ハンドピースの注油
歯科治療では、最も多く使われるのはハンドピースです。ハンドピースって歯を削る道具なんですが、ちょっと壊れるとウン万円の修理費がかかちゃうんです。だから、使用後、ハンドピースのメンテナンスは大切です。一般的にハンドピースを使用してから、滅菌、消毒して、患者さんに安全な環境を提供いたしますが、ハンドピースの磨耗を防止する為に、ハンドピースに注油してください。
エアタービンやコントラアングルを長く上手に使うための一番の方法は、日々の念入りなオイルメンテナンスです。特にベアリング部分の磨耗の防止と汚れの付着による不良を防ぐためには、絶対に欠かせません。オートクレーブ滅菌をされる前や、1日2回午前と午後の診療の後には、必ずオイルメンテナンスを行ってください
歯科用ハンドピース自動注油器。
注油の部位については、どうしましょう。エアーと水の回路にだけ注油していれば良いというわけではありません。ヘッド部分、チャック部分への注油も確実に行いましょう。分解できれば、それぞれの部位をオイルで通しましょう。
ハンドピースの注油を行って下記の症状が防止出来る
タービンの回転が上がらない
ハンドピースが発熱する
振動や音が大きくなった気がする
芯ブレが出てきた
などの症状を未然に防ぐために。
その他、1日2回(午前と午後の診療終了後に)、必ず注油を行ってください。30分以上の連続使用の場合には、治療の合間にも注油が必要です。また、オイル飛散を防ぐためにスプレーミスト吸収パックをご使用頂くことをお勧めします。
ハンドピースをワンタッチでセットするだけで油で手を汚さず簡単にメンテナンスができ、
手作業による注油・洗浄のバラツキがないのでハンドピースの寿命の大幅な向上が期待できるそうです。
タービン、ハンドピースの従来持っている性能を十分に発揮できそうです。
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