胃から沸き上がってくるドブのような匂いの口臭の治し方とは?
仕事や生活の忙しい時期に、残業が増えたり食事が不規則になったりすると、”胃が痛くて口の臭いが気になる”という方の話をよく聞きませんか?
また胃腸科に胃の不調を訴えて診察を受けるときなども、医師は口臭を一つの基準として捉えている様です。
胃の不調で消化が十分にされなくなると胃の中で食物がとどまってしまい消化される前に発酵してしまいます。
そして発生した臭気が体内に取り込まれ血液と共に体を駆け巡ります。
肺に運ばれ呼吸と共に発散され、これが口臭の原因になります。
まれにひどい口臭(まるでドブのような腐敗臭)になってしまう方がいます。
この場合は胃の疾患が進行しており、器官の爛れなどが起きていることが考えられます。
また、40代以上の70%が感染しているといわれるピロリ菌は胃酸の中でも生きていくことの出来る菌で、胃がんリスクの大きい要因とされています。
胃潰瘍の治療(胃壁の修復など)やピロリ菌の治療(抗生物質で治せます)で長年の悩みだった原因不明の口臭が治ることもあります。
ピロリ菌の感染の有無は検査で分かりますので消化器内科などの医療機関に相談し、受けてみることが悩み解決の近道かもしれません。
胃は空腹時だとにぎりこぶし2つ分くらいの大きさですが、満腹時には12~16倍の容量まで膨らむことが出来る器官です。
食事の度に伸び縮みを繰り返します。
ハードな動きに耐えられるスーパー器官・胃ですが、だからこそいたわってあげたいですね。
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