫歯の関係についてお伝えします。 ■卒乳の遅れは子どもの歯に悪影響 卒乳は、できるだけ乳歯の生えそろう前に行なってください。母乳には7パーセントほど、“乳糖”と呼ばれる糖分が含まれています。その糖分が虫歯菌のえさとなって、口の中の細菌が増え、乳歯の虫歯が増える可能性が高まるからです。 実際に虫歯と母乳の関係を調査した研究によると、2歳でも母乳を長期間飲んでいる乳幼児は、卒乳をした子どもと比べて虫歯が多いとわかっています。 ■理想的な時期は、乳歯が多く出てくる前 乳歯が生えてくる時期は、子どもによってかなり異なります。生後3カ月ごろから最初の歯が生えてくる子どももいれば、1歳になってようやく1本目が生えてきたという子どももいます。 そのため、“生後1年できっかりと断乳をするべき”など、時期を明示できない難しさがあります。大まかな目安は、乳歯が多く出始める前です。そのころに自然と卒乳をさせていくスケジュールが、虫歯予防の点から言えば理想的とされています。 この日に断乳と区切るのではなく、子どもの成長と歯の生え方を見ながら、自然と卒乳できるように調整できると理想的です。 ■寝かし付けながら、あるいは寝る前の授乳には注意 子どもが泣き叫ぶなど、卒乳が簡単ではない場合でも、寝かし付けながらの授乳や寝る直前・夜間の授乳には注意してください。 大人でも同じですが、夜間は唾液(だえき)の量が減るので、口の中が細菌にとって好ましい環境になります。口の中に母乳の糖分が残っていると、dentalzz虫歯菌に大量のえさを与える形になってしまいます。 以上、子どもの卒乳時期と虫歯の関係についてお伝えしましたが、いかがでしたか? 子どもの反応を見ながらつい許してしまう場合も多いとは思いますが、乳歯の生えそろった状態で母乳を与え続けると、虫歯のリスクが高まると改めて理解しておきましょう。 これから卒乳期を迎えるお母さんは、お父さんとも協力するなど、いろいろ工夫してみてくださいね。