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口が渇く一般的な原因

1.きちんと噛(か)まずに食事をしていませんか?

 
噛(か)む回数があまりにも少なかったり、飲み物で流し込むような食べ方をしていたりする場合は要注意。口が渇く原因になります。唾液腺は口の筋肉が動くことで刺激され、唾液を分泌する性質があるからです。
 
きちんと噛(か)まずに食べていると、唾液腺が刺激されず、だんだんと唾液の分泌量が減っていきます。柔らかい食材ばかりでは自然と噛(か)む習慣がなくなっていくので、歯ごたえのある固いものをよく噛(か)んで食べるようにしてください。食事内容をすぐに変えるのが難しい方は、せめてガムを噛(か)むなどして口の筋肉を動かすようにしましょう。
2.眠るときに口呼吸をする癖がありませんか?
 
眠っているとき、口呼吸が主体になっていたり、口が開きっぱなしになっていたりしていませんか?起床直後に口が渇く…と感じているなら、睡眠中に口内が乾燥している可能性が高いです。
 
ただ、起きてから時間が経(た)てば気にならなくなる…という場合、それほど心配はいりません。寝ている間に体内の水分が失われるのは一般的な減少であり、誰でも多少は口内の乾燥を感じるはずです。
 
あまりに口の中に不快感があるようなら、湿ったマスクを着用して眠るなどの対処法がおすすめ。また、起きてから時間が経(た)っても口が渇くという場合、普段から口呼吸が主体になっている可能性があります。意識して鼻呼吸に切り替えられないか、試してみてください。

3.緊張・ストレスが要因のドライマウスではありませんか?
 
自律神経というのは、交感神経と副交感神経の総称です。人間は緊張状態にあるときに交感神経、リラックスしているときに副交感神経が優位になります。実のところ、自律神経は唾液の分泌量と深い関係があるのです。
 
唾液腺は交感神経優位の状態で唾液の分泌量が減り、副交感神経優位のときに唾液の分泌量が増加します。そのため、緊張しているとき、ストレスを受けているときには唾液が減少し、口が渇くのです。
 
もちろん、緊張時に唾液が減るのは普通の反応なので、一時的な症状であれば気にする必要はありません。ストレスを受けた日の夜には長めの入浴で身体を温めたり、趣味に没頭する時間を作ったりしましょう。心身ともにリラックスすることが、緊張を和らげるために必要です。自然と口の渇きも気にならなくなるでしょう。
 
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