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絶対歯石を取ったほうがいい本当の理由

歯石とは歯の周りについている石のようなものです。歯医者で歯石を取るのは面倒ですよね。しかし、実は歯石はただの石ではなく、そのままにしておけば歯が歯周病で抜けてしまう場合もあるのです。歯石は歯周病の原因である細菌の住みかなのです。今回は歯石がなぜできてしまうのか、そして取らなくてはいけない理由について詳しくお話しします。ぜひ、参考にしてください。 歯石は細菌の住みかになっていて、歯周病の原因です。歯周病になると歯茎の腫れ、出血、口臭などが起こります。特に歯茎の中の歯石は歯周病を悪化させ、強い口臭を引き起こします。まずは、歯石をしっかり取り、その後は再度つかないように定期的に除去して歯周病を予防していく必要があります。 歯は食事をする度に表面のミネラル成分であるカルシウムやリンが溶け出して(脱灰・だっかい)しまいますが、唾液の中にあるミネラル成分によって元に戻ります(再石灰化・さいせっかいか)。このように唾液の中には歯が虫歯にならないように、大量のミネラル成分が含まれています。だから、プラークが残っていると48時間で歯石になってしまうのです。 ブラシの状態も良く、短い期間で定期的に歯石を取っている方は直ぐに1回で全ての歯石を取ることができます。プラークも少なく、歯茎からの出血も少ないため、歯石も柔らかく、直ぐに取ることができます。 歯石除去は超音波の振動を与えながら歯石を粉砕して除去して行きます。特に歯茎の上の柔らかい歯石は比較的簡単に取れます。歯石はどんなに歯を磨いていても徐々に形成されていき、誰にでもできてしまうものなので、特に問題がなくても定期的に歯科医院を受診して除去してもらう必要があります。 歯茎の中の歯石除去や、フラップ手術をすると急に歯茎が引き締まり歯がしみるようになります。これは歯に歯石が付いていたことによって歯周病が進行し、歯の周りの骨が溶けてしまったことが原因です。歯石を取る前は歯石や汚れで根の周りが覆われていましたが、歯石を取ることによってお口の中に直接、歯の根の部分が露出してしまうため、知覚過敏になります。詳しくは「知覚過敏の症状チェックと虫歯との違い」を参考にしてください。超音波クリーナー 激安 歯石は唾液、プラーク、血液から出来ています。唾液は体や歯に取って欠かせないものです。しかし、プラークは歯磨きとデンタルフロスを正しい使い方で行えば防ぐことができます。プラークは24時間で作られ、48時間で歯石になります。毎日プラークを残さないブラッシングをマスターすることが歯石予防の方法です。 歯石は誰にでもついてしまうものです。そしてそれが歯周病の始まりです。歯石を定期的に取ることが自分の歯でおいしく食事をし続ける秘訣です。
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歯の「自己修復」を助ける素材が開発されたらしい

そんな発想から新たな素材の歯の詰め物が開発されました。研究者の話によれば、ゆくゆくはこれまで行なわれてきた根管治療がいらなくなるかもしれないそうです。 そもそも根管治療とは何ぞや?と疑問に思っている幸運な人たちのために、まずはその説明から始めましょう。虫歯を治療する際に歯医者さんは虫歯を削り、金やセラミック、コンポジットレジン(歯の色に彩色された詰め物)や、アマルガム(水銀、銀、銅、スズや時には亜鉛などの合金)などでできた詰め物で穴をふさぐことがあります。 しかしそういった詰め物は取れることがあり、そうなると神経や血管など歯の中心にある軟組織が感染して死んでしまいます。そして、歯は穏やかに眠ってくれるわけではありません。鈍い痛みから始まり、米GizmodoのOuellette記者がかつて「抑えがたい激情があふれ出るように」と表現したような痛みにすぐ変わります。 そうなると、歯を救うために根管治療が必要になるのです。流れとしては患者に麻酔をかけたら、歯科医は歯から神経組織と歯髄(血管など)を掻き出し、ガッタパーチャ(充填材)を詰めて全体にセメントを被せるというもので、軟組織が全部なくなることで痛みは治まります。しかし、その歯にはもはや血が流れておらず死んだ状態になります。そして本来の形を保つため、医療保険ではカバーされていませんが、ほとんどの歯科医は高価な磁器のクラウンを被せます。