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「美しい歯並び」になる食べ方は?

ニッコリと微笑んだ時などに、ちらりと覗く白い歯。これが意外と、人の顔の印象を左右している気がするのは筆者だけだろうか? やはり、歯並びがきれいな人というのは、清潔さを感じさせるもの。大人になってから歯の矯正に乗り出す人も多いのは、こうした印象面の向上を狙ってのことだろう。

 
そういえば子どものころ、食べ物をよく噛んだり、硬いものを噛む習慣をつけると、歯並びが良くなると教えられた。これって本当なのだろうか? あおぞら歯科クリニックの岡田崇之院長に聞いてみた。
 
「これは部分的に事実といっていいと思います。歯並びというのは主に、歯の形や大きさと骨格で決まります。いずれも遺伝によるところが大きいですが、骨格はそれに加え、環境要因に左右されるもの。はっきりと証明されている分野ではないのですが、食べ物をよく噛むことで、内側に傾いていた歯が正しい配列に改善されたという報告もあります」
 
岡田先生によれば、咀嚼の動作に必ずついてくる、舌が歯を押す動きが、歯並びを整えるのだという。
 
「通常、何かを咀嚼したり、ごくんと飲み込む瞬間は、舌が歯を内側から押し出し、唇が歯を内側に押しこむかたちで力が働いています。成長期に物をよく噛んで食べることが、歯並びの矯正に効くのはこのためです」歯科矯正器具
 
逆に、子どものころに指しゃぶりや口呼吸などの癖がつくと、歯並びを整えるための力が働かず、歯列の乱れにつながると岡田先生は指摘する。
 
「また、猫背など姿勢が悪いと、物を噛む位置が微妙にずれてしまい、やはり歯並びの形成に影響を及ぼします。不自然な方向に力がかかるという点で、うつぶせ寝の習慣も同様ですね」
 
大人になってからの歯列矯正には、少なからずコストがかかる。せめて、まだ見ぬ我が子には、あらかじめ上記の点に注意してやりたいものだ。

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