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歯の矯正で、生活も楽しく。見た目だけじゃない笑顔のメリット

新年度になれば、新しい出会いも増えていきます。そんなとき、人をときめかせたり、第一印象を左右するものの一つに、美しい歯があります。
 
アメリカでは、白くて歯並びがいいことはステイタス。ルックスを大事にする俳優は、歯のホワイトニングだけでなく、セラミックをかぶせて歯の色や歯並びを整えている人も少なくないそうです。
 
日本ではチャームポイントとされる八重歯も、欧米では吸血鬼を連想させるということで、あまり好まれていないのが実情です。
 
欧米と比べ、審美歯科は少ない日本
 
人口1,000人当たりの歯科医の数は、アメリカが1.53人で世界一。日本はその半分にも満たない0.74人です。これは欧米に比べるとまだ予防・審美歯科が少なく、治療のための歯科医が多いからだと思われます。
 
子どもの歯科矯正と大人になってからの矯正では、期間も費用も大きく変わってきます。治療には個人差が大きいので、あくまでも目安としての例をご紹介しましょう。
 
成長期の子どもの治療
 
子どもの歯科矯正(歯科矯正器具)は、永久歯が生え揃うまでの「一期治療」と、永久歯が生えたあとの「二期治療」に分かれます。
小学生低学年までの一期治療は、永久歯がバランスよく生えるように準備をするものです。高学年からの二期治療は生えたものを矯正するので、ブラケットとワイヤーで歯を固定します。
 
治療の期間は10~12か月以上、また費用は30~60万円くらいかかるそうです。
 
大人になると抜歯の可能性も
 
あごの骨が発達し終わった成人の矯正では、抜歯して歯並びを整える場合もあります。
 
見た目を気にするなら、歯の前面に見えるブラケットとワイヤーでなく裏から矯正する装置もあります。ただしブラケットとワイヤーなら80~100万円程度の費用が1,2~1,5倍になり、時間もかかります。
 
矯正のメリットは、見た目だけではありません。
歯磨きがしやすくなって虫歯になりにくいとか、かみ合わせが改善されて食べやすい、発音がきれいになるということもあるそうです。
自分が求めるものが何なのかを見極めて、まずはきちんと相談できる歯科医を見つけましょう。

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