つまり根管治療とは痛みを伴いお金もかかるので、受けずに済むのなら受けたくない治療ともいえますね...。 今回の素材を開発したのは、ハーバード大学とノッティンガム大学の科学者チームの皆さん。彼らが開発した合成バイオマテリアルは、いわば再生型の詰め物。歯髄のなかの幹細胞の成長を刺激することで虫歯のダメージを修復できるかもしれないのです。それにしても歯が自らを修復するとは、なんと画期的な...! この素材が使われば、歯の詰め物の失敗率や根管治療そのもの数はグッと減ることになりそうです。歯模型 英国王立化学会が後援した今年のEmerging Technologies Competitionで、同チームがマテリアル部門の2位に輝いたのも納得ですね。
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虫歯予防

歯がしみる!これは知覚過敏?と思ったら

最近歯が歯磨きやうがいでしみる・・なんてことありませんか?もしかしたらそれは知覚過敏かもしれません。知覚過敏とは、虫歯でもないのに歯に痛みやしみるような症状を感じる現象のことをいいます。それでは、どういった場合に虫歯でもないのにしみる症状が起きるのでしょうか?歯科医師・岸本 佐智先生による監修記事で見てみましょう。 知覚過敏ってどんな症状? 知覚過敏とは、虫歯などの病変が起こっていないにも関わらず起こる歯の痛みのことです。たとえば、冷たい水を口に含んだ時に「ピリッ」と痛んだことがありませんか?それが知覚過敏です。 知覚過敏では、歯が痛むのはとても短い時間です。ほとんどは数秒、長くても1分以内には痛みが治まります。歯に刺激が加わった時にだけ痛みを感じるため、何も刺激が加わっていない時には痛みません。 また、知覚過敏で歯が痛むのは、冷たいものを口にした時だけではありません。 歯ブラシの毛先が触れた 冷たい飲食物を口にした 熱い飲食物を口にした 甘い物を食べた 冷たい風にあたった  など 以上のように、知覚過敏では様々な刺激が歯の痛みの原因となるのです。 虫歯じゃないのになんでしみるの? まず基礎知識として歯は外側からエナメル質、象牙質、歯髄(神経)という構造になっています。 健康な歯の通常見えている部分はエナメル質という硬い層で覆われているため、刺激を与えても痛みを起こすことはありません。しかし、通常歯茎の下に隠れている歯根の表面にはエナメル質が存在せず、象牙質が露出していることがほとんどです。 この象牙質は無数の細い管の集合体で成り立っており、歯が刺激を受けるとその管の中を刺激伝達物質が外部からの刺激を神経まで直接伝えることによって痛みとして感じてしまいます。つまり刺激をうけると痛みを感じる象牙質が外部に露出すると、ふとした刺激でしみるような痛みを感じるようになるのです。 虫歯の場合、虫歯菌によって歯が溶かされて象牙質が露出することによって痛みを感じます。 では、虫歯以外で象牙質が露出する場合、一体どういった原因が考えられるでしょうか? 知覚過敏を起こす原因は? 1.歯茎が下がって歯根が出てきた 歯周病や加齢により歯茎が下がってくると歯根が露出してきてしみるようになります。 これまでしみていなかったのに歯石を取った後しみるようになった場合もこれに当たります。 2.歯ぎしりや食いしばり 歯ぎしりや食いしばりをすると、歯茎との境目付近の歯がくさび状にえぐれることがあります。かつては歯磨きの力が強すぎて削れてできる、と言われていましたが、現在は歯ぎしりや食いしばりなどの過剰なかみ合わせの負担が原因になっていることが分かっています。 かみ合わせの異常を正すには、矯正治療が有効です。詳しくは、「歯がしみてつらい・・知覚過敏から解放される10の方法」をご覧ください。 3.歯磨きの力が強すぎる 歯磨きの力が強すぎると、歯茎が下がりやすくなり歯根が露出してきます。また、歯の表面のエナメル質を削り取る原因にもなってしまいます。 4.歯がすり減ってきたことによるもの 毎日噛んで擦り合わせていることにより、噛む面はすり減ってきます。それにより中の象牙質が露出すると、しみることがあります。 5.酸により歯が溶かされた…
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親知らずって何のためにあるの?トラブルを起こす生え方って?

