自分に口臭があるかチェックする方法!
自分の息をいくら嗅いでも無臭ですが、それが本当に自分の口臭なのかというとそうではありません。
自分の鼻には全くの無臭でも、人の鼻には悪臭の可能性があります。
多くの人が口臭で悩む理由は、自分では自分の臭いが分からないためで、もし自分の息が自分で分かったら、もう口臭で悩むことはありません。
そのため周りに迷惑をかけていても自覚がない場合が多いので、自分に口臭があるかをしっかりチェックする必要があります。
自分に口臭があるかチェックする方法で最も確実なのは
信頼できる人に調べてもらうことや口臭チェッカーなどを使って
自分以外の人や物で客観的に確認する方法です。
しかし、これでも本当に自分に口臭があるのか信じられない場合は
口の中を自分の目でチェックすると口臭があるか判断できます。
■口の中を見るだけで口臭があるか判断できる!
口臭の原因の実に90%以上は口の中にあると言われています。
胃や腸など体の病気が原因で起こる口臭はたったの数%で、
多くは口の中にある歯や歯茎、舌などの汚れが原因で発生しているのです。
口の中で見るポイントは3箇所!
①歯茎の色
口の中でもっとも口臭が発生しやすい箇所は、汚れが溜まりやすい
歯と歯の間(歯間)そして歯と歯茎の間(歯周ポケット)です。
歯間や歯周ポケットに汚れがたまると、口の中の細菌が増えるため
口臭物質を出して口臭がすると同時に、歯茎に炎症を起こして歯茎の色が悪くなります。
歯茎から出血したり、歯茎の色がピンクではなく紫色や暗い色だと
強い口臭があると判断して下さい。歯茎の色は口臭のバロメータです。
また歯茎の色に加えて歯茎が下がっていることも要注意!
歯茎が下がるのは加齢によるものもありますが、
多くは歯周病によって歯周ポケットが深くなるために起こります。(
根管長測定器)
歯周ポケットが深くなると普通に歯磨きしてもポケット内の汚れが取れず、
歯磨きしてもしばらくすると口臭がすることになります。
舌磨きをしても口臭が気になる場合は、
歯茎の色やハリ・ツヤなどをチェックしてみて下さい。
②親知らず
親知らずは永久歯の中でもっとも遅くに生えてきますが、
他の歯と違って横向きだったり、半分歯茎に埋まった状態で生えてくるため
奥歯との間に汚れが溜まりやすく口臭の原因になります。
親知らずと奥歯の間に溜まる汚れはデンタルフロスをしても
キレイに取せないことがあり、口臭だけでなく虫歯や歯周病になることも。
口の中に親知らずが生えている本数が多いと口臭の確率は高くなりますが、
親知らずがまっすぐ生えていない場合はさらに高くなります。
③舌の汚れ
歯磨きはしても舌磨きをする人はまだそんなに多くいませんが、
舌の汚れは舌苔と言って、これも立派な口臭の原因になります。
鏡で見て舌の汚れが付いていると、口臭があると判断できます。
舌苔をキレイに落とすと口臭が改善するだけでなく、
味覚が上がり食事も美味しくいただけるようになります。
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