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白い歯は美しい? ホワイトニングの前に知っておきたいこと

こんにちは、保健師のわたげとです。歯ブラシや歯磨き粉のコマーシャルに登場する美人は、みんな真っ白な歯をしています。アナウンサーや女優さんたちも。白い歯には清潔感・教養の高さ・健康感――など、いろいろなプラスイメージがあります。「私の歯なんか黄色いなあ、タバコ吸っていないのに!」とショックを受けたことがある人も多いはず。

でもこれ、メディアにだまされてるって知ってました?
 
「白い歯=健康な歯」ではない!!
 
筆者が仕事でお世話になっている歯科衛生士さんによると、テレビで見るような白い歯から受けるイメージは「不自然」「みっともない」「おすすめはしません、自分の歯が一番!」とのこと。驚きですよね。これは、テレビに映る彼らの歯は、生まれながらにして持っていたものではないからなのです。
化学的に脱色(ホワイトニング)し白くしているか、自分の歯の表面を薄く削ってラミネートベニヤと呼ばれる白くきれいなハリボテの歯を貼りつけているのです。人によっては、よく見える前歯だけを白くして、奥歯は自分の歯の色のままのことも。大きな口を開けたときによく見てみると色の違いがわかって、ますますぎょっとしますよ。
 
歯を白くすることのメリットとデメリット
筆者は恐ろしくてデメリット一覧を直視できません。しかも、一度削ってしまった歯はとり返しがつかない。もとの自分の歯には戻らないのです。そのことに悩んでおられる若い女性もたくさんいるとのこと……。
 
ホワイトニング・ラミネートベニヤのメリット
・ 美しく見える
・ 知的に見える
 
ホワイトニングのデメリット
・ 知覚過敏(歯がしみる・痛い)を引き起こしやすい
・ 色が戻りやすいため、継続ケアが必要
・ 一度で終わらないため面倒、費用がかさむ
・ 白さに限界がある
 
ラミネートベニヤのデメリット
・ 薄いとはいえ健康な歯を削る
・ 割れやすいので、やり直しが必要なことも多い
・ 費用が高額
・ 薄いので、希望の歯の色になりにくい。希望をかなえるためには厚く削る必要があることも
・ 歯医者さんによって上手下手が激しい
・ 最悪の場合、失敗して神経を抜くことになることも
 
結局、自分の歯を健康に保つことが大事
 
健康美っていう言葉があるように、健康な歯が一番きれいです。「あっ歯みがきし忘れたけど、ばれないでしょ! うがいで済ませよう」なんてお出かけしちゃうことありませんか? 歯垢がついていると輝きがなくマットに見え、正直汚いです。キレイに磨かれた歯はつやつやしていて、光っています。もし黄色くても、若く健康に見えます。
自分の健康な歯をたくさん持っておくことも大事。みなさんも一本や二本、治療した歯をお持ちだと思います。歯は人の手が入った時点で、弱くなっています。その歯のまわりから歯周病や虫歯になりやすいし、かみ合わせの異常も起きやすいんです。人の手が入っていない健康な歯を保つためにも、ていねいな歯みがきを心がけましょう。
 
それでも、歯の色が気になる!
歯の着色にはステイン、薬剤の二つの原因があります。飲食後すぐに口をゆすいだり歯みがきをすること、また一日に一回は研磨剤の入った歯磨き粉を使用することで、人並みの歯の色になれます。3~4か月に一回歯科でクリーニングしてもらえば、残った着色もとってもらえます。もちろん喫煙している方は禁煙することで、歯も歯茎も健康な色をとり戻しますよ。薬剤性(テトラサイクリン系)なら、まず歯医者さんで相談してみましょう。ウォーターピック
できることは全部やった、それでも気になるというならば、十中八九気にしすぎ。肌の色が白い方は歯の色が黄色く見えることがあります。歯だけを見ると同じ色でも、日焼けした濃い色の肌の方は歯が白く見えるものです。
また、日本人の平均の歯の色は「やや黄色い」~「黄色い」程度と言われています。気にしすぎてホワイトニングに手を出してしまわないように、鏡を見て「日本人の歯は黄色い」と三回唱えることにしましょう。

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