「親知らず=痛い」というイメージが多くの方にあるのではないかと思います。「親知らずは抜かなければならない」とか「親知らずを抜くとひどく腫れる」とか・・たしかにあまりいいイメージはないですよね。ではどうして親知らずというものが存在するのでしょうか?歯科医師・岸本 佐智先生による監修記事で解説します。 親知らずの存在意義とは・・? 親知らずとは大臼歯のなかで一番奥に生えてくる第三大臼歯のことであり、だいたい10代後半から20代前半に生えてきます。しかし、なかにはもともと親知らずが全く備わっていない人や、必ずしも4本すべて備わってない人もいます。 また、親知らずがもともと傾いて埋まっていたり、生えるスペースがなかったりしてきちんと生えてこないケースも多々見られます。 このような埋まってきちんと出てこないことの多い親知らず、果たして存在意義があるのでしょうか? 太古の時代には必要だった? 太古の時代においては、人々は硬い木の実や硬い肉などを中心に食べていました。そのため食べる時にはよく噛む必要があり、顎の骨がそれに伴ってよく発達していたため、親知らずが生えるスペースが十分にあったといわれます。 また、よく噛まなければならないと言うことは歯を擦り減らすことでもあります。これは噛む面だけではなく、歯と歯の間の面においても起こってきます。そうすると減った分のスペースで親知らずの生える余地が十分にできた、という説もあります。大昔の人々にとって、歯は生きていくためには不可欠のものでした。ですので大人になって生えてくる親知らずには大きな意味があったのではないか、ということが考えられます。 現代の食生活には親知らずは必要ない? ところが、現代の食生活においては子供のころから調理された軟らかい物を中心に食べることが多く、あまり噛むことがなくなってきたので顎が十分に発達することができなくなりました。その結果、親知らずの生えるスペースが足りなくなってしまい、きちんと生えることができなくなるケースが増えてきました。そのために、退化現象として親知らずが備わっていない人がいるという説がありますが、これに関してはクロマニヨン人や弥生人でも欠損している状態は既に発現していた、との説もあり、意見の分かれるところです。 トラブルを起こす親知らずのパターン 1.斜めになっている、または水平に倒れている 歯ぐきから露出している場合、食べ物がはさまりやすい 歯磨きがきちんとできないことにより不潔になりやすく、虫歯や歯周病を起こしやすい 上の理由より、隣の歯にも虫歯や歯周病をおこしやすい 手前の歯を押す力が働くので全体の歯並びがずれてきたり、ぶつかっている手前の歯の根っこを吸収(溶かして)しまうことがある 2.まっすぐ生えているが歯ぐきから中途半端に出ている プラークコントロールが非常に難しいため、虫歯や歯周病のリスクが高い 3.きちんと生えているが噛む相手がいない為に伸びている 歯は噛み合う相手がいないと伸びてくる性質があり、その場合は対合の歯ぐきを噛むようになるため、口の中を傷つけたり口内炎ができる原因となる歯科用ダイヤモンドバー 食事の時など、横にすりつぶす動作をする際に異常な当たり方をするようになり、顎関節症を起こすことがある まとめ 以上、親知らずとそのトラブルについてお話ししました。きちんと生えて上下の歯も噛み合って、ケアをしっかりすれば他の歯と同じように使うことができますし、悪いことばかりではありません。問題がなければ、抜かなくていいケースもあります。親知らずの生え方、埋まり方に関しては歯科医院でレントゲンにて確認することができます。親知らずが気になる方は、まず歯科医師と自分の親知らずの状態についてよく話し合ったうえで今後どうするかを決めていくのが良いでしょう。
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その歯の痛みの原因は虫歯じゃないかも!こんなにある虫歯以外の原因

ある日突然起こる歯の痛み、憂鬱になりますよね。痛みの種類は鈍いものからずきずき鋭いもの、刺激した時のみ痛い場合や常に痛い場合と様々ですが原因も虫歯にとどまらず全く違うところからきている場合もあります。ここでは歯の痛みとして考えられる原因、病気、またそれぞれの痛みの特徴について、歯科医師・岸本 佐智先生による監修記事でご説明します。 歯が痛くなる原因、病気はこんなにある ① 虫歯 一番真っ先に考えるのが虫歯でしょう。歯に穴が開いていたり欠けていたり、黒くなっている、または詰め物が取れている場合は自分で判断がつきやすいですが、歯と歯の間の虫歯、詰め物の下で進行している場合はなかなか自分では分かりません。 ② 歯髄炎 ① の虫歯が進行して中の神経が炎症を起こした場合です。 ③ 根尖性歯周炎 根っこの先端に炎症を起こして膿をもった状態です。