歯根嚢胞の症状
歯が歯茎から浮いている感覚
歯根嚢胞は歯の根元に嚢胞と呼ばれる膿の袋ができることで発症します。膿の量があまりにも多くなると、嚢胞が大きくなり、歯を下から上へ圧迫するようになります。
歯茎から膿
歯に侵入した細菌は歯根嚢胞を発症させた後も、歯や歯茎を破壊していきます。放置していると、細菌が歯茎に小さな穴を空け、そこから膿が漏れ出すことがあります。(
歯科ユニット)
膿は中にたまらなくなるので、先ほど説明した歯が浮いている感じや痛みも無くなり治ったかのように錯覚してしまいます。しかし、治ったわけではない上に、膿の独特な臭いが口臭を悪化させることもあります。膿が出ているかどうかを見分けるには、歯に違和感のあった部分から酸っぱい味がしているか確認しましょう。もし味がすれば、膿が漏れ出しているということです。
歯茎におでき
歯根嚢胞になると、歯茎におできのような膨らみができます。指で押すと膿が漏れ出し、口臭を強くさせてしまう可能性があるので、なるべくそっとしておくことが最善です。そして、おできのようなものがあると感じたら、歯科医院で早めに相談してみることを勧めます。
歯の痛み
嚢胞のある部分を噛むと、圧力が高まったことにより痛みが発生する場合があります。その他に、嚢胞が大きくなりすぎたため、神経を刺激し痛みが出ることも考えられます。もし痛みを感じるのなら、歯根嚢胞の可能性があるでしょう。
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