虫歯について
虫歯って何?
虫歯とは齲蝕(うしょく)とも呼ばれている口腔疾患の一つで、口腔内に存在する原因菌(虫歯菌)が作り出した酸によって歯が溶かされる病気です。歯周病と併せて二大口腔疾患と言われており、それほどまで私たちとって身近なものです。
年齢や性別を問わず誰にでも起こり得る口腔疾患ですが、特に子供に多い傾向があります。これは子どもの間食が多かったり、歯磨きなどのケアが不十分であったりすることが原因だと言われています。また、子供の場合は大人と比べて歯の再石灰化度が低いということもあり、虫歯になると進行の一途を辿ってしまいます。(
スリーウェイシリンジ)
虫歯を引き起こす原因
虫歯の原因となるのは、口腔内に存在する原因菌と食べ物です。虫歯の原因となる細菌は多数存在しますが、その中でもミュータンス菌がほとんどを占めています。
ミュータンス菌は食べ物の中に含まれる糖分(糖質)を栄養源としており、これを取り込むことでプラーク(歯垢)を発生させます。このプラークの中で様々な細菌が繁殖すると、歯を溶かす原因となる酸が発生します。これが少しずつ歯と溶かしていきます。間食が多かったり、糖分の多い食事ばかり摂っていたりすると、口腔内の細菌が活発に活動して酸を生成し、虫歯がどんどん進行していきます。
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