根っこの管の中の感染が原因で起こります。 ④ 歯の破折 歯が割れてしまった状態です。必ずしも真っ二つに割れている訳ではなく、ヒビが入った状態で多く確認されます。初期の頃はヒビも非常に見えにくくレントゲンにも写ってこないことが多い為、判断が難しい傾向があります。 ⑤ 歯茎の急性炎症による痛み 歯周病における急性発作、また親知らずの周りの歯茎の炎症などにおける痛みです。 ⑥ 噛み合わせの負担によっておこる痛み 虫歯の治療で詰め物やかぶせ物をした後など、噛み合わせが高いと噛むと痛いという症状がおこることがあります。また強い歯ぎしりなどによって異常な力が加わった場合も噛むと痛い症状が出る場合があります。 ⑦ 歯に物がはさまって起こる痛み 歯の間に物がぐっと詰まると歯の周りの組織が押されて痛みが出ることがあります。 ⑧ 歯が生えるのに伴う痛み 歯自体が生える時に歯茎をつきやぶって出てくる時の痛みはもちろんですが、たとえば親知らずが生えてくる場合に手前の歯にぶつかっていると、手前の歯が押されて痛みを出すことがよくあります。 ⑨ 矯正治療に伴う痛み…
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歯列矯正に失敗して老け顔に!? 失敗しないための3つのポイント

歯列矯正を行うときには、抜歯をするか、しないかという選択があります。 抜歯したことで歯並びがきれいになり、満足したという成功例もあれば、抜歯する必要のない歯を抜かれて老け顔になってしまった、噛み合わせが合わなくなってしまったといった失敗例もあります。 また逆に、抜歯の失敗を恐れて、抜歯なしで歯列矯正した結果、歯並びが矯正前の状態に戻ってしまうという失敗例も。 つまりそれぞれの歯の状態によって、抜歯が必要かどうかの判断は異なるということ。 歯列矯正には多大な費用と時間がかかるからこそ、失敗を防ぐために重要なポイントをまとめました。 1. 歯列矯正が本当に必要かどうかの判断をしよう 「歯列矯正をすれば芸能人のように見違えるような美しい歯並びが手に入るかも」と期待してしまう人は多いと思いますが、歯列矯正を行うことでいいことばかりが起こるわけではありません。 歯列矯正中は抜歯の痛みに耐えなければいけないし、歯に装着するブラケット装置のせいで、何かを食べるときなどに不便を感じることもあります。 また、歯列矯正にかかる費用は決して安いとはいえません。 歯列矯正を行うことで理想の歯並びになるという100%の保証はなく、もちろん失敗の可能性も。だから軽い気持ちで歯列矯正に挑戦するのはやめた方がいいかも。 2. 失敗しないために矯正歯科選びは慎重に 歯列矯正の失敗を防ぐためには、歯列矯正の得意な歯科医を選んだ方がいいのはもちろんのこと。 さらに、医師が歯列矯正に精通しているのかどうか判断する基準のひとつが、矯正歯科、小児歯科の認定医、専門医であるかどうか。 日本矯正歯科学会、日本小児歯科学会には「認定医・専門医制度」というものがあります。 歯列矯正に関して適切で充分な知識と経験のある医師を「日本矯正歯科学会の認定医・専門医」「日本小児歯科学会認定医・専門医」と認定していて、 日本矯正歯科学会の認定医・専門医の名簿一覧 日本小児歯科学会認定医・専門医の名簿一覧 から探すことができます。 この名簿を利用して近くの認定医や専門医を探してみるといいかも。 さらに、どんどん進化している医療現場の最新情報に対して、常に勉強し続けたり、学会発表するような歯科医師であれば、安心して診察を受けることができます。 3.歯列矯正のデメリットを理解しよう 歯列矯正にはもちろん、メリットばかりではありません。 失敗につながるようなデメリットがあります。 顎関節症が一時的に悪化することもある 磨かないと虫歯や歯周病になりやすい 歯根吸収をおこすこともある 体調不良や自律神経症状(頭痛、肩こり、めまい)を一時的に起こす可能性がある 顎関節症とは、あごが痛む、口が開かない、あごを動かすと音が鳴る、といった症状があらわれる慢性的なあごの疾患。…
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歯医者で行うクリーニングの6つの疑問とセルフクリーニングの4つの手順

いつまでも綺麗な健康な歯で居続けたいと誰もが思うことです。歯医者で歯をクリーニングしてみたいけど、どんなふうに行うのか、費用はどれくらいかかるのだろうか心配ですよね。 また、自宅で気軽にクリーニングは出来ないのであろうか?実は、歯のクリーニングは自宅で行うものと歯医者で行うクリーニングがあります。今回は、その2種類のクリーニングを紹介します。歯医者で行う歯のクリーニングは、見た目だけでなく虫歯や歯周病の予防もしてくれますので、是非、参考にしてください。 1.歯医者で行うクリーニングの6つの疑問 1-1.茶色くなった歯の着色は取れますか きれいに取れます。紅茶やコーヒーなどを好む人はどうしても歯の表面に着色が付きやすいものです。歯医者で行うクリーニングではきれいに着色を取ってもらえます。特に歯の表面に細かな傷が多い人は着色しやすい傾向にありますので、クリーニング後に表面の傷を修復するトリートメントを行うと、着色しにくくなり、きれいな状態が持続できます。詳しくは「気になる歯の着色を効果的に落とす方法」を参考にしてください。 1-2.煙草のヤニは取れますか 全てを取るのは難しいです。煙草のヤニは他の着色より強固にこびりついています。取ったそばからすぐにタバコを吸ってしまえばヤニは付いてしまいます。多少はきれいにできますが、全てを取り去ることは難しいです。 1-3.ざらざらする歯石は取れますか 歯石は自分で取ることはできません。歯石とは歯に付着した石のように固くなってしまった汚れで、歯周病を進行させてしまう恐ろしいものです。歯石は歯ブラシで落とすことができないので、歯医者で専用の機械を使用して取り除いてもらう必要があります。歯石は歯ぐきの根本から徐々に歯ぐきの中に入っていきます。歯石が出来たら早めに取り除いてあげるのが理想的です。歯ぐきの中まで付着してしまった歯石は麻酔をして取り除く場合もあります。詳しくは「絶対歯石を取ったほうがいい本当の理由」を参考にしてください。 1-4.クリーニングの回数はたくさんかかりますか クリーニングは1回で終わりますか?という質問をよく受けます。もちろん1回で終わらせることもできますが、1回では表面の軽い汚れしか取ってあげられないのが現状です。着色や歯石が少ない方や定期的に健診に通っている方でしたら1回でキレイになります。目安としては1年以内に歯科でクリーニングを行っていれば1回、1〜2年ブランクがあれば20代の方で2回30代の方で3回、3年以上ブランクがあれば4回を目安にして頂ければと思います。極端に少ない回数のクリーニングでは表面的な汚れしか取ってもらえていない可能性があるので注意が必要です。 1-5.クリーニングの料金はいくらぐらいですか 歯周病治療を目的とするクリーニングは、歯周病という病気を治すという目的から保険診療が適用されます。内容にもよりますが3割負担の方で3000円前後くらいです。着色除去を目的としたクリーニングは、原則的には病気ではないので自費診療になります。保険適用外になるので5000円〜20000円とばらつきがあります。実際では検診でクリーニングをしてくれて保険を適用する歯科医院がほとんどなので一度確認してみてはいかがでしょうか。歯科ホワイトニング機器 1-6.クリーニングではどんな効果が得られますか 歯の表面に付着している汚れや着色を落とすだけでも歯の本来もつ白さや輝きを取り戻せます。歯をキレイに磨き上げることにより歯表面がツルツルして爽快感が得られます。歯垢や歯石を除去することにより歯周病の進行を止められたり、口臭の予防にもなります。何よりお伝えしたいのは、手をかければかけるだけ歯は答えてくれるということです。歯周病は20代から進行します。定期的にクリーニングを行い歯石を除去して健康な歯を維持していってください。 2.自宅でおこなうセルフクリーニング いくら定期的に歯科でクリーニングを受けていても日々のお手入れをおろそかにしていたのでは意味がありません。歯も肌や髪と同じようにキレイに保つためには毎日のお手入れも大切です。歯科で行うクリーニングのようにはいかなくてもご自身で行うセルフクリーニングで歯の健康を維持しましょう。 2-1.これが肝心!歯ブラシでのブラッシング 歯ブラシは歯の表面のエナメル質や、デリケートな歯ぐきを痛めないためにやや柔らかめの物を使用してください。たまに固い歯ブラシでガリガリ磨かないと磨いた気がしないという方もいらっしゃいますが、歯ぐきが下がり知覚過敏の原因になってしまうのでおススメはしません。歯ブラシの交換時期としては毛先が開いてきた頃や1か月に1度の交換をおススメします。詳しくは「歯医者が教えるあなたに合ったおすすめ歯ブラシ」を参考にしてください。 2-2.まさにかゆいところに手が届くタフトブラシ タフトブラシって聞いたことがありますか?以外と知られていない歯ブラシです。日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパでは80%の人が使用している補助歯ブラシです。形は細めの柄に三角のブラシがついています。そのため「ポイントブラシ」とも呼ばれています。タフトブラシはその独特な形から普通の歯ブラシでは磨きにくいところが磨きやすくなっています。歯と歯の間の根本の部分や一番奥の歯の裏が特に磨き残しが多い部分なのでこの歯ブラシを使えば簡単に磨くことができます。当院がオススメするのは、プラウトという歯ブラシです。他のタフトブラシより歯垢除去力が抜群に良いと歯科衛生士の中では言われています。かかりつけの歯科で販売していない場合はインターネットで購入できます。 2-3.デンタルフロスで残ったプラークを落とそう 虫歯や歯周病の多くは歯と歯の間から始まります。しかし、日本ではまだ歯ブラシだけしか使っていない方が多いようです。歯ブラシでプラークが取れる割合は60%、デンタルフロスを使えば80%までプラークを取ることができます。残り20%は歯医者でのクリーニングです。詳しくは「歯医者は絶対やっている!デンタルフロスで虫歯や歯周病を防ぐ方法」を参考にしてください。 歯科で行うクリーニングと自宅で行うセルフケアの違い 歯科で行うクリーニング 自宅で行うセルフケア 歯垢(プラーク)除去 ◎ ○ 歯石除去…
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歯科医に聞く。歯に悪い5つの習慣「なるべく食事の間隔を3時間以上あける」

「人間は20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言います。いつまでもおいしいものを食べ続けるためには、満1歳ごろからの毎日のケアが重要です」と話すのは、江上歯科(大阪市北区)の江上一郎院長。 【歯医者さんが患者さんに言いたくても言えない7つのこと―「口紅は落として」「動かないで!」】 歯にとって良くない習慣について詳しいお話を伺いました。 ■初期むし歯は、だ液によって約3時間で修復できる 1.歯を磨かずに寝るのはNG 江上先生 歯磨きをせずに寝ると、糖分や、口内の酸素で甘味に変化する食べ残し(食物残渣・しょくもつざんさ)が歯に付いたままになります。 むし歯菌は、食べ物の糖分を栄養にして、歯の表面にネバネバした物質をつくります。そのネバネバの中にむし歯菌や歯周病菌などの細菌が住みつき、どんどん増えていきます。これが歯垢(しこう。プラーク)です。 歯垢の中のむし歯菌は、食べ物の糖質を材料に酸をつくり、次第に歯の表面のエナメル質を溶かし始めます。むし歯の始まりです。 ここで注目してほしいのが、むし歯に対抗する力を持つだ液です。だ液は細菌の働きを抑える力や、口の中の酸を中和してむし歯を修復する力を持っています。 睡眠中はだ液の分泌量が格段に落ちるため、むし歯や口臭の原因が発生しがちになります。ですから、寝る前にはきちんと歯を磨いて、口の中の糖分を完全に除去しておきましょう。むし歯対策には、毎食後の歯磨きよりも就寝前の歯磨きこそが重要です。 2.間食はミニむし歯を大きくするからNG 江上先生 食後には、歯の表面に残っている食物や糖分が、プラークの細菌によって酸となり、歯の表面がわずかに溶け出して、目に見えない初期むし歯が発生しやすくなります。 通常、初期むし歯の穴は、だ液の働きで、3時間もあればミネラル(リン酸カルシウムなど)が再沈着することで修復されます。これを、歯の「再石灰化」と呼びますが、甘いものを間食すると、その修復が間に合わずに、むし歯がじりじりと拡大していきます。 これがそのうち目に見える大きさに成長し、本格的なむし歯になるのです。 初期むし歯を防ぐためには、なるべく食事の間隔を3時間以上あけるようにしましょう。 3.喫煙は口の乾燥をまねくからNG 江上先生 たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させることはよく知られていますが、口の中にも悪影響を与えることが分かっています。 たばこを吸うと、歯ぐきや骨の血管が縮んで血液の供給が減少します。また、だ液の出る量が減り、細菌と戦う大切な役割がある白血球の機能が50%も減って、歯周組織を細菌から守る力が弱まります。さらに、治療した箇所を回復させる細胞の能力にも悪影響を与えます。 つまり、喫煙すると歯周組織の抵抗力が著しく減少して、治療しても治りにくくなるわけです。それに、喫煙者はだ液量が減ることで、歯石が歯ぐきの溝である歯周ポケットに付着しやすくなります。メラニン産生細胞を刺激して歯ぐきの色が黒ずみ、口が乾燥して口臭の原因にもなります。家庭用蒸留水器 4.スポーツドリンクは歯にとってはNG 江上先生 スポーツドリンクを飲んで長時間のスポーツをすると、ミネラルなどの栄養源は体内に吸収されます。ですが、口の中にはドリンクの糖分が残っています。時間がたてばだ液で流されますが、のどが渇いたらまた飲むということを繰り返しているうちに、糖が歯に付いてむし歯を産み出すことになります。 スポーツドリンクやジュースを飲んだあとは、必ず「水」で口の中の糖分を流すように習慣付けてください。 5.食後の歯磨き剤はNG 江上先生 毎食後に、発泡剤のたっぷり入った市販の歯磨き剤を使って歯磨きをすると、口の粘膜が荒れ、だ液分泌も減って、「口の酸性化」を促します。酸性に傾くと、間食したままの口のように、ミニむし歯ができやすくなります。 「せっかく一生懸命磨いているのに、なぜむし歯が?」と思われることでしょう。食後はだ液がいっぱい出てきているのに、歯磨き剤を使うとこのだ液の分泌が弱まります。つまようじのように、食べ残しを取り除くためだけの歯磨きのほうがむし歯対策に有効です。 マイ歯磨きセットを持参し、オフィスでランチ後歯磨きを励行していた筆者としては、がく然とする事実でした。すべてにおいて、だ液の分泌を促す習慣が必要だということが分かりました。
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第71回学童歯みがき大会、日本と世界8か国から約6万6千名の小学生が参加

ライオン、ライオン歯科衛生研究所、日本学校歯科医会、東京都学校保健会は、文部科学省などの後援を受け、「歯と口の健康週間(6月4日~10日)」に合わせて6月4日に、「第71回学童歯みがき大会」を開催した。東京都千代田区の歯科医師会館を配信会場とし、インターネットによるライブ中継を通じて日本全国と世界8つの国と地域から66,100名の小学生が参加。会場にも首都圏の小学校から約80名の児童が参加した。dentalzz ◆タイ、ベトナム、中国、香港、台湾、韓国、フィリピン、シンガポールからも参加 今年は、日本国内の1,146校にくわえ、初参加の台湾のほかタイ、ベトナム、中国、香港、韓国、フィリピン、シンガポールの海外8か国の16校を含む1,162校、66,100名の国内外の小学生が参加する、大規模な教育イベントとなった。 ◆歯ぐきの役割や大切さ、歯間清掃の重要性を理解 大会のメインコンテンツとなる「歯と口の健康教室」では、明海大学 学長 安井利一先生監修のもと「みるぞ!みがくぞ!つくるぞ元気!」をテーマに、歯ぐきの役割や大切さについて参加児童の興味をひきつつ、しっかり理解できるようなさまざまな工夫がされていた。カラダや歯と口の健康に関わる項目を自分で確認しながら進める「健康生活チェック」のコーナーや、オリジナルのうちわを使った歯ぐきに関するクイズなど、楽しみながら歯と口の健康について学習していた。「歯のみがき方ステップアップ講座」では、予防歯科のポイント「歯垢を残さず落とす」を実践するため、ハブラシに加えてデンタルフロスの使用講座も実施。参加児童たちはハブラシとデンタルフロスの使い方を学び、自分の健康は自分で守るという意識をもって熱心に取り組んでいた。なかなか知る機会の少ない「歯ぐき」のことや、毎日の歯みがきをしっかりできる方法などを楽しく学ぶことができ、貴重な経験となったのではないだろうか。 ◆健康な歯と歯ぐきで、よく噛んでおいしく食べて丈夫な身体を 今大会を終えて、ライオン歯科衛生研究所・口腔保健部部長の稲葉卓氏は「本年度は大会のメインコンテンツとなる『歯と口の健康教室』で、小学生にとって日頃気にとめることが少ない『歯ぐき』を取り上げました。『みるぞ!みがくぞ!つくるぞ元気!』をテーマに、歯ぐきの健康について理解を深め、健康な歯と歯ぐきを保つための歯みがきの方法やデンタルフロスの使い方を学んでもらいました。また、歯ぐきの観察実習等を通して、歯肉炎になりそうな時に出る歯ぐきからのサインにいち早く気付いてきちんと歯みがきをするなど、自らが行なう健康行動の大切さを伝えました。この歯みがき大会で学んだことを実行して、健康な歯と歯ぐきを守る習慣をつけていただき、よく噛んでおいしく食べて、丈夫な身体を創っていって欲しいと思います」と語った。 日本と世界8か国地域の小学生がインターネットで結ばれ、歯と口の健康について一緒に学んだ「第71回学童歯みがき大会」。大会は回を重ねるごとに参加国・参加学校が増えており、学校での健康教育行事として定着してきている。口腔衛生教育という世界共通の取り組みを、インターネットを介してグローバルに発信するという、この国際化社会において大変意義のある大会であったといえるだろう。 《リセマム 編集部》
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口角炎はうつる病気なので子供に注意して

日々の不摂生などがたたって口角炎になった時は、見た目も目立つし、ふとした瞬間に違和感があったので辛かったです。後は口さがない人から「カンジタ菌でなるんでしょう?」とにやにやしながら言われて腹が立ちました。確かに原因はカンジタ菌であるとお医者さんから言われましたが、性交渉などによるものではなく、免疫などのバランスが崩れて常在菌がおかしな働きをしたものだとも断言されています。 しかし、口角炎になった時に一番怖かったのがうつる病気だと言うことです。当時、三歳と六歳の子どもを抱えていたのですが、まだまだ母親に甘えたがりの時期で、うっかりと私の口に触れてうつるようなことがないか不安でした。マスクをして過ごしていたものの、小さな子どもですので、ふざけてむしり取ってしまうこともあり苦労したものです。 最終的には処方された塗り薬ですっかりなおったので良かったのですが、色々と気苦労が多い病気だったなと今では思います。ビタミン不足でも発症しやすいとお医者さんから言われたので、それからは気を付けています。 口角炎はうつることもある 私は幼少期にしばしば口角炎にかかっていました。しかしその症状は私にだけ表れ、家族にも親しく一緒に遊んでいた友人たちにもうつることはありませんでした。だから、これはうつる症状ではないとずっと思ってきました。 しかし口角炎にもいろいろあって、本人の体調や口の開け過ぎになどによって起こるものはうつらないが、ウィルス性のものならうつるということを最近知りました。私が子供の頃にかかっていたのは、私以外の周囲の人はだれもかかっていなかったのだから、ウィルス性ではなかったのでしょう。私は特に口元が乾燥しやすい体質だったのかもしれません。 成長するにつれて、口角炎にはならなくなりました。でも自分さえ気をつけていればいいというものでもなさそうです。乾燥に充分気を配っていたとしても、ウィルス性のが流行したらまたなってしまうかもしれません。その時のために、治す良い薬の目安などつけておいてはいますが、やはりかからないにこしたことはないので、注意深く暮らそうと思っています。 口角炎はうつるのではないかと不安に感じる時は 口の端が痛むので、鏡でチェックしました。すると、赤くただれていることを発見して驚きました。もしかしたら、他の人にうつるのではないかと不安になり、マスクを着用しました。けれど、ピリピリ痛むので、皮膚科で診察を受けることにしました。 ネットで診察を受けたところ、口角炎と診断されました。そこで、皮膚科医に口角炎はうつる可能性があるのかと質問しました。すると、細菌が原因で発症する口角炎は、ほかの人にうつる危険性があるので慎重に過ごすべきだと言われました。ならば、マスクを着用して正解だと思いました。 皮膚科では、免疫力が衰えていると発症しやすいので、体力をつけるようにとアドバイスを受けました。そこで、仕事量を減らして、プライベートタイムを充実させるように心がけました。内服薬を飲みながら、慎重に日常生活を送るようにしたら、ようやく治りましたから、本当に良かったです。念のために、完治するまではマスクを着用しました。 口角炎がうつるというのを知り対策するようになりました。 私は良く口角炎になっていたのですが、うつる事があるというのを知り驚きました。口角炎になる原因は色々ありますが、ウィルス性の場合うつる事があるようです。 我が家には小さな子供もいるので、うつってはいけないと思い、何か対策をしなければならないと感じるようになりました。直接口に触れるのが一番いけないようなので、私が口角炎になっている時は、なるべく子供との接触を避けるようにしています。特に食事の時は注意しています。 箸やスプーンを使い回したりしないようにして、うつるのを防いでいます。また口を良く手で触ってしまう事があるので、なるべく子供には触れないように気をつけます。こういった対策をしているおかげか、子供にうつった事はありません。また自分自身も、なるべく口のトラブルにならないように、食生活にも気をつけるようになりました。ビタミンが不足するとなりやすいので、野菜や果物は積極的に摂るようにしています。これだけでは大変なので、ビタミン系のサプリメントも飲むようになりました。 ウィルス性の口角炎の場合うつる事があると知りました 昔から口角炎にはなりやすく、悩まされる事が多かったです。そして、私の子供も口角炎になりやすかったので、体質が似たのかなと思っていました。しかし良く調べてみると、口角炎はうつる事があるというのを知りました。もしかしたら、子供にうつってるのではないかと心配になり、一度病院で見てもらうと確かにそうでした。 全部がうつるわけではないですが、ウィルス性の物の場合うつる事があるようです。なので、子供にうつらないように色々と対策をするようになりました。 直接口が触れるとうつってしまう危険があるの歯科機器通販で、口のトラブルになっている時は、なるべくお互い口が触れないように気をつけています。直接触れる事はないですが、食事中に間接的に接触してしまう場合もあります。なので箸などはしっかりと分けたり、同じものを食べたりしないようにします。さらに手で患部に触れないようにもしています。こういった対策をするようになって、お互い口のトラブルになる事も少なくなりました。
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